
本記事では、皮膚刺激で痛みを緩和する製品を開発した企業と、赤ちゃんのヘルメット治療に使用する製品を手掛ける企業、医療接遇研修を開催している組織をご紹介します。
日々の看護業務で体に痛みを感じている方や、赤ちゃんの頭の形のゆがみを矯正する製品について理解を深めたい方、接遇スキルを磨きたい看護師の方は、ぜひ最後までご覧ください。あなたが知りたい情報を入手できるでしょう。
1955年にゴム入り細幅織物の製造会社として設立し、主にインナーウエアー向けの部材を生産してきた、株式会社万喜。デザイン編みブラジャーストラップに至っては、2009年に経済産業省から「地域産業資源活用事業」の認定を受け、優れた製品であることを証明しました。インナーだけにとどまらず、今では国内外の高級アウター服飾材にも採用されるほど業界に認知されています。
一方で、一般医療機器製造にも注力し、たしかな技術とノウハウを駆使し、健康・医療分野における問題解決にも取り組んでいる企業です。
日々の業務で、立ちっぱなしや中腰での作業、患者の車いすへの移乗といった介助も行う看護師は、腰への負担もかなり大きく、腰痛に悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。

「もはや腰痛は職業病」と諦めている看護師の方に注目してほしいのが、岡山大学大学院 深井喜代子教授と、中津数学塾 佐知亨氏と共同で開発した「つぶつぶセラピー®」です。
同製品は、腰や手首など痛みのある部位に巻きつけるタイプで、生地に隙間なく敷き詰められた多数のガラスビーズ球によって皮膚を触圧覚刺激し、痛みを緩和するというもの。
このガラスビーズ球の適度な刺激が血行を良くし、筋肉のコリや疲れを取る仕組みとなっており、鎮痛効果が期待できます。

また、薬剤不使用のため、薬との飲み合わせを気にする必要はありません。現在、薬を服用している方も、副作用やかぶれといった心配事もなく安心して使用できます。
本体の生地は1.5mmと非常に薄く、アウターに響きにくいのも魅力。柔らかい素材でしなやかさがあるため、装着しているときに動きやすく、きっちりと固定されないことで締めつけ感もありません。面ファスナーが採用されており、肌にあたっても痛くない仕様となっているのもポイント。着け心地が良く、装着したまま就寝できます。
装着している間は痛みが和らぐ効果が期待でき、長時間での装着も可能です。
なお、同製品は腰用のほか、手首用や首・肩用、膝用などのシリーズを展開しています。痛みを和らげたい部位があれば、導入を検討してみるのも良いかもしれません。
同製品は、看護師が抱えがちな腰痛をどう乗り越え、どうケアしていくべきかを考えるきっかけになるのではないでしょうか。
世界トップシェアを誇るリモルディングヘルメットのブランド、米国Orthomerica社製の「スターバンド」を取り扱っている、株式会社AHS Japan Corporation。乳幼児の頭蓋変形症に対するヘルメット型矯正機器の輸入販売を通して、多くの提携医療機関と協同し、これまで1万人以上の乳幼児にスターバンド矯正ヘルメットを提供してきました。(2022年12月時点)
培ってきたスキルやノウハウに満足することなく、子どもたちのさらなる健やかな未来へと繋がるサービス提供を目指し、積極的に活動している企業です。
赤ちゃんの頭の形は、先天的もしくは後天的に歪むことがあり、その歪みの原因として多いのが、向き癖など外部圧力によって頭蓋変形する位置的頭蓋変形症だと言われています。
変形タイプには、斜頭症や短頭症、長頭症などがあり、赤ちゃんの頭囲の成長スピードは非常に早いため、頭蓋再形成治療を行うためには、これらの頭蓋変形に気づいた時点で早めに対応することが望ましいとされています。

