転職を考えている方の中で第一のハードルとなっているのが退職理由を考えることではないでしょうか。
特に看護師さんは人材不足の背景も手伝って慰留されることも多い職種です。退職理由にそれ相応の説得力がないと退職にこぎつけるのも大変。そして、退職理由は新しい職場でも面接時に必ず聞かれることです。
そこで今回は退職理由の必要性、円満退社とスムーズな転職を叶える退職理由についてご紹介します。
「そろそろ新しい場所で活躍したい!」と考えている看護師さん必見です!
実は、退職理由を会社に伝えなければならない、とは法律で義務付けられてはいません。
民法上、「期間の定めのない雇用契約では、当事者はいつでも解約の申し入れをすることができ、解約理由は不問(民法627条1項)」と定められています。
ということは法律上は「一身上の都合で」という理由でも何ら問題ありません。
労働法でも強制労働などによる労働者の繋ぎ止めは排除しています。
退職理由を述べさせることはその繋ぎ止めを誘発する可能性もあるので、退職理由を強制的に述べさせるのは一般的にはNGというのが会社側の常識といえるでしょう。
法律上、退職理由は伝えなくても問題ないということが分かりました。
しかし、退職させる会社側には法律上の義務はなくても、残って働く人たち・業務を引き継ぐ人たちに説明する必要があるのが現実です。
新しく人を採用したい会社側は退職理由から、その人がどんな仕事をしてきたのか、意欲はあるのかなどを探りたいという目的もあります。
現実的には退職理由はどのシーンでも必要だといえるでしょう。
・現職にない○○にチャレンジしたい
・現在のスキルとこれまでの経験を活かしてキャリアアップしたい
・専門分野のスキルを伸ばしたい
辞められる会社側は「周囲に説明できる納得感のある理由か」、人を採用する会社側は「うちの会社で意欲的に業務に取り組んでくれるのか」を退職理由から判断しています。
前向きな退職理由はそのどちらからも突っ込まれにくく、好印象につながるでしょう。
退職の際は「現職では実現できない」というのが、説得力のある退職理由のポイントとなりそうです。
どうしても現在の職場では自分の希望を叶えることができないというのを核に、ポジティブな理由を伝えるのが有効といえます。
面接時では、「どんな価値観・意欲で仕事をしているのか」を伝えられるかどうかがポイント。
現状に満足せず、更に成長したいという姿勢を見出せるような退職理由なら、面接官も納得するのではないでしょうか。
そして、どちらにもいえる大事なことは、相手の立場を想定して退職理由を考えることです。
「自分が上司(面接官)なら、どういう退職理由なら納得できるか」をベースに考えてみるとスムーズでしょう。
今回は退職時と面接時に役立つ退職理由についてご紹介しました。
退職理由は、法律上、退職時に必ずしも伝えるべきことではありませんが、上記で解説したとおり現実では必要といえるでしょう。
退職理由に納得感があるかどうかがスムーズな転職活動になるかを決めます。
ぜひ今回の記事を参考に退職理由をしっかり考えて、新しいステージへの扉を開いてください!
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載