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「看護師定着に向けた5つのノウハウとは?」【イベントレポート】 (株)エピグノ・レバレジーズメディカルケア(株)

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2020年9月10日、同年8月に業務提携を開始した(株)エピグノレバレジーズメディカルケア(株)が共同で、「看護師定着化に向けた5つのノウハウ」について語るWebセミナーを開催しました。当日は看護師歴25年、様々な診療科を渡り歩き、豊富な実践経験を持つ(株)エピグノ メディカルチームの宮尾 達也(みやお たつや)氏が登壇。看護師の不足問題を始め離職の原因、看護師定着化の実践ノウハウ、それをサポートするITツール「Epignoナース」などを解説し、日頃、看護師の離職防止や採用に取り組む参加者に、課題解決のヒントを提供しました。


■会社概要
株式会社エピグノ
医療機関へ向けた経営改善・働き方を支援するソフトウェアを開発。病院、訪問看護・介護事業者におけるナース定着を支援する「Epignoナース」、手術室マネジメントシステム「Epignoオペ」を提供している。

レバレジーズメディカルケア株式会社
看護師向け人材支援サービス「看護のお仕事」と介護職向け人材支援サービス「きらケア」を提供。看護師と介護士の定着支援までを担う。医療・介護を支える人たちが抱える課題解決をサポートし、誰もが安心して医療・介護を受けられる社会の実現を目指している。


■近づく2025年問題、看護師不足のなか求められる現場の変革

セミナーは、迫りくる2025年問題の解説からスタート。宮尾氏はまず、「2025年になると団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、国民の4人に1人が高齢者になる計算。中でも医療、介護、社会保障の問題が、我々の業種に大きく影響してくる」などと述べました。

さらに、2025年には医療・介護業界では看護師が最大27万人不足するという厚生労働省の調査結果に言及。背景には、高齢化やコロナウィルス拡大による看護ニーズの増加と多様化、終末期を自宅で迎える高齢者の増加があると語り、次のように呼びかけました。

「看護師不足のなか、業界は変化の時を迎えている。看護師のキャリアデザインという点で、今まさに病院や施設、訪問看護の仕組みにおいて、何らかの提案が求められている。分かっているのは、確実に看護師が減っていくということ。それを踏まえて例えば現場の業務効率の改善など、様々な問題にどのように向き合っていくかが大事になる」(宮尾氏)


■看護師7つの離職原因。あなたの職場にいくつ当てはまる?

続いて宮尾氏は、看護師が離職する7つの原因について解説。『評価の不平等性』や『教育の欠如』『多忙で直接(新人看護師の)ケアに時間が割けない』『スタッフのモチベーション/エンゲージメント状況に無頓着』などといった理由を挙げました。

例えば『評価の不平等性』については、「看護師ががんばっている姿が評価されにくい状況があり、その結果、不平等感を感じているケースが挙げられる。解決には、スタッフの働きや能力を可視化し、評価することが有用」だと説明。

クリニカルラダーの活用に加え、臨床行為の評価や社会人基礎力の評価を組み合わせることで、客観的な評価を実現できるとし、「これからの時代、より戦略的にスタッフのノウハウや知見を評価し、抱えていく必要があるだろう」と語りました。

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▲自分の職場にいくつ当てはまるのかチェック。そして後輩や同僚の離職防止に生かしましょう。


■看護師定着のための5つのノウハウ~業務効率化からモチベーションマネジメントまで

さらに宮尾氏は、看護師定着を実現させるには管理者のスキルも重要だとする一方で、施設により管理者になるまでの道のりや管理者育成システムの厚みも異なる現状があると指摘。「管理者育成の全体図を把握しておけるプラットフォームが重要になるのでは」と述べました。

そして看護師の定着化を実現できる5つの考え方を紹介。
『1.業務の簡素化・集約化』『2.人間関係の構築や改善』『3.モチベーション・エンゲージメント状態を定期的に測定』『4.個々人の教育や評価への徹底したケア』『5.個々人の生活の根本となるシフトの公平化』を挙げました。

「なかでも1.は一番外せないところ。かつて働いていた大学病院では患者様の属性情報やナースの申し送り情報、入院中の検査案内やスケジュール管理、退院案内を一括管理するITツールを作って実際に運用させて頂けた。当時の上司がやらせてくれて、リーダー作業の効率化やメンバーとの情報共有などを効率化できた」(宮尾氏)

また宮尾氏はITツールの活用により、シフトを見える化して一部の看護師だけに負担がかからない平等な勤務表を作成できたり、アンケート等を用いて定期的に看護師の心理状態を確認できたりすると説明。さらに、看護師の能力測定やそれらを踏まえたスキル管理などが可能になり、その結果、看護に専念できる時間も増えると述べました。

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▲ITツールを活用することで申し送り情報やスケジュールなど一括管理が可能。看護師の働き方改善にも繋がります。

「看護師不足や看護師離職の問題を前に、ITツールを利用し、最終的には全てのスタッフが公平な視点で評価され、管理者、スタッフ間でその内容が日々共有されていくべき。看護師がそれぞれの立場で充実感や誇りを持ちながら、例え突如、体制を縮小するような変化が訪れたとしても、質の高い看護が継続できる、そんな体制が実現されることを望んでいる」(宮尾氏)

最後に宮尾氏は、看護師のスキル見える化や、それぞれにあったキャリア共有、モチベーション状態を計測できるITツール『Epignoナース(https://www.epigno.jp)』を紹介。
「様々な看護業務を効率化できるツールなので、ぜひ看護師定着化に向けた1つの手段として、活用していただきたい」と呼びかけました。


■参加者からの声
Webセミナー後、参加者からは多くの「役に立った」という声が寄せられました。

「現在の現場の状況を客観的に振り返ることができた」
「看護師の離職理由について、改めて考えさせられた」
「現役看護師からはなかなか聞けないデリケートな部分の話を聞けて、興味深かった」

など、多くの参加者が本セミナーから看護師定着のヒントを得たことが伺えました。


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