ズルカンの『看護師メシ』
2020.5.11
カレーを無性に、食べたくなるときがある。
一度思い立つと、もう満たされるまで解消されない。
レトルトカレーでもいいのだが、なんだか違う。
自分好みの具材を、自分好みの大きさにして、自分好みの辛さで、肉をたくさん入れたいのだ。
“今夜はカレー作るか。”となって、買い物に行くと大体高まりすぎたカレー欲のせいで、「カレーならたくさんあっても大丈夫。食べられる。」
という謎の自信がついているのが厄介だ。
また野菜を袋で買うため微妙に野菜を余らせるのも嫌なため、私は全て料理する。(ジャガイモ1個だけ残しておくだなんて、むしろ使い道を聞きたい。)
そのため、一人で合宿中の部活生のような量のカレーが出来上がっていた。
……そして、3日目以降から苦しみだすのだが、毎回わかっていても1?2ヶ月に1回はこの過ちを繰り返しつづけるのだった。
【『看護師メシ』バックナンバー】
『看護師メシ』vol.3 ~休憩室を襲う「カップ焼きそば」~
『看護師メシ』vol.4 ~特別感がある「パン屋さんのパン」~
【プロフィール】
中山有香里
看護師?イラストレーター。著書に『ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術『悲しいくらい人に聞けない看護技術』(メディカ出版)
Twitter:@musashi_0303
Instagram:@zurukan.yukari33
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