
患者さんに対し、安全で的確なケアを施すためには、相手の正しい情報を知ること、そして院内リスクを把握し、業務改善を図るアクションを取ることが大切です。
そこで今回は、体成分分析装置を製造する企業、インシデントレポート作成のシステムを提供する企業、周辺システム・医療機器と連動できるナースコールを作る企業にスポットを当ててみました。
最善の医療の実現に尽力している看護師さんは、ぜひ当記事を参考にしてみてください。
株式会社インボディ・ジャパンは、体成分分析装置InBodyを通して、人々の健康づくりに寄与している企業。
InBodyシリーズは、国内の医療機器認証の他、アメリカ・ヨーロッパ・中国など各国で安全規格を取得し、世界的に安全性が認められています。それに伴って、現在では世界110ヶ国以上で臨床検査・健康指導に役立てられています。
同社の強みは、20年以上培ってきた独自の技術開発を基に、精度・精密・品質のさらなる向上を目指して研究開発に取り組んでいるところ。医療の進化を牽引するグローバル企業として発展を続け、世界中の人々を支えています。
InBodyシリーズには管理医療機器もあり、全国の医療施設で導入されています。
精密な体成分のデータは、適切な診療を行うための重要な情報になります。医療の質と患者さんの満足度を高めたい看護師さんは、製品の概要を調べてみてはいかがでしょう。

「InBody970」は、より専門的な体成分の分析情報をデータ化できる医療用体成分分析装置です。
測定方法は、装置に乗って電極を握るだけ。たったの70秒間で、体成分や水分均衡の情報を全身・部位ごとに分析することができます。測定後は、その場で結果用紙を印刷することが可能です。
結果のデータは、グラフ・スコア・前後比較表などで表記され、体成分の均衡状態をひと目で可視化できる見やすい構成になっています。
基本的な項目だけでなく、運動・臨床評価・研究比較などさまざまな場面に応じた結果データを算出する機能も搭載しています。
ちなみに測定結果は、スマホに転送してアプリで管理することも可能。他にも、指紋認証や体重測定といった機能を用意して、より利便性を追求した仕様になっています。
簡単に測定とデータの確認ができる同製品は、患者さんの健康の意識を高め、医療従事者の効率的な業務遂行も助けてくれる万能なツールになるのではないでしょうか。

体成分分析とは、測定者に微弱な電流を流し、人体の主な構成成分である体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の状態と量を測定し、健康状態を分析する方法のことです。
分析することで、栄養状態やむくみの状態、身体がバランス良く発達しているかなどを評価できます。こうした体成分分析の技術は、医療のあらゆる現場で、患者さんの疾患や健康へのアプローチを考える手がかりとして活用されています。
株式会社南日本情報処理センターは、医療福祉施設・民間企業・官公庁や公共団体など幅広い分野の事業に向けて、ITソリューションを提供している情報通信サービス企業です。
同社は「ICTを通して笑顔の創造を目指す」を理念に掲げ、業務システムの構築・自社パッケージ開発・アウトソーシングなどのサービスを展開。さまざまな現場が抱える課題の解消に力を注ぎ、地域社会に貢献しています。
その他、自社の主催イベントとして南九州最大級のICT専門展「MICフェア」を定期的に開催し、最新のICT技術や製品を体感できる場を提供しています。
地域全体を巻き込んでICTの普及推進を図る同社は、医療・民間企業・行政の未来にプラスな影響を与える欠かせない存在だと言えます。
医療のICT化に興味がある看護師さんは、同社のサービスを確認してみると良いでしょう。

「e-Riskn」は、インシデントレポートを簡単な操作で作成できるシステムです。
レポート作成の画面では、インシデント・アクシデント・患者相談やクレームなどを含む計6つの様式を提供。また、直感的に理解できるシンプルなレイアウトで、パソコン操作に自信が無い方でも扱えるよう配慮されている点も嬉しいポイントです。
同製品の便利機能として挙げられるのが、リアルタイムでレポート報告状況を把握できること。
システムにログインしてポータルを開くと、前月・当月のレポート報告件数が表示されます。その中で、未読・未承認・中断したものなど、自分が確認するべきレポートがわかる仕様になっています。
その他、グラフの統計や業務改善計画書を簡単に作成できる機能、ワンクリックで承認依頼ができる機能なども搭載。資料作成や集計作業の負担と手間の削減につながり、院内全体の効率アップに役立てられるでしょう。

インシデントの管理を徹底することは、患者さんの命を守ることに直結すると言っても過言ではありません。インシデントレポートの作成と確認、共有を手助けしてくれる同システムを使えば、徹底した安全管理を実現することができるでしょう。
患者さんをリスクから守る管理体制を作ることは、患者さんはもちろん、看護師さんの安心にもつながります。医療トラブルに対するプレッシャーを少しでも軽減したい看護師さんは、リスクマネジメントの一環として、同製品の導入を検討してみてはいかがでしょう。
株式会社ケアコムは、「ヘルスケア領域における価値創出スペシャリストになる」という経営方針を掲げ、医療福祉業界向けのシステム機器を製造している企業です。
同社は、ナースコールや看護支援システムの他、ベッドサイド表示システム、見守りカメラシステムなど、院内業務をサポートするさまざまなシステム機器を生み出し、現場の課題解決に注力しています。
院内業務に安心とゆとりを持たせるシステム機器が揃っているので、日々忙しく動き回っている看護師さんは、どんな製品があるかをチェックしてみると良いでしょう。

「PLAIMH NICSS」は、スマホや電子カルテPCなどをはじめ、あらゆるシステムや医療機器との連動を可能にしたコンピューターナースコール。
同製品は、動線を短縮する「ロケーションフリー」、不安やストレスを軽減する「ストレスフリー」、さまざまな看護体制を支援する「スタイルフリー」の3つを実現する機能を備えています。
ロケーションフリーとストレスフリーを実現する機能として、スマホやノートパソコンなどに複数の呼び出しを表示できるシステムがあります。
複数の呼び出しがあってもスタッフステーションに戻らず、その場で患者情報を見て優先順位を判断できるため、必要最小限の動きで対応することが可能になります。
また、輸液や配薬の準備など、手が離せない業務を行う際、呼び出し表示機能をオフに設定することもできます。ケアに専念することができるため、インシデント対策に役立ちます。
さらに、見守りAIカメラやエリア検知呼出システムと連動させることも可能。どこにいても病床の把握ができるため、転倒・転落や離院・離棟のリスク回避に貢献します。

そして、スタイルフリーを実現する機能には、時間帯別・患者さん別の呼び出し回数をグラフ化するナースコール履歴管理や、タブレットに入力して看護の業務量を見える化できるタイムスタディ支援サービスなどがあります。
呼び出しのあらゆるシーンを想定して、細やかにサポートしてくれる同製品は、看護師の多重課題の解決に貢献し、院内全体の業務効率化を後押ししてくれるでしょう。
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