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看護師さんに紹介したい団体まとめvol.2

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◆はじめに


世の中には、長期入院で不安を抱える子どもや、きょうだいが病気で寂しい思いをしている子ども、心身への暴力によって傷ついている方などが存在しています。しかし、その多くは痛みを心の中にひた隠し、周囲に助けを求められずにいます。今回は、そんな人々に支援の手を差し伸べるために尽力する団体を紹介します。興味がある看護師さんは、その活動に参加してみてはいかがでしょうか。


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◆日本ホスピタル・クラウン協会とは


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NPO法人日本ホスピタル・クラウン協会は、「ホスピタル・クラウン」に関する活動を行っている団体です。ホスピタル・クラウンとは、クラウン(道化師)が小児病棟を定期訪問してパフォーマンスする活動のこと。おどけて失敗する姿で笑いを誘うクラウンのパフォーマンスを通し、不安な入院生活を送る子どもたちに笑顔と元気を届けています。また、子どもたちだけでなくその家族や病院スタッフにも働きかけることで、病棟全体の雰囲気を明るくする狙いもあります。いずれは日本すべての子ども病院や大学病院、国立・市立病院などにクラウンを派遣できるよう、普及活動に努めている団体です。

病院での活動を行うクラウンは、ナーバスになりがちな子どもを傷つけないよう慎重に活動する必要があります。そこで同団体は、病院という特殊な環境に対応できる人材を育成すべく、契約病院で活動するクラウンの認定制度を導入。クラウン希望者に面接や性格診断テストなどを実施し、適正があると判断した方への養成講座を実施しています。養成講座受講後に病院での研修を実施し、協会スタッフによる認定を受けた方に、クラウンとしての活動を許可。認定後は、年に1度の全体会議で一定レベルの技術と継続意思が確認できれば認定を更新しています。

◆ホスピタル・クラウン養成講座


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ここでは、「ホスピタル・クラウン養成講座」の様子を紹介します。
ワークでは、自身のキャラクター性を把握し、それをどう表現していくかをさまざまな手法を通して模索。感じ取った相手の感情に自分の感情を乗せてストーリーを制作し、短編作品として発表しました。

病院での活動を念頭に入れたワークを実施。 クラウンの歴史やジャグリング、バルーンアート、メイク、衣装、ショーの構成、病院での注意点、クラウンへのスイッチ方法など、現場での活動を視野に入れた実践的な技術を学びました。

あるワークでは、無防備な状態のときに人が近付いてくると、速さや表情、角度、高さなどをどう感じるのかを実際に体験。相手の立場にたつことで、自分の動きがどんな印象を与えているのかを認識できたようです。

こうした講座を通し、参加者は子どもたちに寄り添える素敵なクラウンになるための方法を学んでいます。

◆詳細情報


NPO法人日本ホスピタル・クラウン協会
http://hospital-clown.jp/


◆NPO法人レジリエンスとは


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NPO法人レジリエンスは、DVや虐待、いじめ、パワハラ、モラハラなどがもたらす心の痛みやトラウマに焦点を充てた活動をしている団体です。人が人を傷つける原因や暴力による影響、傷つきからの回復方法、自分や他者を尊重にしたコミュニケーションなど、さまざまなテーマの講座・研修・ワークショップを実施しています。さまざまなバックグラウンドを持った女性たちが集まり、より良い人生を歩むための力を育んでいます。

◆活動内容


・SAFERプログラム


性暴力被害者に何らかの支援を行う方たちに向けた研修「SAFERプログラム」を実施。研修を通して性暴力や性虐待についての理解を深めるとともに、被害者の視点に立つことで支援者同士の連携力もアップするような講座を心掛けています。

・こころのcareダンス・ワークアウト


逆境に立ち向かうサバイバーさんやその支援者のセルフケアとして、多重迷走神経理論のテクニックと動きを盛り込んだ「こころのcareダンス」を公開。深呼吸や手足の曲げ伸ばしといった、シンプルな動きが特徴です。

