清潔感が大切な看護師だからこそ!日頃から気をつけたい足の臭い予防と対策

2016.6.29

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看護師さんの悩みでよく聞くのが、足の臭い対策。特に夏場はナースシューズのニオイが気になりますよね。清潔さが大切な看護師さんにとってデリケートな問題です。

そこで今回は、夏に向けた足の臭い対策にスポットを当てて、予防法をご紹介したいと思います。

臭いの原因

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足の臭いの原因は大きくわけて2つ。

まず、老廃物を排出する汗。実は汗自体には臭いはありませんが、この汗に雑菌が繁殖して、体臭へと変化してしまいます。

しかも臭いは、汗をかいた直後よりも、約90分後に強い臭いへと変わってしまうのです。

ストッキングが汗でむれていると、汗がストッキングに吸着し、そこで菌が増殖しやすくなります。

仕事を続けていると、そこから時間が経つにつれて臭いがきつくなってしまうのです。

体の部位の中でも、特に汗をかきやすいのが足裏と言われています。

これは、足裏には背中の8倍も多い汗腺が集まっており、1日に500ミリほどの汗をかくからなのです。

臭いの原因の2つめは、足裏の角質層です。硬くなった角質が剥がれ落ちると垢(アカ)になり、タンパク質(皮膚の成分)が付着します。

そこに皮脂腺から分泌される脂肪が混ざると「低級脂肪酸」となり、悪臭を生み出してしまうのです。

つまり足裏は、臭いにとっての栄養分が非常に豊富な場所なのです。

足がむれると角質が剥がれやすくなりますし、湿った状態では菌の増殖も活発になります。

だからストッキングを履いていると、臭いが発生しやすいのです。

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自宅でのおすすめケア

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角質をケアする

臭いのもとになってしまう不要な角質を取り除いて、クリームでしっかり保湿してください。

重曹の足湯で消臭・殺菌

洗面器に大さじ3杯の重曹を入れて足湯をすると、臭いのもと(酸性)を除去してくれます。

ナースシューズを洗い、しっかり日光を当てて干す

日光にあてて乾燥させることで菌の繁殖を防げます。また、日光中の紫外線には殺菌作用があり効果的です。

職場でのケア

汗をかいた足はウエットティッシュで拭く

乾いたタオルで汗を拭きとると、肌が乾燥を防ごうとして汗が出やすくなるので注意が必要です。

ウエットティッシュや湿らせたタオルをギュッと絞ってから拭き取りましょう。

その後は蒸れないように注意してください。

消臭効果のソールを入れる

消臭効果のあるソールを靴に敷くことで、臭いをその場で消臭します。

替えのナースシューズを用意する

ナースシューズは2足用意しておきます。そして、できれば午前と午後の2回、ナースシューズを履き替え、履いていないシューズは風通しのよい場所で空気を入れてあげます。

ナースシューズは複数を所持

理想的なのはナースシューズ6足を1週間でサイクルすること。職場のロッカーの広さや持ち帰りに無理がなければおすすめです。

2足を午前と午後に履き替え、2~3日間に一度、自宅にあるナースシューズと入れ替えます。

職場での保管は基本、消臭剤を入れて、自宅では天日干しします。夏場はとくに日差しが強く、短時間でも消臭効果が期待できます。ですが、夕立も多いので、干しっぱなしは厳禁ですよ!

ナースシューズの選び方

ナースシューズの値段や質は様々。しかし複数をストックするのであれば、なるべくコストを抑えたいところ。ナースシューズを選ぶときのポイントは、

その1 通気性が良いか?

その2 抗菌作用はあるか?

その3 長い時間履いても疲れにくいか?

インターネットで検索すると、この3点をクリアするナースシューズが2,000円代で見つかります。

見た目だけで選ばず、機能性も確認してくださいね。

以上、夏に向けての足の臭い対策をご紹介しました。

しっかりケアして清潔な足元をキープ!気持ちよくお仕事してくださいね。

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