命を守る医療従事者を守る仕組みづくりに尽力【NPO法人まもるをまもる】

2020.7.27

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◆はじめに

NPO法人まもるをまもるは、命を守る医療現場で働く方を守るための活動をしている団体です。目の前の命を守るために自己犠牲をも惜しまない方たちを守りたいという想いから、2018年に誕生しました。本記事では、同団体の概要やプロジェクト内容などを紹介していきます。

 
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◆NPO法人まもるをまもるとは

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画像提供:NPO法人まもるをまもる

NPO法人まもるをまもるは、臨床工学士やインダストリアルデザイナーを中心としたメンバーによって設立されました。「命をまもる人をまもる持続可能な社会の実現」を使命に、「evaGraphy」の企画・運営やワークショップ・講演の企画・運営、医療従事者の健康と安全を守る製品の開発支援・販売、災害支援事業などを実施。医療現場で発生する問題の可視化や解決につながるさまざまな活動を展開し、命を守る方が安心して働ける環境づくりに貢献しています。
同団体は、医療現場で発生した問題を可視化する医療従事者たちを、「EVAGrapher(エヴァグラファー)」として登録。EVAGrapherが投稿した写真や動画、文章、アイデアなどの知的財産権および著作権を保護する活動も行っています。医療従事者はもちろん、命を守る仕事に関わるすべての方を守る、新たな仕組みをデザインしている団体です。

◆evaGraphyとは

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画像提供:NPO法人まもるをまもる

「evaGraphy(エヴァグラフィー)」は、医療従事者たちが現場の問題解決に向けて連携するためのWebプラットフォームです。医療現場で生じた、文字だけでは伝わりにくい問題をEVAGrapherが写真に撮ってアップすることで、課題の可視化や共有が可能。evaGraphy内に蓄積された写真やコメントは問題改善のために活用され、作品を提供したEVAGrapherにはインセンティブが与えられます。医療現場の積極的な問題解決を後押しする、新しいかたちの仕組みです。

同団体は新型コロナウイルスの流行を受け、2020年4月に「コロナ対策ニーズソン」を開催。新型コロナウイルスの最前線で働く医療従事者の講演やグループ討論などを行った結果、具体的な対策アイデアがいくつも生まれました。実際にここから医工福連携プロジェクトが動き、商品開発が行われたケースもあります。こうした背景から、同団体は企業とともに今度の対策をさらに検討・展開するべく、evaGraphyに新型コロナウィルス特設サイトを無償でオープン。急務である医療従事者と企業との連携強化および、新型コロナウイルス感染症関連の課題解決に向けた活動の拡大に努めています。

◆過去プロジェクトのご紹介

・マインドフルネスを届けるプロジェクト
新型コロナウイルスの流行によって医療従事者はさまざまな対応に追われ、大きなストレスを抱えています。このプロジェクトは、そんな医療従事者や医療を支えたい方に「マインドフルネス」を届けるべく、2020年6月に開催されました。「マインドフルネス」とは、「はじめて何かをするときのような気持ちで、今この瞬間を楽しむ。」生き方のこと。マインドフルネスな状態は、瞑想やストレッチ、ジャーナリングなどのトレーニングを繰り返すことで維持しやすくなると言われています。今回のプロジェクトではマインドフルネストレーナーを講師に招き、参加者にマインドフルネスを体験してもらいました。

◆詳細情報

同団体についてさらに知りたい方は、下記URLをご覧ください。
NPO法人まもるをまもる
https://mamoru2.com/index.html

 
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