看護部・院長ブログ紹介_vol.31

日進月歩の医療業界において、常に新しい情報を収集し理解を深め、多職種と連携してより良い医療サービスを提供するための体制の見直しは必要不可欠です。

そこで、本記事ではツールの導入や、多職種間の連携を図る取り組みなどを行っている医療機関にスポットを当ててみました。現状に満足せずにキャッチアップし、アプローチしていくための対策について考えるきっかけにしてみてください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

(1)桂川さいとう内科循環器クリニックのブログ

京都市西京区に拠点を構える、桂川さいとう内科循環器クリニック。高血圧、高脂血症、狭心症などの循環器疾患の診療に加え、糖尿病や痛風といった一般内科疾患にも対応し、地域の方々の健康維持に貢献しています。

同クリニックでは医師による診療のほかに、AI医療相談も提供。患者さんが気になる症状を入力すると、関連する病気や受診の目安が分かるうえ、回答内容を医療機関に送ることもできるツールを導入しています。現代人の多忙な生活や心情に寄り添いつつ、スムーズな医療の提供にも関心を寄せるクリニックの姿勢がうかがえるでしょう。

▲齋藤院長/画像提供:桂川さいとう内科循環器クリニック

そんな同クリニックの院長が綴るブログから、《抄読会の論文の内容をChat PDFに質問してみました》という記事に注目しました。
院長は月に1回、近隣の医師らと論文の抄読会を行っているそうです。主に、New England Journal of Medicineに掲載される論文を対象にしており、その示唆に富む解説が勉強になるとのこと。

さらに最近では、論文ファイルを読み込ませると質問に答えてくれるChat PDFを利用していると言います。AIながら、かなり鋭い返答があるため、やり取りを通してより理解が深まることもあるのだとか。
新しいものや医療に対する、院長の探究心の強さが伝わってくる記述です。

なお、記事にはChat PDFとの実際のやり取りが掲載されています。医療に関するAIツールに興味のある看護師さんは、ぜひ目を通してみてください。最新の医療情報のキャッチアップに活用できるかもしれませんよ。

(2)在宅支援なごや南ホームクリニックのブログ

訪問診療や往診といった在宅医療をメインに、完全予約制で一般内科と泌尿器科の外来診療も実施している、在宅支援なごや南ホームクリニック。名古屋市南区や瑞穂区、熱田区などを訪問エリアとし、自宅療養中の方の健康維持をサポートしているほか、緊急時は24時間365日体制で往診し対応するなど、自宅で安心して生活できるサービスを提供し、地域医療に貢献しています。

▲山内裕士院長の往診の様子/画像提供:在宅支援なごや南ホームクリニック

同クリニックでは、自宅療養中の方の小さな不安にも耳を傾け、多職種が連携して解決していく姿勢を大切にしており、こちらの記事《南区ガイドライン活用研修会》からも、その思いが垣間見えます。
記事には、名古屋市南区のケアマネージャーを対象とした「ガイドライン活用研修会」にて、在宅療養における多職種間の情報共有をテーマとした講義にて、同クリニックの院長が講師とコメンテーターを務めた際の様子を掲載。

記事によると、まず院長は同研修会の前にアンケート調査を実施し、実際にケアマネージャーと医師との間にはしばしば隔たりがあることを確認し、多職種同士の担当者会議がいかに大切で意義のあるものなのかを周知するべく、名古屋市南区医師会にてパンフレットを配布する取り組みを行ったそうです。
研修会当日はディスカッションもあり、ケアマネージャーに集約されたあらゆる情報を、適切なタイミングで各職種へと連携して進めていくことの重要性が話し合われたと言います。
こうした研修会では、現場で働いているからこそ感じる課題を明確にし、さまざまな状況を踏まえた現実味のある生の声が聞けるため、具体的な改善策を見出しやすいのかもしれません。
今回の研修会でもケアマネージャーから、とある要望が出たようで、院長は今後、医師会や医師たちへ働きかける旨を語っていました。

▲画像提供:在宅支援なごや南ホームクリニック

多職種連携の大切さについて改めて考えさせられる当該記事、在宅医療に携わっている看護師さんは、ぜひ一読してみてください。

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