ビューティ
2016.7.6
仕事で手を酷使する看護師だからこそ、日頃からハンドケアを心がけたいところ。放っておくと慢性的な乾燥の原因になるため、保湿をおろそかにしないことが大事です。
ていねいにハンドケアすると時間がかかりそう、面倒くさそう、といったイメージがありますが、実際はシンプルで、毎日5分もあれば終わります。
また、手や指は女性らしさを映し出すシンボルでもありますから、スキンケアと同じくらい気を配りたいパーツなんです。
手から指先にかけての保湿対策と、肌のきめを整えるケアを5つのステップで完了させます。用意するアイテムはハンドクリーム・化粧水・キューティクル(ネイル)オイルです。
■ハンド・トリートメントの手順
1.お湯で手を洗い、タオルで水分を拭き取らない
2.手の甲に化粧水を垂らし、指先に向かってまんべんなく伸ばす
3.手の甲にハンドクリームをのせ、指先に向かってまんべんなく伸ばす
4.血行を促すようにハンドマッサージ
5.キューティクルオイルを爪周りに塗って馴染ませるように軽く揉み、ベタつかなくなったらおしまい
理想的なのは1日2回、できれば朝と夜にハンド・トリートメントをするのが好ましいです。
手の保湿対策をしながらネイルケアも兼ねているので、しっとりした指先が仕上がります。
オススメは、ビタミンEやケラチン、海藻エキスなどを配合したハンドクリームやキューティクルオイル。効果が高まって艶やかな手をキープできますよ。
手を洗う機会や水仕事が多い看護師は自然と爪が乾燥し、血色が悪くなったりツヤがなくなったりするので、体の内側からも爪に栄養を与えることが大切です。
爪の成分は皮膚と同じケラチンなので、ケラチンの原料となるタンパク質を毎日のメニューに欠かさず摂取したいですね。
タンパク質のバランスは、丈夫で割れにくい爪をつくる動物性タンパク質を40%、爪に弾力とツヤを与える植物性タンパク質を60%の割合で摂取すると理想的な栄養となります。
とくに爪が弱い人や爪の表面が白くなっている人は注意が必要。
バランスの悪い食事で栄養が偏ると、爪にも悪い影響を及ぼす可能性が高くなりますよ。
■爪に大事な栄養素とそれを含むヘルシー食材
タンパク質:豆腐・卵・鶏胸肉・ささみ・エビ・イカ・豚ヒレ・ヨーグルトなど
ビタミンC:レモン・トマト・グレープフルーツ・オレンジ・ピーマン
ビタミンA:レバー・ウナギ・ほうれん草・ピーマン・モロヘイヤ・ニンジン
ビタミンB2:レバー・納豆・牛乳・ウナギ
鉄分:マグロ・シジミ・アサリ・レバー
カルシウム:納豆・豆腐・チーズ・牛乳
亜鉛:豚レバー・牛肉・牡蠣・ナッツ
今回ご紹介した2つのポイントは、日頃から無理なく習慣化できるケアです。
ハンド・トリートメントは毎日5分もあれば簡単に終わりますし、爪が喜ぶ栄養素を意識的に摂って爪の健康を考えてあげるのもケアになります。
寝る際に保湿対策として手袋を着用する人もいますが、これはオススメできません。熱が逃げ場をなくして新陳代謝が悪くなるおそれがあるからです。
さらに睡眠の質も妨げる可能性があるため、手袋を着用しての睡眠は避けた方がよいと思います。
どうしても乾燥が気になる人は厚めにハンドクリームを塗ってハンドマッサージすればOKですよ。
看護師という職業柄、どうしても手を酷使してしまうもの。
ハンドケアを毎日の日課にして、手を優しく労わってあげてくださいね。
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