仕事を終えて病院から一歩でると、他職種の友だちとの付き合いがありますよね。職業柄、つい余計なことを言ってしまい失敗なんてことはありませんか?病院以外の友だちとも上手につきあいたいですよね。
今回は、他の職種の友だちとの付き合いで気をつけると良いポイントをまとめました。そんなこともあるかも…と一度、考えてみる機会にしませんか?
友だちに誘われた食事会や、初めてのママ友のランチなど、初めての人と同席する機会もあるかと思います。会話の途中、相手を知る話題として職業を聞かれることがよくあるのではないでしょうか。
そんな時に「看護師なんです」と言ったとたん、「看護師さん、大変でしょ?」「もしかして、ご主人はドクター?」などの質問攻めにあうことが看護師に多くあるようです。
他にも看護師という専門的でありながらテレビドラマなどでもよく知る職業に、友だちたちから色々と興味津々な質問をされることも多いようです。
そんな会が終わってみると、「あれ?みなさんの職業は何だったの?私ばかり質問されてた?」なんてことになってしまうかも。自分から看護師と言わない方が、他職種の友だちの話が色々と聞けるかもしれませんね。もし、先に聞かれた場合は、自分の話は控えめくらいの方がちょうどいいと意識しておくといいですよ。
他職業の友だちから、「家族が入院した病院で看護師さんにとてもお世話になって、働く姿をみていたら大変な職業ですね。人に役立つよい職業ですね」などと言われたことはありませんか?
入院した病院の看護師と、看護師という職業に対してのねぎらいの言葉を、自分がその方に何かをしたわけでもないのに、もらえてしまうことってあるんですよね。
そんな時は否定せず、素直に、でも謙虚に、お礼が言えるといいですよね。
ここで少し気をつけたいのは、大変なことや日頃の苦労をこちらから話し過ぎると、「実際には、看護師さんは裏でそんな風に思ってるのかな?」と友だちを不安にさせてしまう可能性があるのでご注意を。
戴帽式でナイチンゲール誓詞を読み、誓ったように、「わが任務に……われは人にもらざるべし」を、ですよ。
看護師として経験を積んでくると、他職種の友だちから、友だちとしてではなく看護師である自分に対して、病気や入院、治療などについて相談を受けることもありますよね。
「病気がわからないのか」「治療が知りたいのか」「治療や病院などに不満があるのか」など話を聞いてあげると、友だちは胸の内を話せたことで楽になり、安心するかもしれません。学生時代に学んだロジャーズの傾聴法、フロイトの精神分析法などを思いだして活用してみるのもいいですよ。
治療や病院、主治医に対して友だちが不満を感じているような場合には、発言には気をつけて下さいね。友だちの不安が募り、主治医との信頼関係が崩れて治療の妨げになってしまったというケースもあるので、ご注意くださいね。
会話を楽しみながら食事をしているつもりが、気がつくと友だちから「ごめんね、急いでる? 時間大丈夫?」と心配されたり、店員さんにお皿を下げられ、自分の前だけスッキリ片付いていたなんて経験はないでしょうか? 看護師ってどうしても早食いという職業病がつきまとうようです。
早食いを防ぐためには、時々、お箸やフォークを置いて、よく噛んでゆっくり食べる意識を持つといいですよ。満腹中枢が刺激されるには15分から20分くらいかかります。職場の休憩中には15分くらいで食べ終わらせている方も、せっかくの友だちとの食事です。自身の健康のためにも、たまにはゆっくり食事をする意識を持てるといいですよね。
看護師の友だちと話していると、職場や仕事の話題があれこれ出てくると思います。看護師同士の場合、仕事で起こるだいたいのことはお互いに分かり合えているので、そんなに気にならないかもしれません。
しかし、他の職種の友だちに同じように仕事の話を聞いてもらおうとすると、「重たい」と感じる話や、下のお世話の話など、抵抗感を持たれてしまうことがあるようです。
友だちに話を聞いて欲しい時もありますが、話す相手によって、少しだけ話題に気をつかうことができるといいですよね。
看護師は、仕事が定時に終わることは残念ながらほぼありません。だから、予定を決める時には時間に余裕を持って、友だちを待たせしないよう心がけたいですね。
逆に友だちが、忙しい看護師の仕事に理解を示して融通をきかせてくれた際には、感謝の言葉をしっかりと相手に伝えることが大事。
「看護師だから当たり前」と思っている方はいないと思いますが、実際に待っている友だちには、心の思いを言葉でしっかリと伝えてくださいね。
子育てと両立されている方や趣味などで団体に所属されている方などは、保護者とのお付き合い、習い事でのお付き合いなどもあるかと思います。仕事が休めず、他の保護者のお世話をかけてしまうことも出てくるかもしれませんが、お詫びと感謝をしっかり伝えることが何よりも大切です。
他の職種の友だちが増えることで、「看護師は世間知らずだったと気づけた」という声が看護師からよく聞かれます。他職業の友だちから学ぶことは、多くあるもの。他職種との友だちとも、大切に長く、上手に付き合っていけるといいですね。
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