テクノロジーで医療現場の業務効率化と安全性向上に貢献する企業

本記事では、自律走行ロボットで医療現場の搬送業務を効率化する企業、手術体位の調整をデジタル化で支援する企業を紹介します。
医療現場のさまざまな課題をテクノロジーで解決し、より質の高い医療の実現を目指すことに関心がある看護師さんは、ぜひ最後までご覧ください。

※調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

株式会社Preferred Robotics

「すべての人にロボットを」をビジョンに掲げ、人に対する深い理解を重視した開発姿勢で自律移動ロボットを手掛けるPreferred Robotics株式会社。ナビゲーションやSLAM、深層学習といった技術の活用により、環境変化への強さと安全性の高い開発を実現しています。
自社製品である自律走行搬送ロボット「kachaka Pro」、および小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」を通して、人とロボットが共生する未来社会に寄与する企業です。

自律走行搬送ロボット「kachaka Pro」

▲画像提供:株式会社Preferred Robotics

医療機関の中には、慢性的な人手不足で業務量が多く、慌ただしい現場もあるのではないでしょうか。
そうした状況下で診療器具や紙カルテ、薬剤などの搬送に時間を取られていると、患者さんへの対応時間が減少したり、搬送に伴う移動が負担になったりしかねません。

そこで注目したいのが、同社の自律走行搬送ロボット「kachaka Pro」です。

同製品は、55cm幅の通路や狭いスペースでも安定して走行できるコンパクトさが特長。障害物の検知による自動回避はもちろん、急な飛び出しにも対応しているため、安心して運用することが可能です。

専門知識がなくても、スマートフォンアプリもしくは「カチャカボタン」で簡単に操作できます。
スマートフォンアプリには、改めて設定しなくてもワンタッチで搬送をスタートできるショートカット設定、都度設定せずとも決まった時間・場所へ搬送してくれるスケジュール機能が設けられているのもポイントです。

▲画像提供:株式会社Preferred Robotics

そのほか、バッテリー残量が少なくなった際に自ら充電器に戻る自動充電機能、ブザー機能、自社開発ならではの柔軟なカスタマイズと充実した内容となっています。

導入施設からは、「スタッフの移動時間が大幅に減って患者さんの対応に充てられるようになった」「患者さんとのコミュニケーションがはずんだり、デコレーションが緊張緩和につながったりした」といった声が寄せられていました。

医療現場の業務効率化と、より質の高い患者さんへのケアの両立を目指すうえで、同製品が救世主となってくれるかもしれません。

広和計装株式会社

1988年に創業して以来、産業界を中心に自動制御や警報監視の分野で多くの現場を支えてきた広和計装株式会社。計装に関わるシステムの提案から設計、製作、メンテナンスまでをワンストップで担う総合力を活かして、顧客が抱える課題を解決する企業です。
また、「人とコンピューターの融合を目指す」というミッションのもと、煩雑になりやすいシステムを誰もが容易に扱えるカタチで提供することにも注力し、テクノロジーと人の架け橋としてより良い未来の創造に貢献しています。

「ベッド角度モニターロガー」

手術体位の調整は、術野を確保しながら患者さんの安全を守るうえで大切です。
特に全身麻酔の患者さんは違和感や痛みを訴えられないことから、適切な手術体位の維持と継続的な確認が不可欠となってきます。
また、長時間の体位固定による特定部位への圧迫や無理な体位は、皮膚疾患や神経障害といったリスクを引き起こしかねないため、より慎重な調整が求められるでしょう。

そこで同社は、現場の負担軽減とリスクヘッジにつながる「ベッド角度モニターロガー」を開発しました。

▲画像提供:広和計装株式会社

同製品は、既存の手術台に簡単に取り付けられるセンサーユニットと、カラー表示で直感的に扱えるタブレットを用いて、手術台の角度を正確にデジタル表示できるスグレモノです。
頭部や左右の角度を、絶対値および相対値で確認することが可能。経過時間の表示やアラーム機能も搭載することで、長時間にわたる手術体位の調整をサポートします。

電源を入れるとセンサーユニットとタブレットが自動的に接続し、角度表示と記録を開始するため、操作に手間取る心配もありません。
センサーユニットと角度表示(タブレット)はそれぞれ独立しているため、手術台がドレープで覆われている状態でも角度調整が正確かつスムーズに行えます。これにより、手術室看護師の負担が軽減され、本務に集中しやすい環境に整えられます。

▲画像提供:広和計装株式会社

また、自動的に記録された術中の角度は、手術後に術中体位に関する客観的なエビデンスとして、検証や分析に活用できる点も大きな特長です。

手術室看護師に求められる細やかな手術体位の調整を、確かな数値とシンプルな操作性でバックアップしてくれる同製品。患者さんの安全確保に向けた、心強い味方になってくれるのではないでしょうか。

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