
「忙しくて、勉強している暇はない」「今更聞くなんて、恥ずかしいから」
そんなあなたに贈る、「ナースの常識」をいくつかあげてみました。簡単すぎる内容かもしれませんが、基礎中の基礎なので要チェックですよ。
基礎の中の基礎と思われる「バイタルチェック」ですが、正しくできていますか?もう一度確認してみましょう。
Q1:脈拍は1分間、きちんと測るもの?
A1:初診できた新患・不整脈や脈拍に異常のある患者・新生児は必ず1分間測ります。特に不整脈等の脈拍に異常がない患者の場合には、30秒測りその2倍した数値を1分間の脈拍数としても良いとされています。
Q2:橈骨動脈で脈が触れずに測定できません!
A2:血圧が低く橈骨動脈で脈が触れない場合には、総頚動脈か大腿動脈で測定します。
Q3:マンシェットの正しい巻き方って?
A3:位置は、肘関節の2~3cm上にマンシェットの下縁がくるようにし、巻き方は、指2本入るくらいの余裕を持たせましょう。
Q4:マンシェットと腕の間に、聴診器は挟むもの?
A4:マンシェットと腕の間に聴診器を挟むのは、間違いです。聴診器を挟むとマンシェットによる均等な圧迫を妨げることとなり、血圧が低く測定されることがあります。
Q5:朝の検温が重要なのは、ナゼ?
A5:朝は安静時で、動作・食事・入浴など、また精神的な影響がない状態なので、基礎体温を測ることができるからです。
飽食の時代で、増えている糖尿病患者。代謝内分泌科のナースだけでなく、ナースの一般常識として知っておきたいポイントです。
Q1:低血糖・高血糖の症状を教えて!
A1:低血糖の場合⇒異常な空腹感・冷や汗・動悸・イライラや不安・集中力の低下・眩暈など
高血糖の場合⇒異常な口渇・頻尿・多尿・脱力・疲労感など
どちらも症状が進むと意識障害を起こす可能性があるので、低血糖か高血糖なのか?必ず確認しましょう。対処が違うので、注意が必要です。
Q2:3大合併症(糖尿病が引き起こす主な合併症)とは?
A2:
1:糖尿病網膜症⇒視力が低下し、失明の恐れもあります。
2:糖尿病腎症⇒腎機能が低下し、腎不全を起こした場合は人工透析が必要になります。
3:糖尿病神経障害⇒末梢神経に障害が起きて、痺れや痛み、感覚が鈍くなったりします。自律神経の機能が低下することによって起こる、諸症状がみられます。
Q3:「1型」「2型」その違いとは?
A3:「1型糖尿病」の発症時期は小児期の発症が多く、「2型糖尿病」は中高年での発症が多い。日本の糖尿病患者の割合は、95%以上が「2型糖尿病」です。
ガウンテクニックを必要とする場面・・・オペ室・救急外来・感染症病棟を思い浮かべる方が多いと思います。でも、いつ何時ガウンテクニックが必要とされるか分かりません。学校で習ったきりのあなた、ここで復習しておきましょう。
Q1:ガウンテクニックに種類がある?
A1:ガウンテクニックには、2種類あります。1つは病棟などで一般的に使用されている「未滅菌ガウン」。2つ目はオペ室・救急外来等で使用されている「滅菌ガウン」です。
Q2:未滅菌ガウンの特徴は?
A2:未滅菌ガウンの目的は2つです!
1:易感染状態にある患者を、感染源から守る。
2:感染症に感染し、病原体を排出している患者から、医療従事者や他の患者を守る。
1の場合はガウンの表側が清潔となります。裏側は医療従事者の衣服などが接することとなり、不潔とされています。
2の場合はガウンの裏側がより清潔となります。表側は病原体を排出している患者に接することとなり、不潔とされています。
Q3:滅菌ガウンの特徴は?
A3:滅菌ガウンの特徴として、清潔とされる範囲がとても狭いことです。
滅菌ガウンと滅菌手袋を装着して、清潔範囲は、身体前面の胸から臍までと腕だけなのです。清潔範囲以外のものや、未滅菌の器具等に触れたりしたら不潔とみなされ、また滅菌されたものに交換しなければいけません。
ガウンテクニックは、医療従事者・患者を守る重要な行為です。清潔・不潔は目で見てわかるものではないので、どこや何が不潔で清潔なのかをしっかりと把握することが必要です。
*終わりに
基礎中の基礎で簡単すぎたかもしれませんが、ぜひ参考にしてみて下さいね!
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