「あの患者さん、今朝のバイタルでちょっと体温高かったので気をつけてください」
なんて業務上の申し送りから、
「まぶしそうだからカーテン閉めときますね~」
なんてちょっとした気づかいまで、
よく気がつく人ってどうしてあんなに“気づき”があるんでしょう?
同じ病棟にいるはずなのに、自分には気がつけなかったことを気づいている人はいったいどこが違うの?
“気づき”のポイントを増やす方法を、ちょっと考えてみませんか?

ダイエット成功した人に会う時のことを想像してみてください。
しばらく会っていないなら、「あれ、やせた?ダイエット成功?」なんて気づくことができると思います。
でも、それが毎日会っている人だったらどうでしょう。
少しずつやせていっているのでなかなか気づかないと思いませんか?
人でもモノでも、見慣れてしまうと変わっていっていることに気づけないものです。
そういう小さな変化に気づくには、興味を持って観察することが大切。
気をつけなきゃ!と思うだけでなく、もっと知りたいな、という探究心を持つことが“気づき”の力の源になります。
「私って気がきかない性格なのよね」という人は、本当に気づいていないのではなく
「気づいてはいるけどそこから先につなげられない」ということの方が多いはず。
気づくことに苦手意識がある人は、「コレが気になったらコレをチェックする」という風に、
“気づき”を必ず次の行動につなげるようにしてみましょう。
具体的に過去の数値と比べてみる、他の看護師に話してみるなど、ちょっとしたことでいいのです。
気づいただけでなく行動につなげたことで、それが記憶に残る経験になり、次からはより早く行動に移せるようになります。
「自分から言うほどじゃないな」と思っても、
「なんだか今日はゴキゲンじゃない?」なんて言われたら、
「わかります?実は昨日新しい靴を買って・・・」としゃべってしまうこと、ありますよね。
少しでも気になったことは口に出して言ってみることが、“気づき”のきっかけになります。
さらに、口に出すことに慣れたら、気づいたことを具体的に話すことを意識してみましょう。
「何か気になることはありますか?」というあいまいな質問では「うーん、特には・・・」というあいまいな答えしかもらえません。
「以前よりのどが渇いたり、水分を多く摂っていることはありませんか?」
など、より具体的に話せば、相手の答えもぐっと具体的になってきます。
「先生のパソコンのマウス、反応にぶいから夜勤の時にそうじしておきました」
(えっ・・・そうだったの?いつも見ていたのに気づかなかった!)
いつも目に入っているもののはずなのに、触ってみて初めてわかることって意外とあるものです。
もちろん、患者さんを診るときには当たり前のことですよね。
人だけではなくモノ、たとえば普段見ているナースコールのボタンやホワイトボードのペン、
触ってみると意外にも使いやすい/使いにくいということがあるかもしれません。
それが小さな“気づき”につながることは、看護に関わる人ならきっと知っているはず。
どうでしたか?こんな小さなポイントで、“気づき”を増やすことができます。
患者さんの変化に気づくのは、看護師のスキルとしてとても重要。
“気づき”の力を磨くために、毎日の生活で心がけていきましょう!
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