
看護師として長く働いていると、日常生活の中で「これってもしかして職業病?」と思うことがあるのよね。
人から指摘されるまで気付かないことも珍しくない。
ここでは、看護師の職業病あるあるのBEST3を紹介していこうと思う。

いつも転倒転落リスクをアセスメントしすぎて、道行く高齢者をみて「あ、この人こけそう」って思ってさ、“転倒転落リスク高い人”を見つけてしまうのよね。
どんなかっこいい男性より、スタイルの良いキレイな女性より、フラフラのこけそうな高齢者に目がいってしまう。そしておせっかいにも、見知らぬ高齢者に手を差し伸べてしまう。ふらつく高齢者を見ると、オフの日でもすぐ仕事オンモードに切り替わる。
実は私は今まで、何度も道端で転げて歩けない高齢者を家まで送り届けて、お礼までもらってしまったことがある(お礼受け取るなよという話だけど)。
地元の町では、ちょっとした高齢者のスーパーヒーローになっている。
もう転倒転落リスクを頭に刷り込まれすぎて、絶対に高齢者を転倒させてはいけないと潜在的に思ってるんだろう。
休日でも旅行先でも関係なく、ヨレヨレの高齢者を見ると、反射的に“転倒転落リスク”をチェックしてしまうの。どんなに綺麗な景色より、どんなに男前のイケメンより、ふらつく高齢者に反応してしまう。悲しいかな、これはきっと職業病だと思う。

自分の体調不良は大体アセスメントできるので、クリニックに行くと医者に聞かれる前にとりあえず「最近胃が痛いので胃粘膜保護する薬をください。」とか「インフルエンザの簡易検査してもらえます?発熱から12時間経ってます」とか言ってしまう。
お医者さんから問診を仕掛けてくる前に、全部必要な情報は自分からずらずらと言ってしまう。「3日前から下痢が止まらないんですよね。最近周りで胃腸炎が流行ってるんですよ。整腸剤1週間分くらい出しといてください。」みたいな。お医者さんは「あ、はい。」みたいな。
だから自分が病院を受診するときは、1時間くらい病院に並んでも、診察は1分くらいで本当に終わる。職業柄ゆえに自分の体調不良は一番自分が分かっている。治療も大体分かっている。正直問診のやり取りも面倒くさくて。早く薬だけ出してくれ、って感じ。そうなっちゃうよね。しんどいから早く帰って寝たいもん。
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友達でも、家族でも、少しでも体調が悪そうなものならつい情報収集してしまう。体調悪そうな人がいたら、ついいろいろ聞いてしまうんだ。
「え、おなか痛いの?いつから痛いの?」「へぇ~、最後の生もの食べたの、いつなの?」「一緒にご飯食べた人もお腹痛いの?」みたいな、なんかアナムネみたいな会話になってしまう。これはもう職業病。
相手は話したいとも思っていないのに、いろいろ聞き出してしまって「それ、救急で受診したほうが良いよ」とか、余計なお世話的なアドバイスをしてしまったり。
体調不良の人に対して、「え~大丈夫?」みたいな、一般的な会話ができないんだよね。「症状はいつから?」みたいなこと聞きたくなるの。
そしてあちこち観察してしまう。顔色はどうなんだ?皮膚の色は…むくみは…。
もうさ、相手からしたらやたらガン見してくる変な女だとお思いだろうけど、これは仕方ない。看護学生時代、頭から足の先まで、しっかり全身観察しなさいと言われていた経験から、やっぱりこうなっちゃう。
なめ回すように体を観察してしまい、申し訳ないなと思いながらも体調不良の人がいるとつい見入ってしまう、つい聞いてしまう。これはもう看護師の立派な職業病だよね。
以上、「私の“看護師の職業病”あるあるBEST3」でした。
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