看護師の申し送りは、口頭によるきめ細やかな情報交換ができる一方で、時間がかかってしまい、その間にもナースの業務が発生することがあるため、不十分な伝達のまま勤務に入らねばならない情況もあるという問題点を抱えていました。
そんな中、電子カルテを導入し情報を共有したり、残業を減らす試みの一環として申し送りを廃止したりする医療機関が増えてきました。
その結果、自分自身(個人)で行う情報収集が、今まで以上にとても重要になっています。
情報収集がしっかりできていなくては、適切な看護を行うことは難しいでしょう。
しかし、真剣に情報収集を行うほど、多くの時間がかかってしまい、申し送り廃止の意味がなくなってしまいます。
では、情報収集をどのように行ったら、効率良くできるのでしょうか?
今回はデキる看護師が実践する【情報収集】の秘訣をご紹介したいと思います。
申し送りがなくなっても、看護師の勤務交替時には「何か特変あった?」など、挨拶代わりに情報交換・情報収集をしていることでしょう。看護師同士のコミュニケーションから得る情報はとても重要。
普段からコミュニケーションの取りやすい人間関係を構築しておくことが、より良い情報を収集するための大事なポイントです。
申し送り以外で、入り前にしておける情報収集の有効な手段は、カルテや看護記録のチェックです。
「変更されたドクター指示」や「新しくなった看護計画」など、勤務に入ってしまう前に把握しておくことで、慌しい時間帯であっても、現状を把握し、対応することができます。
記録に残された数値はもちろん大事ですが、それだけでは患者さまのリアルな状態は掴みづらいものです。看護師は出勤したら、まず一度はベッドサイドに伺うことが大切。
勤務に入った際は、患者さまへの挨拶と同時に、患者さまのことを観察し、情報収集を行ってください。実際に患者さまを見て、声かけをすることで得られる情報は、看護師にとってとても有益です。
情報収集を効率化するもっとも有効な秘訣は、「情報の優先順位を瞬時に、正確に、判断できるか」にあります。
「何が重要なのか?」を瞬時に判断できるようになるには、何より経験が必要です。
また、経験の有無にかかわらず、自分自身の知識を増やすことで、正しい判断をすることができます。
看護師は、日々勉強ですよね。【情報収集】はすべての看護の基礎です。多忙な中でも、効率よく、正確で、十分な情報収集が行える看護師でいられるよう、ここにあげた【情報収集】の秘訣を役立てていただければと思います。
看護師としての仕事をきちんと行うためにも、情報収集に力を入れたいと考えている看護師さんは多いでしょう。
しかし、激務や職場環境によってはうまく回っていないということもあるのではないでしょうか。
自分の努力だけでは改善できない場合は、ストレスが溜まってしまい、仕事に影響を及ぼす悪循環になりかねませんよね。
そんな悩みがある場合は、人間関係が良い、システムがしっかりしているなど、より仕事にやりがいを感じられる職場への転職を考えてみてはいかがでしょうか。
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