看護師の必需品とはどんなものでしょう。
動きに無駄のない同僚はポケットになにを持っているのか、他の病院でみかけた看護師が常に携帯しているものはなにか、気になりますよね。
経験を重ねるたびに整理され充実してくる看護師の必需品。では、それにはどんなものがあるかをご紹介したいと思います。
ふだん看護師は、検温や処置に向かうとき、必要な物品を目的に合わせ準備して持って行きます。でも、何も手に持たない移動中にナースコールの点灯に気付き、対応することがあります。
そんなときによくあるのは、受け持ちではない患者さまから点滴終了を知らされるケースです。抜針した部位、または採血した部位から出血したと呼び止められることもあります。ナースステーションに戻っていたのでは患者さまが不安になりますし、時間もかかります。このときにポケットに入っていて役に立つもの、それが必需品となるものです。
一般的なものでいうと、ディスポーサル手袋とアルコール綿(個包装)、サージカルテープ、そしてハサミと絆創膏です。アルコールやラテックスなどにアレルギーのある患者さまもいるので、その情報があるときには代替品を持っているといいですね。
勤務場所が病棟か外来か、また診療科によっても必需品は違います。
瞳孔スケールは脳神経外科の病棟で、瞳孔の観察に使われます。対光反射を確認するため、ペンライトも必要です。
針の穿刺とラインのクランプ頻度が多い人工透析では、駆血帯とペアンなどの鉗子を自分用に持つことがあります。
病棟では、鉗子をカテーテル類のクランプに使用します。聴診器は呼吸音の観察、シャント音の観察、血圧測定時などに使うのでポケットに入れていますし、首にかけることもあります。電卓は点滴の滴下を計算するため、輸液の管理の多い病棟では必需品です。
勤務場所によって異なる必需品。特定の処置や観察の頻度が少なければ、職場の備品を必要時に準備することになります。
長く勤務していると病院内で配置転換があったり、転職して環境が変わったりということがあります。それに伴いポケットの必需品も変化。
しかし、そんな変化があっても変わらない私の必需品があります。それは、小さなメモ(私用の虎の巻と瞳孔スケールのカードを含む)、3色ボールペン、印鑑、ハンドクリーム、ディスポ-サブル手袋1組、アルコール綿(個包装)です。
これらの必需品に、新たな職場の環境に合わせた必需品を追加するようにしています。動きに無駄なく、患者さまに迅速に対応できる必需品を携帯するようにいつも心がけています。
それから、処置と直接は関係ありませんが、ボールペンは看護師の必需品だと思います。キャラクターがついていると患者さまと周囲の緊張がほぐれるきっかけになったり、優しい印象を持たれたりします。
またボールペンは、どこかに置き忘れても大丈夫なように、ポケットにはつねに数本入れています。名前を書くことで、確実に自分に戻ってきます。ボールペンも忘れてはならない、看護師の必需品です。
ご紹介した看護師の必需品はいかがでしたか?参考にしていただいて、これからの業務のお役に立てたらと思います。
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