
国内における食物アレルギー有病率は増加傾向にあり、同時にアレルギーを発症する患者数も増加の一途をたどっています。数字でみると、実に国内人口の2%以上もの方々が食物アレルギーに悩まされていることになります。
FreeGate株式会社の代表である谷本涼氏は、アレルギー発症の体験をもとに同じ悩みを持つ方々を支援しようと立ち上がりました。本記事では、食物アレルギーの方も美味しく食事を楽しめるようサービスを展開している、同社を紹介します。
クリニックや保育園などの勤務先で食物アレルギー疾患に対応する機会のある看護師は、患者さんの悩みを再認識するためにも、ぜひ最後まで目を通してみてください。
アレルギー対応食専門のオンラインショップを開設し、アレルゲンフリーはもとより、健康食品やオーガニック食品など体にやさしい食品までもを広く販売している、同社。世の中の食物アレルギーに悩む方の支えとなるサービスを展開し、全ての人が食を楽しめるようサポートしています。

アレルギーの原因食物はさまざまあり、中でも鶏卵や小麦、牛乳はアレルギーを引き起こしやすいと言われています。
同社を立ち上げた代表の谷本涼氏もその一人で、29歳で小麦によって運動誘発性アナフィラキシーを発症しました。最初は戸惑い、徐々に不便さを感じるようになった谷本氏は、そのことをきっかけに同じ悩みを持つ食物アレルギー患者が食事を楽しめるよう、サービスを開始したのが始まりです。
食物アレルギーを発症した方の中には、アレルギー体質になったことをコンプレックスに感じている方もいます。同社では、そんな方々の悩みに寄り添うべく、アレルギー対応食品を専門に取り扱うECサイトを開設し、スムーズに手にとってもらえるようサービスを運営しています。
また、講演会や講習会などを開催し、食物アレルギーへの認知度を高めるための社会活動も精力的に行っています。そして、同社代表が定期的に更新するブログには、食物アレルギーである現状を受け止め、前向きに過ごそうとする当事者ならではの思いを綴り、同様の悩みを持つ方へ熱いメッセージを送っています。
同社が運営する、アレルギー対応食専門のオンラインショップ『eat+(イートプラス)』は、食物アレルギーを発症した方が使いやすいように、さまざまな工夫が凝らされています。
たとえば、オンラインショップで取り扱っている食品は約300種類もありますが、商品一覧を表示する段階でアレルゲンがひと目でわかる仕組みになっているため、検索の手間がかかりません。対象のアレルゲンを除外した絞り込み検索も可能です。特に、アレルギー原因食物が複数ある場合は、この便利な機能が役立ちます。
また、注文時間や配送状況にもよりますが、オンラインでの注文後、最も早くて1日で注文者の手元に届くのも喜ばれています。どうしても急ぎで入手したい場合には嬉しいサービスです。
そして、ネットショッピングの一番のネックとも言える懸念点をクリアしているのも、このECサイトの特長です。通常、ネットショッピングで商品を購入する場合は、オンライン上のパッケージのみで判断する必要があるため、中身がわからず不安なことが多いのですが、『eat+』では商品の詳細情報を動画で見ることができます。

さらに、該当商品の調理後のイメージ画像やアレンジレシピも公開されているため、納得して購入できるのが魅力です。そのほか、少しでも商品に対して疑問があれば、SNSで相談できるという手厚いサービスも行っています。
こういった食物アレルギーを持つ方々の心に寄り添ったサービスを行っている同社の背景や工夫を知ることで、より一層、看護師として食物アレルギーを持つ患者さんへの接し方やアレルギーへの考えが深まるかもしれません。
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