「ささくれが頻繁にできる」「乾燥して指先が切れてしまった」など、手が荒れている看護師の方は多いのではないでしょうか。また、「保湿したいのに、手洗いとアルコール消毒は欠かせない」と悩む看護師の方もいるでしょう。
このコラムでは、手荒れに悩む看護師が多い理由を解説。また、手荒れ予防や対策についても紹介しています。手荒れに悩む看護師の方は、ぜひご一読ください。
看護師は衛生面および感染を防ぐ観点から、1日に何度も手洗いやアルコール消毒を行います。手を石けんで洗いアルコール消毒をするたびに、皮脂が流されて乾燥してしまうのです。特に空気が乾燥する冬は、看護師でなくても手荒れを起こす人がいます。ひどい手荒れに悩む看護師が多いのは、常日頃から清潔を保つために手洗いとアルコール消毒を欠かさないためです。
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看護師の職業病といっても過言ではない手荒れ。看護師の方々は、どんな方法でケアをしているかを聞きました。
「乾燥にはオイル系のハンドクリームがおすすめですよ。最近で良かったのはカスターオイル。ベタつくくらい油っぽくなりますが、乾燥しきったお肌には良い感じです。始めは心配なくらいベタついても、しばらくするとシッカリ肌に入っていくので大丈夫ですよ」
「皮膚が固くなるほど荒れてしまいました。病院でステロイド系の外用薬と併用して、『保湿剤』をもらいました。これはかなりよかったです。お願いすれば出してくれるかも」
「デートの前日には、『手のパック』をしていいます。手袋の形をしたパックで、雑貨屋さんやドラックストアで買うことができますよ。持ちは1日くらいですが、いつもよりはしっとりしますね」
「普段は『保湿系ハンドクリーム』、休日は『薬用ハンドクリーム』、寝る前には『かゆみ止めが入っているハンドクリーム』を選んでいます。以前は寝ている間に、無意識に乾燥した肌をひっかいて、目覚めたら肌がボロボロになっていたのですが、『かゆみ止めの入ったハンドクリーム』を使用するようになってから、それがなくなりました」
「『パラフィンパック』を試しました。専用の『ろう』に手を漬け込むパックです。最近はネイルサロンでもやっていますが、私は皮膚科でやってもらいました。定期的にやると乾燥が抑えられますよ」
「『純粋はちみつ』を手に塗って、3分おいてから洗い流します。お肌がしっとりしますよ」
ハンドクリームを塗ったり手のパックをしたり、看護師によってさまざまなケアをされていることが分かります。
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ここでは、手荒れをしないための予防法を5つ紹介します。日常的にできる簡単な予防法なので、ぜひ実践してみてください。
熱いお湯での手洗いは控えましょう。熱いお湯で手を洗うと皮脂を余分に落としてしまいます。乾燥の原因になるので、手を洗うときはぬるま湯か水で洗うのがおすすめです。
手を洗った後は、水気をしっかりと拭き取りましょう。手についた水が蒸発する際に、肌に含まれる水分も一緒に蒸発してしまうためです。また、ハンドドライヤーも肌に含まれる水分を一緒に蒸発させてしまう恐れがあります。手を洗った後は、清潔なタオルやハンカチでしっかりと水気を拭き取るようにしましょう。
皿洗いや風呂掃除などの水仕事は手袋をして行いましょう。業務で行う水仕事も同様です。界面活性剤が含まれている洗剤は、皮脂を落としてしまうので乾燥する原因になります。また、乾燥した手に洗剤をつけると、さらに乾燥して荒れてしまう場合も。仕事内容や状況にもよりますが、水仕事はできるだけ手袋をして行うようにしましょう。
紫外線を浴びると、肌のバリア機能が低下し水分が蒸発しやすくなります。そのため、手の甲まで日焼け止めはしっかりと塗るようにしましょう。手を洗ったり汗をかいたりしたら、こまめに塗り直すのもポイントです。なお、紫外線を浴びるのは、夏の暑い時期だけではありません。1年を通して紫外線は降り注いでいるので、紫外線対策も季節関係なく行うのがおすすめです。
手荒れの原因となる乾燥を防ぐためにも、こまめにハンドクリームを塗りましょう。塗るときは手のひらだけでなく、手の甲、指の間、爪の周囲なども塗り漏れがないようにします。ハンドクリームを塗りながらマッサージして、血行促進をするのもおすすめです。
なお、ハンドクリームには含まれている成分や効果など、数多くの種類があります。さっぱりしたものからしっとりするものまで使用感も多様なので、自分に合ったハンドクリームを見つけて使用しましょう。
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手荒れの原因は、乾燥だけでなくアレルギーや薬品負けなどさまざまです。手荒れの原因によって、ケアの方法は異なります。頑張ってケアをしていたつもりが実は逆効果だった…ということがないように、まずは自分の手荒れの原因を知ることが大事です。
また、症状によってもハンドクリームには合う・合わないがあります。ハンドクリームが「自分に合っているのかどうか」を考えるのも大切です。もし合わないと感じたら、すぐに使用は止めるようにしましょう。なお、肌に合うと感じた商品でも、同じハンドクリームを長期間使用している場合、含まれている成分の過剰摂取が原因でアレルギーになってしまうケースもあるようです。ハンドクリームを使っていて、「以前はとても良かったのに、しばらく使用していたらお肌の調子が悪くなってきた」と感じる場合は、使用を一度止めてハンドクリームが原因かを確かめましょう。
看護師は手を洗ったりアルコール消毒したりする機会が多いので、手荒れをしてしまうことも多いでしょう。しかし、あまりにもひどい手荒れで悩む場合は、働き方を変えてみませんか?
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