いきなりですが、クイズです。
ズバリ、日本の看護師さんの数は何人でしょう?
そしてクイズに答える前にちょっと考えてみてください。
あなたは、ご自分が試験を受けた頃に比べて看護師さんの数は増えたと思いますか?
それとも職場はいつも人手不足だと感じるでしょうか?
さあここで先ほどのクイズの答えです。
現在日本には、看護師の資格を持っている人が正看護師・准看護師合わせて約150万人います(厚生労働省調べ)。
明治時代に日本の看護の歴史が始まって以来、医学、医療の進歩と共に看護師の数も急増し、現在も年々増加傾向にあります。
さらに少子高齢化や医療技術の高度化に伴い、看護師さんを取り巻く環境も日々変化していることは、肌身で実感している方も多いことでしょう。
実際、看護師に求められる専門知識や技術はレベルアップし、仕事量そのものも増えています。
また需要が拡大し続けている介護医療の分野では、単に疾病治療というだけでなく、高齢の方の「より良い暮らし」をサポートするための手厚いケアが求められるようになっています。
このため、看護師の数は増えているはずなのに、現場では「人手が足りない」という悲鳴がたくさん上がっているのです。
こうした傾向を受けて、看護学科を設置する大学がここ数年で急増しています。平成25年には、その数218校に。
男性看護師の数も急ピッチで増加し、社団法人の「日本男性看護師会」が発足するまでになりました。
まさに看護師ラッシュの時代。
「今はどこの病院も人手不足で需要があるから売り手市場だけど、そのうちに看護師が溢れかえって飽和状態になるんじゃないの?!」なんて不安の声も上がっているとか…。
そうなった時にも生き残れるように、一般看護だけでなく専門性の高い知識やスキルを身に付けたり、資格を取るための勉強をしている努力家の看護師さんたちもたくさんいます。
細分化されていく高度医療の時代を先取りする賢さも必要なのかもしれませんね。
厚生労働省のデータによると、日本の看護師の総数約150万人の中で、看護師の資格を持っていても就業していない潜在看護師の数は約71万人だそうです。
ということは、実際に現役ナースとして働いている看護師さんの数は、看護師総数の約半分しかいないのですね。
離職の理由としては出産・育児がトップですが、こうしたライフスタイルの変化だけでなく、休みが取れない、残業が多くて業務がきつい、家事との両立が難しいなどの仕事に対する不満も大きな原因となっているようです。
一方で、育児中も非常勤で働いて家庭との両立をはかっている看護師さんや、育児がひと段落してから復職を希望する看護師さんも大勢います。
今は看護師さんの雇用形態も多様化していますし、ブランク明けの看護師さんのための教育体制を充実させている医療機関もたくさんあります。
資格を持った看護師さんたちが、経験やスキルを生かして働ける場が増えるのは嬉しいことですね。
世のため人のため、日々ハードワークをこなす看護師さんたちが、より働きやすい環境で看護のお仕事に携わることができるよう、これからの時代にも期待していきましょう。
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