22歳女性

看護師1年目です。希望と異なる部署に配属されて毎日辛いです。1年目での部署異動は可能でしょうか?

こんにちは。今年の春から働き始めた1年目の看護師です。部署異動についての相談です。 もともと入職前に急性期の外科病棟を希望していたのですが、脳神経内科病棟に配属されました。 脳神経領域は学生時代から1番苦手で、実習でも苦戦しました。患者さんが抱える疾患が難しく、覚えるのに精一杯でなかなか業務に慣れることができません。 また、寝たきりの患者さんが多いため、身体的なケアが多く、体力的にも精神的にも厳しさを感じており、異動希望を出したいと思っています。ただ、今の病棟で看護師としての基礎や知識を学べると思いますし、先輩たちは優しく指導してくれる方が多く、期待を裏切ってしまうのではないかという気持ちもあります。 ですが、それよりも急性期の外科病棟で手術前後の患者さんのケアや急変対応を学びたいという気持ちがどんどん強くなってきてしまいました。 新人看護師が配属後1年未満で部署異動をさせてもらうのは可能なのでしょうか? もし同じような経験をされた方がいらっしゃれば、体験談やアドバイスをいただきたいです。どのように理由を伝えれば部署異動が検討されやすいか、上司に相談するタイミングなども教えてほしいです。よろしくお願いいたします。

キャリア

2025/9/24

看護師1年目で部署異動を願い出るのは、病院の状況にもよりますが、一般的には難しいとされています。すでに各病棟で人員調整がされていることと、新人の教育計画に影響を及ぼす可能性があるためです。ですが、あなたの真剣な想いが伝われば可能性は0ではないと思います。

こんにちは、レバウェル看護編集部の看護師です。ご質問ありがとうございます。

今年の春から看護師として働き始め、希望とは異なる部署への配属となり戸惑いや葛藤があるのですね。新人看護師にとっては初めての環境での業務だけでも大変なのに、苦手な領域での業務は尚更つらく感じると思います。

部署異動について悩まれているとのことですが、もともと急性期の外科病棟で働きたかったという想いがあるからこそ「このままでいいのだろうか」「理想の看護師像とかけ離れてしまうのでは」と悩んでしまうのは当然のことだと思います。

もちろん、質問者さんが仰るように今の病棟でも看護師としての基礎的な知識やスキルは学べるので、もう少し今の職場を続けることも素晴らしいことだと思います。脳神経内科で多くの寝たきりの患者さんのケアを行うことは、看護師の基礎である、細やかな観察力やアセスメント能力を養うことにつながりますし、患者さんのわずかな表情の変化などをとらえる非言語的コミュニケーション、循環動態、呼吸音、皮膚の状態などの観察から養われる観察能力は、将来どの部署に行っても必ず活かせるスキルです。

ですが、どうしても今の環境が苦しいと感じているなら、無理をして今の職場の仕事を続ける必要はないと思います。また、「優しく指導してくれる先輩たちの思いを裏切ってしまうのでは」というお気持ちもとてもよく分かります。先輩たちが丁寧な指導をしてくれるのは、自分の成長を願っているからだと分かっていて、その思いをを裏切ってしまうようで心苦しく感じておられるのだと思います。ですが、部署異動を希望することは決して先輩方を裏切ることではないと考えます。

そう思うのは、私がプリセプターとして急性期の外科病棟で新人指導をしていた際に、似たような経験があったからです。当時、同僚が担当していたプリセプティーが、1年目で退職を希望しました。理由を聞くと、「自分は急性期の忙しさには合っていない、もっと患者さんとゆっくり関わることができる慢性期病院で働きたい」というものでした。それを聞き、わたしたちは「前向きに自分にあった働き方を考えているんだな」と思い、まったくいやな気持ちにはなりませんでした。質問者さんの先輩方も同様に、質問者さんが看護師としてこの先どうしたいのか真剣に向き合っているんだなと理解してくれるのではないでしょうか。なので、もし信頼できる先輩がいるのであれば、今の悩みを相談してみても良いかもしれません。他の人に話すことで気持ちの整理がつき、今後の道筋がみえてくるかもしれません。

部署異動を申し出る際の具体的なアドバイス

まず、部署異動を検討してもらうためには前向きな理由を伝えることが重要です。

「苦手だから」「きついから」といったネガティブな理由ではなく、「急性期の外科病棟で手術前後の患者さんのケアや急変対応を学び、将来的に〇〇な看護師になる目標を叶えたい」というように、具体的な理由や、今後のキャリア、ビジョンを明確に伝えましょう。現在の部署で学んでいることを伝え、その上で目標達成のために急性期の外科病棟で学びたいという流れで伝えると、自分のキャリアについて考え抜いた上での決断であることが伝わると思います。

自分のキャリアについて、まだ明確に定まっていない場合には同僚や上司に相談して、自分以外の看護師がどのようなキャリア観を持っているかを参考にしてみるのも良いでしょう。また、「看護師さんのキャリア図鑑」では、実際に看護師の歩んだキャリアを紹介しています。看護師がどんなキャリアを描いているのかを参考に、自分のキャリア形成のヒントにしてみてください。

部署異動について伝える内容がまとまったら、直属の看護師長に面談の時間を設けてもらいましょう。一般的に、異動の辞令が多くなるタイミングは4月や10月とされていますが、それはあくまで病院全体の配置転換のタイミングのため、自分の考えがまとまったタイミングで相談をするのがおすすめです。その際、現在の部署での学びに感謝を伝えた上で、今後のキャリアについてご相談したいと切り出すのが良いでしょう。

転職を検討することも手段の1つ

仮に、部署異動が希望通りに通らず、それでも今の職場での仕事を続けるのが辛いという場合には、転職をして自分のキャリアを実現できる病院で働くことも選択肢の1つだと思います。

もちろん、1年目からの転職が簡単ではないことも事実です。ですが、「転職活動の軸」を整理してしっかりとした対策をすれば、1年目からの転職も不可能ではありません。レバウェル看護では看護師1年目で転職に踏み切った齊藤さんの体験談を掲載しています。看護師1年目の転職活動のポイントについて紹介しているので、「「看護師向いてないのかな」急性期がツラくて1年目で辞めた私が、転職で叶えた“やりたい看護”」も是非参考にしてみてください。

もし、自分一人では転職活動の軸を整理できなかったり、理想にマッチした病院を探すのが難しいという場合には、転職エージェントを活用してみてください。レバウェル看護では、専門の転職アドバイザーが転職活動の軸を一緒に考え、理想が叶う職場を一緒にお探ししますので、看護師1年目で初めての転職でも安心して進められると思います。

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まとめ

ご自身のキャリアと真剣に向き合うのはとても素晴らしいことで、誰もができるわけではありません。質問者さんが今思い悩んでいることも、自分の働き方について真剣に考えている証拠だと思うので、部署異動についてうしろめたさを感じる必要はないと思います。

自分のキャリアについてとことん考え抜いて、納得のいく選択ができることを願っています。納得のいく選択ができれば、きっと、「看護が楽しい」「やりがいを感じる」という場面にも遭遇できると思います。

この回答が少しでもお役に立てましたら幸いです。応援しています!

お読みいただきありがとうございました!
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