「御侍史」「御机下」ってナニ?病院とフツウの会社で異なる言葉のマナー

ずっと病院内で働いていると、「えっ?この言葉、フツウの会社では使わないの?」というカルチャーショックを受けることはありませんか?フツウの会社と病院とで異なる、”言葉のマナー”にスポットを当てて見てみましょう。

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御侍史、御机下は医療業界だけ!

ドクターが手紙を書くとき、相手の先生の宛名を「○○先生御侍史」「○○先生御机下」と書くことがあります。これは、医療業界にだけ残っている独特の文化なんです。「なんか尊敬してる感じがするから!」といって、ふつうの手紙で使わないように気をつけましょう。通常は「○○様」で十分です。

「御侍史」(おんじし、ごじし)とは、秘書やお付きの人のこと。「先生に直接手紙を出すのは失礼なので、お付きの人が開けてくださいね」という意味がこめられています。

「御机下」(おんきか、ごきか)は、「直接渡すのは恐れ多いので、机の下に置いておきますね」という意味。

どちらも「お医者様、エライ人!」という風潮が行きすぎてしまった感じが、病院という場所の独特な空気を物語っているようで興味深いですね。

今の病院で満足していますか?

御社・弊社、病院ではなんて言う?

会社の場合は、自分の会社は「弊社」「当社」、相手の会社は「御社」「貴社」などと言いますよね。病院・医院の場合は、自分の病院のことは「当院」と呼ぶことが多いです。「弊院」という言葉もありますが、書き言葉以外ではあまり使われていません。

相手の病院は「貴院」と呼ぶことが多いですが、「貴病院」「御病院」「御院」と言うこともあるようです。クリニックの場合は、「御クリニック」、「貴クリニック」と言うことも!カタカナ言葉に「御」をつけるのはなんだかヘンな気もしますが、昭和のお母さんがビールのことを「おビール」と言っていたことを思うと、それほどおかしなことではないのかもしれません。古い習慣なのかもしれませんね。

メールや文書を書く際は、相手が病院か?クリニックか?普通の会社か?をしっかり考えて使い分けをしましょう!

「患者様」は「お客様」?

病院のお客様に当たる患者さん。

「患者中心の医療を!」という動きによって「患者様」と、“様”をつける表現が増えたことがありますが、少し行きすぎじゃないか?ということで、最近は「患者さん」と、さん付けに戻っている傾向がみられます。患者さん自身からも「『患者様』はちょっと違和感がある」という声があるようです。

気をつかって、サービスを提供する相手「お客様」=「患者様」という呼び方よりも、私たちと一緒に治していきましょう!という気持ちがあらわれている、「患者さん」と呼ばれる方が、親しみやすくて安心されるのかもしれません。

医療業界独特のマナーは、院内では思いのほか大切です。ドクターから「そんなことも知らないの?」と言われるのはイヤですよね。でも、一般社会で「えっなにその言葉?」と思われるのもイヤ!

どちらのマナーも身につけて、どこへ行っても恥ずかしくない社会人になりましょう!

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この病院のルール変かも?と感じたら

医療業界でしか通じないマナーや風習は、看護師さんにとって知っていて当然のことかもしれません。しかし、なかにはその病院でしか通じない「謎ルール」が存在する職場で働いている看護師さんもいるのではないでしょうか。効率や患者さんのことを考えたルールなら問題ありませんが、意味がないと感じる謎ルールが存在する病院も少なくないようです。

そんな職場の謎ルールに耐えられなくなったら、もっと働きやすい職場を探してみるのもおすすめです。転職することで、良い職場に出会い、ストレスの少ない働き方ができるようになるかもしれません。

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病院の言葉のマナーについてのQ&A

Q1.病院の呼び方にはどのようなものがありますか?

自分が勤めている病院については「当院」や「弊院」と呼びますが、「弊院」という呼び方は書き言葉以外で使われることはあまりありません。また、相手の病院は「貴院」と呼ぶことが多いです。このほかに「貴病院」や「御病院」、「御院」と呼ぶこともあります。

Q2.「御侍史」「御机下」はどのように使えばいいですか?

医師が手紙で相手の先生の宛名を書くときに「〇〇先生御侍史」や「〇〇先生御机下」のように使用し、いずれも医療業界でのみ使われる言葉です。御侍史とは秘書やお付きの人のことで「先生に直接手紙を出すのは失礼なので、お付きの人が開けてください」といったような意味が込められています。一方、御机下は「直接渡すのは恐れ多いので、机の下に置いておきます」という意味です。

Q3.病院の患者の呼び方は何ですか?

患者は病院のお客様にあたり、一時期は患者中心の医療を追求するなかで、患者を様付けで「患者様」と呼ぶ医療機関が増えたこともありました。しかし近年では、再びさん付けで「患者さん」と呼ぶ医療現場が増えている傾向が見られます。

Q4.病院のルールに違和感を感じたらどうすればいいですか?

医療業界には、特有のマナーや風習が存在します。中にはその病院でしか通用しないルールもあり、効率や患者に配慮したものもあれば、存在意義がよく分からない類のものもあります。もし、病院独自のルールに強い違和感を感じるようになったら、転職を検討してみてもいいかもしれません。レバウェル看護では、転職のアドバイスや入職後のサポートまで、一貫して対応いたします。

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