お役立ち
2014.12.28
「ああ、看護師辞めたい…」と思わずつぶやいてしまった経験はありませんか?
神経を使う医療行為、患者様やご家族のメンタルケア、先輩など職場での人間関係、夜勤や連続勤務…そんなすべてが、うまくいっているときは充実して楽しくやりがいを感じますが、なんだか上手くいかないことばかりだと、疲れて、看護師辞めたいと思ってしまいますよね。
でも、「看護師辞めたい…」なんて、つぶやきながら、結局、看護師を続けているという方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。看護師の仕事は好きなのに、「もう辞めたい」と思わず言いたくなってしまう理由には、看護師の人手不足があげられます。
医療現場は、看護師の需要がたくさんあるのに、いつも人手不足。ナースコールにすぐに対応できない、患者への安全対応もままならないなど、良心的なケアをしたくてもできないジレンマで、つらくなってしまうこともありますよね。
それにしっかり休みたい。
仕事があるのは素敵なことで、やりがいも大きいのですが、人手不足で理想の看護からあまりにも遠くなってしまうと、正直、「看護師辞めたい」とつぶやいてしまいますよね。
24時間、患者さんを守るためには、看護師はどうしても夜勤をせざるをえません。とはいえ、看護師だって人間です。しっかり休息が取れなければ、疲れは取れずにたまってしまいますよね。
「若い頃は夜勤できたのに、年々辛くなってきた!」「夜勤回数が多すぎて、不調から回復できない!」
「うまく眠れなくて、いつも寝不足!」「日勤→深夜、準夜→日勤だと、十分休息できない」
そんな夜勤を辞めたいというつぶやきが多く聞かれています。だけど、患者さんが待っている…「あなたがいてくれて、不安な夜も安心できた」なんていわれると、また頑張ってしまいますよね。
看護師を辞めたいわけではないけれど、続けていくのも難しい…というつぶやきもあります。
看護師が妊娠すると、夜勤の免除や軽度な仕事への配置転換などの母性保護のための支援措置があるのですが…とはえいえ実際は、他の看護師が忙しいと、つい手伝いをしてしまう人がほとんど。
中には妊婦なのに、夜勤をこなしているという人もいるそうです。自分ひとりのからだじゃないので、気をつけてくださいね!
看護師が仕事を辞めたい理由の中には、「人間関係」もあります。看護師は、年齢、経歴、人柄もさまざまなので、合う合わないなど職場での相性がありますよね。
また患者さんの命を預かっている現場ですから、新人さんに、いつも丁寧に優しく教えるなんてことは、ちょっと難しいもの。ピリピリしている中で、業務しながら指導もするとなれば、口調がきつくなってしまう先輩もいるかもしれません。
だけど、中には「これ、指導なの?」という厳しい方もいるとか・・・。理不尽だと感じたら、上司に相談してみるのも必要かもしれませんね。
看護師さんが「辞めたい」とつぶやいてしまうには、いろいろな理由があります。
でも、看護師になるために、あなたが頑張ってきたこと、看護師としてのやりがいは、他には変えがたいもの。
「看護師を辞めたい」とつぶやいたら、心のSOSです。何か改善の方法はないか考えてみてくださいね。
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