「自分が新人の時と教え方が違いすぎてわからない!」
「昔は昔はって言うけど、今と何が違うの?」
世代が違えば、色々な疑問や不満が生まれる時もあります。
なにせ時代も違えば、学生や新人の時に受けた教育方法まで違うのです。
今回は、今と昔の新人指導の方法の違いを紹介します!
これから教育係やプリセプターになられる方、新人の方など、参考にしてみてください。
昔の新人指導では、先輩看護師がやっているのを見て学び、実践的なことを積極的に行ってきました。
新人看護師の医療事故防止の観点から、今の新人教育では教育係が決められ、教育係が一つ一つ説明し、必要であれば事前学習をしてから実践することが多くなっています。
そのため、先輩看護師さんが「昔はもっと早いペースで指導していた」、「もっと自分から積極的に見て学んで!」と思う一方、新人さんは「やったことないことをいきなりやるなんて無理!」、「一つ一つ教えてくれないとわからない」という気持ちになることがあります。
昔の新人指導では、叱られたり、ときには怒鳴られたりしながら、それをバネに成長していくことが多くありました。
「今の新人指導は怒ってはいけない」と聞いたことはありませんか? 「全く叱らないで、優しく言っているだけじゃ伝わらない」と思う方もいるかもしれませんね。
でも、この噂はちょっと違うようです。
今の新人教育では「怒ってはいけない」でなく、「頭ごなしに怒りをぶつけずに良かった点と悪かった点を伝える」ということが重要になっています。
頭ごなしに怒られると怒られたことにショックを受けて、なぜ怒られたのか理解できなくなってしまうことがあります。
何がいけなかったのか、何は良かったのかを明確に伝えることで、新人さんが自分の行動を振り返るきっかけになると思います。
昔は、新人さんは先輩よりも早く病院に来て、情報収集をして、遅く帰ることが当たり前でした。
しかし今は、新人さんこそ定時で仕事を終わらせることが求められています。
理由として、仕事時間が長く、疲労がたまってくると離職率が上がることや、新人さん自身の考え方として、プライベートの時間を確保したいという気持ちが強い傾向があることが挙げられます。
「初めのうちは残業しても仕方ないじゃない」と思う部分もありますが、それで仕事を辞めてしまっては仕方ないので、「長く続けられることを一番に、気長に考える!」が良いのではないかという考えが現在の主流となっているようです。
昔の新人さんは、育ってくるコミュニティの中でさまざまな大人から常識を教えられる環境があったため、社会的な常識がすでに備わっていて、入職してくることが多かったのですが、現在では、核家族化や地域コミュニティが昔ほど濃密ではなくなったなどの背景もあり、日常的な常識や社会的な常識を理解出来ていない状態で入職される新人さんも少なくないようです。
「なんでこんなこともわからないの?」と思うこともあるかもしれませんが、知らないものは仕方ないので、一つ一つ教えていく必要があります。
逆に、今の新人さんはパソコン操作が上手な人が多かったり、ネットなどで多くの情報をすぐに調べるなど、今どきならではの「得意不得意がある」という風に考えるのも一つの手かもしれません。
今と昔の新人指導の違いをご紹介しました。
年代の違う人に指導したり、指導されたりするのは、大変労力を使うことだと思います。
しかし、考え方の違う人同士で理解し合うことができれば、看護の幅も広がり、人間としての成長もできるかもしれません。
一人で抱え込まずに、気持ちを他の人と共有しながら、乗り越えてくださいね。
違いを知って、時代の流れをしみじみと感じつつ、年代を超えて楽しくお仕事していきたいですよね!
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