患者さまも人間。看護師さんも人間です。人間同士の関りの中には、苦手な人というのがでてきてしまうものかもしれません。
しかし看護師さんにとって、人間同士の関り=コミュニケーションはとっても大事です。
「あの患者さまは苦手だな」「病室に伺うのが苦痛」そう考えてしまうことありませんか?
看護師さんが苦手とする患者さまと、その攻略法はないか?考えていこうと思います。
患者さんを苦手や嫌いになってしまうには、必ず理由があるはずです。まずはその理由から考えていきましょう。
*病識がない
*ルールを守れない
*人の話を聞こうとしない
*横柄な態度・高圧的な態度をとる
上記4点はよく挙げられる、看護師さんが苦手・嫌いな患者さんの特徴です。
では、もう少し掘り下げてみましょう。
*クレームまがいのことを言う
*セクハラじみた言動をする
*他の看護師(もしくは病院など)と比較されて嫌味を言う
*無視される
*医師の前では明らかに態度が違う
*看護師を軽蔑視する
などが挙げられました。
これらの理由は、苦手意識を持ってしまうのも致し方ないものばかりです。看護師さんという職業でなくても、このような方々を相手にするのは大変なのではないでしょうか?
しかし、看護師さんは、このような方であったとしても、患者さまとしてコミュニケーションを図らなければなりません。では、攻略法はあるのでしょうか?
攻略法とはいえないかもしれませんが、身を守ることを考えてみましょう。苦手な人を相手にする際、精神的にダメージを負ってしまうことがしばしばあります。そんな精神的ダメージを少しでも回避できたら、攻略に繋がるのではと考えました。それには精神面(メンタル)を強化していく必要性が出てくるのではないでしょうか。
患者さまは軽い気持ちで言っているかもしれませんが、看護師さんにとってその言葉が”暴言”と捉えられたら、その名のとおり”言葉の暴力”となります。精神的にダメージを負ってしまいますね。
患者さまの言葉は真摯に受け止めなければなりませんが、この場合はサラリと受け流す技を身に付けます。言葉を上手くかわせるようになると、相手の態度も和らぐ可能性があります。
かわすために必要なことは、ますは精神力。これは相手を客観視して、分析することで鍛えることができます。「この患者さまにはこういう背景があって、こういう気分、こういう気質がある、だから、こういう言動をするのだ」など、分析対象として捉えることで、同じ土俵に立つのをやめます。
もうひとつ必要なかわし方ですが、相手を怒らせるようなかわし方だと逆効果になりますよね。ケースにもよりますが、相手個人の話は避け、一般論に流してしまうのがよいかと思います。
新人看護師さんや若い看護師さんは特に、このようなケースに遭遇する可能性が高いといえます。高圧的な態度をとられたら萎縮してしまうものです。
萎縮してしまうと弊害として、ストレスからミスが生じやすくなります。看護師さんにとってミスは許されません。萎縮することは避けたいですよね。
この場合、難しいかもしれませんが、看護師として毅然とした態度を相手に示すことが効果的なのです。あなたは資格を持った看護師であり、相手は不安を抱える患者さまということを思い出してください。自分自身に自信を持ってあげてくださいね。
無視されるということは、とてもツライものです。社会的にいっても無視は”いじめ”という認識がされています。何度話しかけても、いくらコミュニケーションを図ろうとしても無視をされ続けると、モチベーションが下がり精神的にもダメージを負います。
この場合はどうしていけばいいのか?こちらも無視してしまうのが簡単…とはいえないのが看護の仕事ですよね。
ここは根気よく声かけをおこなって、返事をしてもらえなくても、無視され続けても患者さまに関わっていくことです。少しくらいうるさがられようと引き下がる必要はないでしょう。
それが患者さまにとって必要な関り、関係性であるのなら尚更です。また、無視をすること自体が患者さまの反応であり、情報だと考え、無視の原因をあなた個人の問題ではなく、病気や治療全体の問題として捉えてみてください。ここまで3つのケースを見てきました。どのケースにおいても重要なのは看護師さんの精神的な強さであることがわかっていただけたと思います。今はつらくても、その経験はかならず看護師としてのあなたの強さになっていきます。タフな精神力を身につけて、苦手な患者さまが少しでも減っていくといいですね。
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