1週間の医療ニュースをまとめてお届け!『看護のお仕事ニュース』(2020年10月29~11月6日)

2020.11.6

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医療・介護系のニュースを1週間分まとめ、要約・考察してお届けする『看護のお仕事ニュース』。最新のニュースをサクッと知れるように随時更新していますので、ぜひチェックしていくださいね。
今週1週間分のニュースはこちら!

給与、残業ともに前年同月よりも減少へ

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参照元:毎月勤労統計調査 令和2年8月分結果速報(厚生労働省)

【3行解説】
◆実は厚生労働省は、毎月給与、勤務時間を調査して地味に発表している
◆最新の8月の結果は現金給与総額は273,263円(前年同月比-1.3%)、残業時間は8.6時間(13.1%減)となった
◆新型コロナの影響で全体の支出がマイナスになっているのが影響していると見られている

 
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ケアマネ資格でキャリア安定するかも。受験者微増も国家資格必須による大幅減傾向は変わらず。

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参照元:「介護倒産」過去最悪ペース(高齢者新聞)

【3行解説】
◆厚生労働省が11月2日に介護支援専門員実務研修、要はケアマネの受験者数を発表。新型コロナがあったものの、昨年より約5400人増加の約4万6500人だった。
◆だが、2018年に受験者資格が引き上げられて「国家資格がないとだめ」となった影響で13万人から半分以下になっているという水準に変わりはない
◆ケアマネは介護計画をたてる上で必要不可欠な存在。看護師という国家資格があり、5年以上勤務(うち出勤日数が900日以上)あれば受験ができるのでキャリアの一つとして視野にいれてもいいかもしれない

介護サービス、収支差前年より0.7ポイント減

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参照元:第190回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料(日本経済新聞)

【3行解説】
◆2020年度介護事業経営実態調査では、介護保険サービス施設・事業所の2019年度決算における収支差率は全体で2.4%となり、2018年度の3.1%(2019年度介護事業経営概況調査)から0.7ポイント下がった
◆新型コロナの影響として、衛生費がやや増加したが、利用控えなどがやや響いた形となった
◆病院に比べ、規模が大きくない介護施設が多い中、介護報酬の増額は給与や業務内容にも影響を与えるが、来年度の増額はやや厳しいという見方が強い。

2020年1月から9 月までの介護福祉系倒産件数は94件(前年同期比10.5%増)

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参照元:「介護倒産」過去最悪ペース(高齢者住宅新聞)

【3行解説】
◆東京商工リサーチという会社がある。(東京ってついているけど全国の企業の動向を調査している会社)
◆ここが介護福祉施設の倒産件数をカウントして発表している。1~9月では94件。最多だった2019年の85件を上回った
◆倒産したのはいずれも小・零細企業だが、このままのペースだと年間を通じた倒産件数が大台の600件を超える可能性が出てきた

 
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