終わらない山積みの課題、指導者への報告にドキドキする実習、担当看護師さんを病棟内で必死に探し回る…など初々しい学生時代のことを昨日のように思い出してしまう現役ナースの方!キャリアチェンジを考えているなら、今度はあなたが先生になる番かも!?今回は私たちにとって馴染み深い、看護教員というお仕事を徹底解説しちゃいます!
看護学校には主に高校看護科、看護専門学校、大学・短大などがあり、勤務場所によって仕事内容にも違いがあります。
高校看護科は担任や副担任としてクラスを受けもち、小児看護や成人看護など単元ごとに科目を分担して授業を行います。
生徒である10代の若者たちに、興味をもって取り組んでもらうための授業を計画・立案するのも大事な仕事です。実習は他の勤務場所に比べて、基礎を重視した指導内容となっています。看護科目の授業以外にも家庭訪問や生活指導、部活動の顧問なども業務内容に含まれるので、保護者と関わる機会が多いのも特徴です。
看護専門学校は10代だけでなく准看護師資格を取得している方や、社会人経験のある方も生徒として入学してきます。高校看護科に比べると保護者との関わりは少ないので、授業に専念しやすいようです。
臨床実習が多く行われ、実践的スキルの取得を目指します。医師会や医学部付属の大学など、病院が学校の設置主体であることが多いため、専門科目の授業では医師、助産師などに学校への派遣を依頼することができます。
看護の基礎全般や実践スキルを学ぶ、高校看護科や看護専門学校と異なり、大学・短大では医学や看護学の理論を身につける学問の場といえます。卒業時には論文の提出が必須なので、教授、助教授、助手などの立場から学生の論文をクリティーク(評価・検討・判断)するのも仕事の一つに含まれます。
また、自分の専門分野の研究も日々行い、外部から依頼があれば医療従事者向けの研修を開催することもあります。
当然の話ですが、教員は生徒に学ばせるのが一番の仕事。ということは、いかに授業に興味をもって取り組んでもらうかが大事になってきます。面白い指導内容にするための企画・プレゼンテーションスキルは必須といえるでしょう。
また、主に高校看護科では授業以外にも生徒の相談相手になったり、家庭訪問をしたりと、生徒や保護者との関わりが多くある業務もあるので、コミュニケーション能力の高さも問われそうです。
やはり教員として一番やりがいを感じるのは、生徒の成長を実感できる時でしょう。手のかかる生徒が国家試験に合格して、看護師として病院に羽ばたいていく姿に目をうるませる教員の方も多いとか。この時ばかりは大変だった授業の苦労が報われますね。また、夜勤がなくカレンダー通りに休めることなど、労働条件に魅力を感じるかもしれませんね。
看護教員は自分の看護観や経験を通して、世の中に看護師を誕生させるのが仕事です。看護師と同じくその責任は重大ですが、自分の教え子が看護師になっていく度に、世の中の誰かが救われていると思うと、達成感もひとしおですね。キャリアチェンジを考えている方は選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
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