・こころのcare講座


DVのかたちやトラウマへの対処法、人との境界線、最適なコミュニケーション方法などについて考え学ぶ「こころのcare講座」を開催。サバイバーさんたちが安心して自分の心を整理・理解できるよう努めています。また、オンライン講座も実施。対面講座・オンラインともに、当事者だけではなく支援者や医療関係者の参加も増えています。

・ピアサポートグループ


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「こころのcare講座」に参加し、他の参加者とただ話したり聞いたりすることを希望している方のためのグループを作りました。安全を確保するため、グループに参加できるのは女性のサバイバーさんのみとなっています。

・ファシリテーター養成研修


同団体はDVやトラウマ、エンパワメントなどについて学ぶ「こころのcare講座」をさまざまな地域で開催できるよう、ファシリテーター(進行役)の養成研修を実施。ファシリテーター希望者は年3回2日間ずつ行われる養成研修で、ファシリテートのポイントを学びます。修了すると、ファシリテーターとして居住地域にてワークショップや講座などを行えます。

養成研修では、心の回復に役立つさまざまなテーマのポイント・留意点を、実際にファシリテートを体験しながら学習。ファシリテートするために必要な経験の掘り起こしを行い、講座での活用を目指します。参加者のために留意すべき安全面や、参加者自身に答えを探してもらうための講座の進め方についての話もあります。資料や会場手配、アートセラピー材料の準備、参加費の受け取り方法など、講座の運営に関する情報を得ることも可能です。

◆詳細情報


NPO法人レジリエンス
http://resilience.jp/


◆NPO法人しぶたねとは


NPO法人しぶたねは、病気のある子どものきょうだいをサポートしている団体です。病気のある子どものきょうだいは、不安や寂しさ、悲しみ、罪悪感などのさまざまな感情を抱くことがあります。保護者も病気の子どものケアに精一杯で、なかなか手を差し伸べられず悩んでいる現状です。同団体は、そんな思いを抱えるきょうだいや家族への支援の輪を広げるべく活動を開始。ワークショップやzoom企画、病院でボランティア活動、講演、小冊子の配布などを行い、きょうだいたちをサポートしています。

◆きょうだいさんのための活動


ここでは、同団体の活動の一部を紹介します。

《きょうだいさんのための場所》


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病気のある子どものきょうだいが主役になって仲間と遊ぶワークショップ「きょうだいさんの日」を開催。小学生向けプログラムや、きょうだいと保護者が過ごすプログラム、中学生以上向けプログラム、出前きょうだいさんの日など、さまざまな企画があります。また、病院内にきょうだいの居場所をつくるべく、面会中の保護者を待つきょうだいと過ごすボランティア活動も行っています。

《zoom企画》


病気のある子どものきょうだいたちのために、金曜日の20時から約30分、シブレッド(きょうだいのためのヒーロー「シブレンジャー」の赤)によるzoom企画を実施。子どもたちはzoomをつなぎ、自己紹介したり1日の出来事や悩みを話したり、しりとりしたりして過ごします。コロナ渦で外出できない状況のなか、不安を抱える子どもたちに安心できる場を提供したいという思いから企画されました。

◆SiblingsDay(きょうだいの日)


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病気や障がいのある子どものきょうだいの中には、つらい気持ちを抱えたまま不登校になる子や、大人になっても生きづらさを抱え続けてしまう子もいます。同団体は、そんなきょうだいを社会全体で支える動きが広まるよう、「きょうだいの日(SiblingsDay)」に合わせて啓発活動を実施しています。

「きょうだいの日」は毎年4月10日に開催される、兄弟姉妹の関係を称えるための記念日です。アメリカ合衆国では広く知られているイベントで、きょうだいたちは写真を撮ったりプレゼント交換をしたりして互いの存在を称え合います。日本でも2019年に200人以上の発起人とともに制定されました。同団体は「きょうだいの日」を広め、この日を兄弟姉妹が想い合う日であるとともに、病気や障がいのある子どものきょうだいに応援が届く日として定着できればと考えています。

◆詳細情報


NPO法人しぶたね
https://sibtane.com/



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