コミュニティと研修会を通して学校看護師の悩みや課題の解消に寄与する【Nurse Fight】

医療的ケア児の教育環境の整備が進むことで、特別支援学校のみならず、小中学校で働く看護師の需要はこれまで以上に高まることが予想されます。
その一方で、現在学校で働いている看護師さんの中には、看護師が自分一人しかいない、専門性を高める方法がわからない、多方面との連携方法がわからないなどさまざまな悩みや不安、課題を抱えている方も多いのが実情です。

本記事では、学校看護師さんがより良い環境で働けるように、独自の目線からサポートするNurse Fightをご紹介します。
同団体が展開するコミュニティの存在やオリジナルの研修会は、すでに学校看護師として働いている方はもちろん、学校看護師に関心がある方にとっても大切な情報源、ひいては存在となるかもしれません。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

Nurse Fight

Nurse Fightは、学校で働く看護師を支援するべく立ち上がった団体です。

代表を務めるのは、現場の看護師としての勤務を経て、市立の小中学校で働く看護師のマネージメント業務に携わっていた植田陽子氏。マネージメント業務は手探り状態で奮闘することが多く、当時は大変な思いをしていたと言います。
そこでこれまで医療現場や自治体で積み重ねてきた経験とノウハウを活かし、自身と同じように課題や悩みを抱えながら学校で働いている看護師を支えようと、2021年に同団体を設立しました。

「学校で働く素晴らしさの共有」「学校で働く看護師の増員」「学校で働く看護師の支援」の3つを軸に、事業では学校で働く看護師が情報交換できるコミュニティ「つながるかい」の運営、および各方面への研修・コンサルに取り組んでいます。

学校で働く看護師コミュニティ「つながるかい」

医療的ケア児の増加や教育体制の拡充など、学校で働く看護師さんを取り巻く環境は変化を見せています。
一方で、医療機関とは異なる現場に戸惑いや孤独を感じたり、多方面との連携や関係性に悩んだりする学校看護師さんも少なくありません。
そうした学校看護師さん同士がつながり、悩みを共有するとともにお互いが成長できる場を提供しているのが、同団体の学校で働く看護師コミュニティ「つながるかい」です。

同コミュニティでは、主に3つの活動に取り組んでいます。

一つが、全国の学校看護師さんとつながれる「グループチャット相談」です。
医療的ケアに関する内容はもとより、人間関係や業務を通して感じるさまざまな悩みを共有することが可能。代表の植田氏やほかの学校看護師さんから、さまざまなアドバイスを受けられます。
パソコンにもスマートフォンにも対応しているツールを用いるため、自宅でのプライベート時間や職場での休憩時間などどこにいても利用できるのが魅力です。

また、月1回のペースで、Zoomを用いた「グループミーティング」を開催しています。
ちょっとした話から相談ごとまで、リアルタイムでコミュニケーションをとれるのがポイントです。
ほかの地域の学校看護師さんの話を聞くことで視野が広がったり、新たな発見が得られたりするかもしれません。
参加する際は顔出しの有無が自由なので、顔出しは恥ずかしいという方でも参加しやすいでしょう。

年3回の「Nurse@school研究会」も見逃せない活動の一つで、毎回異なるテーマを設定し、ゲストによる講演と意見交換会を実施。録画によるアーカイブ配信も行っているため、都合がつかずに参加できなかった、復習したいといった場合にもしっかり見直せます。

同コミュニティに入会している方からは、「同じ経験をしている方が多く、今まで感じていた課題に共感してもらえた」「看護師一人の職場で不安だったけど、相談することで安心して仕事に取り組めるようになった」「ほかの学校看護師さんと出会えて、心強く感じた」といった声が寄せられていました。

自治体・教員の方向け研修会

同団体では、2021年に「医療的ケア児支援法」が施行されたことを踏まえ、自治体・教員の方向けの研修会にも取り組んでいます。
提供可能なサービスとして挙げているのは、「学校で働く看護師への研修」「指導的役割を担う看護師への研修」「自治体へのコンサル」の3つです。

たとえば、学校看護師さん向けの研修内容には、学校における看護師の役割をはじめ、多職種との連携方法や学校組織の一員としての心構えなどがあります。
このように学校看護師さんがスキルアップ、およびブラッシュアップをピンポイントに目指せるのは、看護師と自治体職員の経験を併せ持つ植田氏だからこそと言えるのではないでしょうか。

教育現場の環境づくりに寄与し、子どもたちの笑顔を守る学校看護師という仕事にもっと自信とやりがいを持って取り組めるよう、同団体は伴走型のサポートを続けています。

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