お局様というと皆さんどのような印象をお持ちでしょうか。
怖い?細かい?うっとうしい…? 一般にはマイナスなイメージがつきまといがちなお局様ですが、実は厳しく頑張っているお局様には、かわいいところや憎めないところもありますよね。
大先輩だから怖い、厳しいというフィルターごしに対応してしまうと、関係性もぎくしゃくして、厳しく感じてしまうものです。
そこで今回は、私の看護師人生で出会った個性豊かでかわいい(?)お局様をご紹介してみたいと思います。あなたの職場のお局様も、見方を変えれば、実はチャーミングかもしれませんよ!
看護師Aさんはベテラン看護師。見た目はマダムな雰囲気をお持ちで、人当たりも優しい人です。 しかし、このAさんとにかく毎日遅刻をしてくるのです。
朝のミーティングのスタートに間に合ったのも数回、ミーティング中に「今車降りたところです!」という電話がかかってくることもしばしば… ミーティング後Aさんの様子を見ていると、病棟にきれいなお花を飾っているではないですか!
「このお花きれいですね、どうされたのですか?」と聞いてみると「出勤前に摘んだのよ、それで遅くなって…」とAさん。
なんと遅刻の原因は毎日お花を摘んでいるからというもの!?
ミーティングは正式には就業前時間で、お花はきれいだし、病棟もきれいになるのはいいのだけれど…みんなのミーティングが遅くなってしまうので、できれば「お花の天使」から「白衣の天使」に早くなってくださいよ…とつっこみたくなる朝のお局様なのでした。
看護師BさんはICUを経験したことのあるキャリア豊かなお局様。注意するときの口調は厳しく、部署を内側から仕切るボスの風格漂う人です。
しかし、このBさん17時を過ぎるとふらーっとどこかに消えたかと思いきや、お菓子の袋を持って再登場!デスクの上にお菓子を広げ、前かがみになりむしゃむしゃと食べ出すのです!
食べている姿はまるで冬眠前の熊さんのよう…。
「おなか空いちゃってー!食べないと仕事片付かないの!」と言ってはいますが、体型もなかなかビッグなのでそろそろ食事制限しないといけないんじゃないかな…と体調に気を使いたくなる、そんな熊さんみたいなお局様なのでした。
看護師Cさんはその道40年、院長の秘書としても活躍し、他業務もこなす看護師。
ただ、私たちが話していると「どうしたの?どうしたの?」と話しに割り込まないと気がすまなかったり、その場にいない人の文句を話してくる、噂好きの近所のおばちゃんのようなちょっとだけ面倒な人です。
このCさんの見た目は、少しふくよかで、頬はほんのり赤く、まるでテレビドラマに出てくるような大家族の肝っ玉かぁちゃんのような風貌なのです。懐も大きくとっても頼れる存在!!
私が新人のころ、自分の業務が終わり、やることが見つからず病棟で右往左往していたら、Cさんが来て「あら!お疲れ様~帰れるときに早く帰っちゃいな!」と背中をぼーんと叩かれました。
ちょっと痛かったですが(笑)、久しぶりにお母さんのようなあったかさを感じる、そんな思いをさせてくれたお局様です。ちょっとおせっかいだけど、人情深いんですよね。
いかがでしたでしょうか。 キャリアを積んで、辛い苦しい経験もしたお局様は、どこか風格や風貌も違う気がしますよね。そのため、新人看護師や中堅看護師にとっては、ちょっと近寄り難い、話しにくい、そんな存在になってしまうこともあります。
しかし、今まで出会ったさまざまなお局様を思い返すと、みなさん人間味にあふれ、厳しいことをたくさん言われても、なんだか憎みきれない方ばかりでした。
皆さんの身近にも、かわいいお局様はいらっしゃいますか?
もし、きつい、厳しい、怖いと感じるお局様がいたとしても、よく観察してみると、ステキなところや可愛らしいところを見つけられるかもしれません。みんなの心の平穏と職場雰囲気を良くするためにも、少し違った視点でお局様を見れるといいかもしれませんよ。
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