こうした、頭蓋再形成治療を行うのに、同社が取り扱う「スターバンド」でのリモルディングヘルメット治療が有効です。
同ヘルメットは、赤ちゃん一人ひとりに合わせてカスタマイズできるのが特長。ヘルメット作成時は、高精度のスタースキャナーを使い、わずか1.5秒で赤ちゃんの頭の形を精密に計測し、そのデータをもとに月齢や変形、頭の大きさなどを総合的に評価し、その後の成長までも見越した形状が設計され、赤ちゃんそれぞれの状況に合わせてカスタマイズ製造されます。
また、幅広い頭の変形タイプに対応が可能です。変形レベルが逸脱していない程度であれば、ヘルメット1つを使用して治療を進められます。
スターバンドは、変形によって突出した部分にジャストフィットし成長を抑え、扁平した部分の成長させたい個所に空間を保ち、理想的な形状に成長するよう促し、効率的に装着できるよう工夫されています。
然るべき部分をしっかりとホールドしつつも、赤ちゃんの肌への負担を考慮した素材を採用しているのもポイント。本体の外側には、軽量で高柔軟性のコポリマーを使用し、無理なく着脱できる構造となっています。
一方で、本体内側には、アレルギー性が低いポリエチレンのフォーム材を採用。このフォーム材は、頭の成長に合わせてミリ単位で調整することができ、敏感な赤ちゃんの肌を守りながら、細やかに調整できるのも魅力なのではないでしょうか。

スターバンドは、約55種類の多様なデザインが展開されており、かわいいと評判です。機能性はもちろん、こうした使用する側の目線に立った製品づくりがなされているのも、世界中の多くの方々から選ばれている理由なのかもしれません。
その他に、株式会社AHS Japan Corporationには相談システムやフォローアップ体制が整っているなど、手厚いサービスもあります。
産婦人科や小児科に勤務する看護師の方は、同製品を通してヘルメット治療についての理解が深まり、さらに看護の幅を広げるきっかけとなるのではないでしょうか。
日本が世界に誇る「おもてなし」の文化を国内のみならず国外にも広め、人々の笑顔と喜びを増やし結びつきを強めるための活動を行っている、国際おもてなし協会。
主な事業は、おもてなし関連の教育・研修サービスの提供や、検定・資格の実施、マナー講師の養成、医療や介護向けの接遇サポートなどです。
サービスを提供する対象業界は幅広く、顧客と接する機会が多い企業やホテル、クリニック、学校など、それぞれの場所で求められるおもてなしの心と技を磨くための支援を行い、優しさあふれる社会づくりに寄与しています。

医療現場において、看護師には知識や技術以外にも、相手からの信頼を得て良好な関係性を築くための医療接遇が求められます。
接する患者は、年齢や境遇、病状などさまざまで、たとえ同じ患者であっても同様の対応が正解というわけではありません。いかに、今その患者が置かれた状況を見極め、何を望んでいるのかや、どうすると満足してもらえるのかを考え、対応する必要があります。
そうした医療の特性を踏まえた内容の接遇を学べるのが、同協会で実施している看護師向けの「医療接遇研修」です。
同研修は、これまで100以上の医療機関において接遇教育支援を行ってきた、国際おもてなし協会だからこそ実施できる内容となっています。
たとえば、講師陣は現場での活躍経験や人材育成経験が豊富なプロフェッショナルが揃っており、現役でアグレッシブに活躍している実力派の講師ばかりです。変化が大きい今、講師の習熟度チェックやスキルアップにも余念がなく積極的に取り組み、都度カリキュラム内容に反映しているため、受講者は時代のニーズに見合った満足度の高い研修が受けられます。
研修は、2時間から3時間の受講時間を要する「半日研修コース」と、5時間から6時間の受講時間を要する「1日研修コース」の2つから選べます。1日研修コースの6時間受講した場合、カリキュラムとして組まれているのは、医療接遇の基本的な知識や、コミュニケーション力・ホスピタリティを身につけるための7つの項目です。接遇の基本の点検として、あいさつとお辞儀の仕方や、モノの受け渡し方などを学びます。
電話応対では、好印象を与える電話応対の仕方や、留意すべきことを学び、実践も行います。
その他、言葉遣いや医療現場でのコミュニケーション、ホスピタリティ、接遇実践などのカリキュラムが組まれており、講義とディスカッション、ロールプレイングを繰り返して身につけていきます。

講義によるインプットだけでなく、実行してアウトプットし、自身の習得度を確認できる構成です。
実践後にはしっかりとフィードバックもあり、丁寧で細やかな指導もあるため、あやふやなままになることはありません。研修時間は短時間ですが、確実に現場で活かせる医療接遇のカリキュラムと手厚いフォローで、研修後には自信を持って対応できます。
同研修は、患者の視点に立って考え、患者の心に寄り添い、おもてなしの心を持った対応の必要性について今一度考えるきっかけとなりそうです。
いたわりの心を持って看護を行うためにも、受講を検討してみてはいかがでしょうか。
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