看護部・院長ブログ紹介_vol.20

2023.1.13

クリニックが運営するブログには、標榜する診療科にまつわる情報やクリニックでの出来事など、多様な記事が掲載されています。

そのため、ブログを読んでみると「参考になる!」と思えるものも多いのではないでしょうか。そこで本記事では、参考になり得るものをピックアップしてみたので、ぜひ時間を見つけて読んでみてくださいね。

(1)半蔵門のびすここどもクリニックの院長ブログ

「のびのび健やかに子どもたちに育ってほしい」との想いが込められたネーミングの、半蔵門のびすここどもクリニック。
東京都千代田区を拠点に、一般的な病気やケガに加え、発達障害や児童精神科の診察およびケアも行い、子どもたちの心身の健康を守っています。

▲画像提供:半蔵門のびすここどもクリニック

些細なことでも相談できるよう、常に養育者の方の声に寄り添うことを重視し、細やかな視点で地域の小児医療に貢献しているのが特徴です。

そんなクリニックの院長が綴るブログから、今回は《体を動かしましょう!》という記事に注目してみました。

院長によると、外の空気を吸い体を動かすことは、子どもの心身に良い影響があるとのこと。
遊具がなくても、子どもは小石や葉っぱをも楽しい遊び道具にするそうで、この自由な発想こそが脳の成長に繋がると綴っています。
記事には、院長と自身のお子さんとの散歩の様子も写真付きで紹介。
闊達なお子さんの姿から、外で体を動かす効果が伝わってくるようです。
家にこもりがちになる季節こそ、外気に触れて動くことが、みんなの体を守る院長自身の健康秘訣なのかもしれませんね。

▲画像提供:半蔵門のびすここどもクリニック

なお、同クリニックは書店とコラボし、子育て中の方との茶話会を定期的に開催しています。
ブログにはその記事も掲載されているので、小児科に勤務希望の方はもちろん、心温まる取り組みに興味のある看護師さんは、ぜひ目を通してみてください。

(2)みらいの森キッズクリニックのblog

小児科専門医・新生児専門医である院長が大切にしているのは、「子どもが主役のクリニック」であること。
みらいの森キッズクリニックでは、そんな院長の思いから受診する子どもとの信頼関係を大事にしつつ、親と同じ目線に立って育児を応援するクリニックを目指し、日々の診療にあたっています。

子どもと正面から向き合い、自己肯定感を高めるような誠実な対応は、しっかりと子どもの心にも届いているようです。
同クリニックが発信するブログの記事《うれしいことがありました》には、それを裏付けるようなエピソードが綴られていました。

記事によると、最近「子ども本人が同クリニックが良いと言ったので来院した」という母親からの話を耳にしたのだそう。
中には、そのために遠方からわざわざ足を運んだという方もいたと言います。
通常、子どもは敬遠するであろう医療機関ですが、同クリニックの場合は受診する子どもに指名されるほど信頼感を得ているのかもしれません。
記事後半にはこのエピソードに対して誇りに思い、今後も末永く親しまれるクリニックを目指す強い意思が記されていました。

▲画像提供:みらいの森キッズクリニック

医療従事者にとって、信念を貫いた先で得られるこうした言葉や相手へ思いが伝わることは、とても励みになることでしょう。
ぜひ当記事の最後まで目を通し、日々の業務の中で、自身がどのように患者さんと信頼関係を築いているのかを振り返るきっかけにしてみてくださいね。

(3)医療法人博侑会 吉岡医院の吉岡医院ブログ

一般内科や一般外科、婦人科、小児科など幅広い診療科を有し、京都府の西陣に密着した医療を提供している医療法人博侑会 吉岡医院。
これまで培ってきたノウハウと傾聴を心掛けた診療で、老若男女どの患者さんも安心して受診できる医院を目指しています。

▲画像提供:医療法人博侑会 吉岡医院

そんな同クリニックでは、病気をはじめとするさまざまな情報をブログにて発信中。
患者さんはもちろんのこと、医療従事者にとってもタメになる記事が充実しているのがポイントです。
たとえば、こちらの記事《クリニカル・イナーシャについて》もその一つと言えるのではないでしょうか。

記事で取り上げられている「イナーシャ」とは、止まっているものは止まった状態を、動いているものは動いた状態を維持しようとする「慣性」の意味を持つそうです。
臨床現場では「クリニカル・イナーシャ」と呼ばれ、治療目標に達していないものの、これまでと同様の薬や量を継続的に処方したり、原因を突き止めず放置したりすることを指します。

これは慢性疾患の投薬時に起きやすく、患者さんの薬が増えていくケースでは、治まった症状に対する薬を処方し続けていることもあるのだとか。
実際に同クリニックでもクリニカル・イナーシャに陥っていたことがあり、十分な注意が必要と言えるようです。

▲診療の様子/画像提供:医療法人博侑会 吉岡医院

ちなみに、本文にはクリニカル・イナーシャから抜け出すタイミングも紹介されています。
特に慢性疾患の看護に携わる機会が多い看護師さんは、患者さんがより良い医療を受けるためのヒントとして注目してみてはいかがでしょうか。

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