世間でよく耳にする「育児と仕事の両立」。まだまだ女性が多い看護師の世界では、切っても切り離せない大事なテーマです。
しかし、看護師は不規則なシフトや夜勤など何かと育児との両立が難しく、出産を機に退職される方も多くいます。たしかに、両立するにはそれなりの覚悟と工夫が必要ですが、事前準備を整えておけばママさんナースデビューは決して難しいことではありません。
今回は仕事復帰を考えている方にぴったりな「復帰前にしておきたい育児と仕事を両立するコツ」をご紹介します。
働くことを考えるならパートナーである夫の協力は必須。家事の内容を事細かに出し合い、お互いがどこまで出来るのか、どこまでやるのかをきっちり決めておけば後々ケンカになることも防げます。
また、家事において陥りがちなのがそのクオリティ。自分に対してもそうですが、パートナーに協力してもらうなら尚更、完璧を求めないことです。7割程度の仕上がりでOKとすれば自分も相手も気持ちが楽になりますし、そんなに負担に思わなくなるはずです。加えて、感謝の気持ちをお互いに持つことも大事なポイントです。
保育園入園のねらい目は、やはり多数の空き枠が出る4月入所です。申し込み期間は地域によってバラつきがあるものの、11月頃~年末までに資料を配布し、締切を翌年1~2月までに設定しているところが多くみられます。逆算して考えると10月中には申し込む保育園を決定しなければならないので、翌年4月の入園に備えて夏~初秋頃までには見学やリサーチを終えていたいところ。保育園の基本情報と併せて、自宅・職場からの通園時間、延長保育の有無、見学で気付いたことなどを項目別にまとめておくと、メリット・デメリットがはっきりして園選びに役立ちます。
一番心配なのは子供が病気になったとき。 「誰が」「どうするのか」を(A)園を休む時(B)園から呼び出された時 というシーン別に考えておくことです。自分で看病するのか、夫と交代で仕事を休めるのか、実家は頼れるのか、病児保育、ベビーシッター、ファミリーサポートを利用するのか・・・など考えられる対策を全て挙げておき、その中で実現度の高い順で一覧にしておくと決めやすいです。もしベビーシッターやファミリーサポートなどを利用する場合は事前に登録や面談などの手続きが必要になることが多いので、早めに準備しておきましょう。
久々の仕事復帰にうきうきして、つい退職前の条件で職場に復帰しようとしたり、新たに仕事を探したりする人もいますが、それでは両立どころか家庭にヒビが入ってしまう恐れすらあります。「一番大事なのは家庭」ということを頭の隅におきつつ、家族や看護部長と相談しながら労働条件を考えましょう。
家事や通園に掛かる時間も含めた、復帰後の1日・1週間のスケジュールを考えておくことも役立ちます。「なんとなく」ではなく、現実的に可能な勤務時間を把握しておきましょう。
お休みの日に仕事の事を考えたり、普段やりきれなかった家事したり・・・ついつい休日も仕事モードになってしまいがち。でも、それでは家族と過ごす時間も自分がリフレッシュする時間も削られてしまいます。思い切って「今日はとことん休む!」と決めてちゃんと休日を楽しみましょう。料理は手を抜いて、外食やデリバリーもアリ。金銭的に余裕があるのなら家事代行サービスを頼むのも1つの手ですね。また、休日の計画を前もって決めておくのも、仕事のモチベーションが上がるのでおすすめです。行きたい場所や、やりたいことを普段からピックアップしておきましょう。
復帰前に考えておくことは、細かくて面倒なものも多々ありますが、段取りしておくことは確実に未来の自分を助けます。
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