
本記事では、患者さんの尊厳を守りながら療養環境の改善に取り組む企業と、嚥下障害のある患者さんの安全な嚥下リハビリをサポートする企業をご紹介します。
「患者さんのQOL向上と業務効率化を両立したい」「患者さんの尊厳を守りたい」という看護師さんは、ぜひ両者の企業に注目してみてくださいね。
2006年に前身となるテクノブレイン株式会社を設立して以来、シリカゲル製品の製造と生活雑貨の販売を手掛けるテクナード株式会社。「こんな製品があったらいいな」という潜在的な顧客の欲求を捉え、付加価値の高い製品の提供に取り組んでいます。
中小企業ならではの機動力と独自の「ものづくり」「企画開発力」で、ステークホルダーとの絆を大切にしながら持続可能な社会の実現に寄与する企業です。

神経因性膀胱や前立腺肥大などさまざまな原因により自力での排尿が難しいケースでは、カテーテルを用いて導尿が行われます。
膀胱に尿が溜まったままの状態はときとして命にかかわるため、大事な治療と言えるでしょう。
しかし、排出した尿を集める導尿バッグの存在は、患者さんの心理的負担となるだけでなく、気になる尿臭やムレが発生する課題も抱えているのが実情です。
同社はこうした課題の解決に向けて、導尿を行う患者さんの尊厳を守りつつ、快適な療養環境を実現するSONGEN(尊厳)シリーズ「導尿バッグカバー」の提供をスタートしました。
同製品は、導尿バッグを包み込むように2つ折りにして使用するもので、視覚的なプライバシーの確保と気になるニオイやムレの解消が可能です。
ベッドサイドに適した作りとなっており、ケアに必要な物品などを入れられるポケットもついています。

特長は、日本製の抗菌生地に、独自開発した「シリカクリンach-de(エチュード)」の加工を施していること。天然素材のシリカゲルの多孔質構造が、湿気とともに不快なニオイを吸収します。
また、シリカゲルにより乾燥した環境が維持され、防ダニ・防カビ効果につながるのもポイントです。
使用後は天日に干すと機能が復活し、長期にわたって繰り返し使用できる機能性の高さも見逃せません。
なお、医療・介護現場のQOL向上を目指すSONGEN(尊厳)シリーズには、同製品のほかにも「防水クッション」や「いす用防水シート」、「アニマルクリン」などがあります。
患者さんと医療従事者、双方にとって無理のない環境づくりを目指す際に、注目してみてはいかがでしょうか。
3,000種類以上の素材を駆使し、家電や医療機器、自動車、住宅設備などの幅広い分野に発泡プラスチック製品を届けるソフトプレン工業株式会社。企画開発に製造と一貫した生産体制を整え、少量多品種から大ロットまで柔軟に対応しています。
また、長年の実績に基づく課題解決力と、品質および環境保全に配慮した徹底的な管理体制といった強みも持ち合わせることで、顧客のニーズに応え続ける企業です。
嚥下障害は飲食物を上手に飲み込めなくなる症状のことで、誤嚥性肺炎や窒息、脱水などを引き起こしかねません。
こうしたリスクを防ぐには、嚥下造影検査を用いて嚥下障害のある患者さんに最適な食事姿勢を見つけ出し、リハビリで再現することが大切です。
一方、車椅子の移乗作業が発生したり、リハビリでは検査結果を再現するための微調整が必要だったりと、患者さんにも医療従事者にも負担がかかります。

そこで同社は、リハビリテーション病院の元院長である藤島一郎氏監修のもと、鉄工所やデザインの専門家とタッグを形成し、医工連携で嚥下チェアー「FISLAND FJ-1」を開発しました。
最大の特長は、なんといっても昇降装置と専用車椅子をワンタッチで合体・分離できることでしょう。
病室・検査室・リハビリ室間の移動から嚥下造影検査、リハビリまで同製品のみでシームレスな対応が実現します。
そのほか、診断機器の高さに合わせるための昇降機能をはじめ、リクライニング機能(最大180度)や座面回転機能(左右90度)、ティルト機能(最大30度)を搭載。簡単に操作できる仕様なので、誰でも無理なく使用することが可能です。
また、同製品の側面にリクライニングおよびティルトの角度計が備わっているのもポイントで、検査時に角度を記録しておくとリハビリ時の姿勢の角度再現が容易になります。
検査からリハビリまでの一貫した姿勢管理により、患者さんの誤嚥リスクや移乗回数の軽減、医療従事者の作業負担の軽減に寄与する同製品。より安全で効果的な嚥下リハビリの提供を考える際には、同社のサイトで詳細を確認してみてください。
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