
本記事では、鏡を見ずにフルメイクを行うブラインドメイクの普及活動に取り組む法人、サージカルテープの携帯性を高めてくれる製品を開発した企業、プライベートにも仕事にも有用なコーチング心理学の活用を推進する法人をご紹介します。
プラスアルファのスキルを身につけたい看護師さんや、普段使用するアイテムの持ち運び方に悩んでいる方は、最後まで目を通すと参考になる情報が得られるかもしれませんよ。
視覚障害者の自信と笑顔につながるブラインドメイクの普及と、それを通して晴眼者に当事者理解を深めてもらうべく、2020年に設立された一般社団法人日本ケアメイク協会。同法人認定の化粧訓練士による当事者へのブラインドメイクの個人レッスンをはじめ、国内外での講演会や実演、ネットラジオなど精力的に活動しています。
「ブラインドメイク」とは、鏡を見ることなく自分でフルメイクを行う化粧療法のことで、両手を同時に左右対称で動かして化粧を施していくのが特長です。
公益社団法人 化粧療法協会会長の大石華法氏が、2010年に考案しました。

同法人が認定する「化粧訓練士」は、ブラインドメイクに対する正しい知識と技術を持っていることを証明できる認定資格で、他者へ手技を指導する場合は認定を受ける必要があります。
認定を受けるために受講するのは、同法人が設ける「化粧訓練士養成講座」です。
ブラインドメイクの専門知識と技術はもちろんのこと、視覚障害者の当事者理解や衛生管理知識、眼の構造、感染症などの知識も身につけていきます。
講座は、計8本の動画を視聴する方法を採用。すべての講座の受講を終えたら簡単な感想文の提出と全50問の「化粧訓練士資格認定試験」を受け全問正解、オンラインでの実技確認と面談の後に化粧訓練士として活動することが可能です。
自分のペースで受講できるうえ、講座も試験もオンライン上で行われるので、仕事やプライベートとも両立しやすいでしょう。

認定後は質の高い指導を維持できるように3年毎に更新があり、その間はスキルアップやブラッシュアップの機会が設けられているのもポイントです。
医師や看護師といった医療従事者も多く受けている同認定資格。視覚障害者と関わることの多い看護師さんにとって、より当事者の気持ちに寄り添ったケアに取り組めるきっかけになるのではないでしょうか。
入院治療に励む患者さんが楽しい気持ちで過ごせるように、そして医療従事者が快適に働けるように、医療や看護用品などの研究から開発までを医療とデザインのプロが手掛ける株式会社メディディア 医療デザイン研究所。患者さんと医療従事者それぞれの立場から考えられた優しさあふれる画期的な製品で、医療環境の改善に貢献しています。

看護師さんの「清潔で仕上がりもキレイなテープで処置したい」との想いから開発されたのが、同社のサージカルテープカッター「きるる」です。
同製品はテープ全体をプラスチック製の本体で覆えるのが特長で、汚染やホコリから保護することが可能。蓋が勝手に開かない仕様で密閉性もあるため、テープの使用途中での廃棄が低減し最後まで使い切りやすくなります。
また、衛生面を保つうえでは医療用消毒剤などが使用できるので安心でしょう。
本体はコンパクトなサイズ感で、かつストラップ用のリングが設けられており、携帯性に優れているのもポイントです。
そして、和やかな印象を与えてくれる半透明カラーはテープ残量のわかりやすさと、ピンクが12mmでブルーが25mmとテープ幅を一目で判別できる役割を兼ね備えています。
さらに、看護師さんが効率的に業務を行えるよう、使いやすさについて考慮されているのも見逃せません。
同製品には親指・人差し指・中指を使って片手で開閉できる簡便さに加え、スムーズな開閉をサポートする親指部分のすべり止め機能や、テープの端を探さずに済む巻き取り防止機能などがついています。
カッター部分は本体と同様のプラスチック製のため、テープをカットする際に手を怪我してしまうトラブルも回避できるでしょう。

日常的にサージカルテープを使う看護師さんにとって、衛生面はもちろんのこと持ち運びやすくスムーズな業務をサポートしてくれる同製品は、まさに痒いところに手が届くアイテムと言えるのではないでしょうか。
より豊かでイキイキとした人々の生活ひいては社会づくりに貢献するべく、コーチング心理学やコミュニケーション心理学、コンサルティング心理学といったさまざまな心理学の活用を普及推進する一般社団法人 コーチング心理学協会。多方面に向けた講座やイベントの開催だけでなく、学術研究や人材育成など幅広い事業を行っています。

「認知行動コーチング」は、問題解決力や柔軟な思考力、メタ認知力などの向上を図り、その時々で最適な認知や行動を自らで自由に行うための認知行動療法をサポートするスキルです。
この認知行動コーチングを学べるのが、同法人が開催する「認知行動コーチング講座」。自分の日常生活はもちろん仕事で関わる相手、たとえば看護師さんの場合には患者さんに対して活かせるコーチング技法を身につけることが可能です。
同講座は、2日間にわたってオンラインで実施されます。
1日目の内容は、認知行動療法と認知行動コーチングの基礎が中心、2日目の内容は認知行動コーチングの実践と応用です。
認知行動コーチングがどのようなものなのか基礎を押さえたい場合には1日目のみ、実践と応用まで習得したい場合には2日目までと、自分の状況に合わせて受講の日数を選択できます。
2日間の講座を修了すると認定資格「認知行動コーチ」を取得できますが、必ずしも取得が求められるわけではないため、気持ちの面で受講しやすく感じられるのではないでしょうか。
ちなみに、実際に講座を進めていく際にはワークシートやカードゲーム、心理テストなどが用いられ、楽しみながら学べる工夫が施されています。

治療や回復後の生活に向けた認知や行動は患者さんによって異なり、時としてサポートがスムーズにいかないこともあるでしょう。
そこで看護師さんが認知行動コーチングできれば、患者さんの認知や行動を良い方向へと変えられるかもしれません。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載