看護師ニュース・特集
2020.11.20
医療・介護系のニュースを1週間分まとめ、要約・考察してお届けする『看護のお仕事ニュース』。最新のニュースをサクッと知れるように随時更新していますので、ぜひチェックしていくださいね。
今週1週間分のニュースはこちら!
参照元:3割負担、対象拡大先送り 75歳以上医療費(日経新聞)
【3行解説】
◆少子高齢化によって医療費が増えていて、自走可能な制度でありつづけるためにも「医療から介護へ」「医療から在宅へ」と、「医療を受ける人の負担分の増加へ」が進められている
◆今回、論点に上がっていたのは現役並みに稼ぐ75歳以上の高齢者の窓口負担を3割に増やすかどうか、という点だった
◆高齢者への負担増加が懸念され、現在2割負担の対象を広げる方針が年末までにまとめられる予定。高齢者医療の増加はしばらく現在の調子であると考えられそうだ
参照元:「特定看護師の活躍に介護報酬を」 ── 11月6日の定例会見で武久会長( 日慢協)
【3行解説】
◆ドクターの指示書を元に一部ドクターなしでも医療行為ができる特定看護師。
◆介護施設では手当がないのを日慢協会長は指摘。加算追加を要望した。
◆特定看護師は3年、(正)看護師として業務をした上で、受講申し込みをすれば研修に参加後に名乗ることができるもの。研修実施箇所はまだ多くはないが、10万人必要とされているなか現状ではまだ2,700人に満たない。キャリアアップの一環として覚えておいてもよさそうだ
参照元:介護施設での「みとり」促す 看護職員を配置で報酬上乗せ(神戸新聞)
【3行解説】
◆有料老人ホームではあまり夜勤に介護職や看護師をおいていない
◆だが、厚労省的には今後訪れる少子高齢化社会、そして多くの看取りの発生にそなえ、有料老人ホームにも看取り機能をになってほしいと考えているようだ
◆4月から、介護報酬上で加算が決まれば、有料老人ホームの求人が増えてくるかもしれない。ただスタート時点では待遇をよくよく確認しておいた方がよいだろう。
参照元:リハ職が多い訪問看護、経過期間を挟んで廃止 厚労省提案 看護職6割未満が対象(JOINT)
【3行解説】
◆訪問看護ST、看護師か保健師であれば立ち上げられる施設形態なのだが、スタッフにPTOTSTだけ揃えるケースが目立つという
◆PTOTSTは侵襲性が高い医療行為は行えない。あくまで「ケア」であって注射や点滴の管理ができないので在宅医療としては頭数に入らないので厚労省としてはいやなのだ
◆というわけで看護師が6割以上いないと訪問看護STとして認められないようにしようという提案があがった。関係する方はよく動向を確認しておきたい。
参照元:毎月勤労統計調査 令和2年夏季賞与 を公表します(厚生労働省)
【3行解説】
◆賞与(ボーナス)。基本的には「基本給」を数ヶ月分、業績によってかけたものを1年に支給するもので、約8割の労働者が受け取っている。
◆厚生労働省はボーナスの金額を「毎月勤労統計調査」で調査しており、演じつ2020年夏季賞与の結果を公表した。
◆労働者一人平均賞与額は、38万3,431円で、前年比0.5%の増加。医療は医療・福祉3.1%増だった。全産業のうちそもそも支給された人は昨年より2.4%減しており、コロナの影響が夏から出ていることが伺える。冬への影響はまだ未知数だ。
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