
22歳女性
新人看護師です。外科病棟に配属されて半年ほど経ち、同期との差が開き始めていて、同期の中で一番仕事ができないと感じています。私以外の同期は要領がよくて飲み込みも早く、新しい看護技術などにも挑戦して経験を積んでいます。 私は覚えたり習得するのに人より時間がかかるので、仕事で疲れていても予習復習をするようにしています。しかし、先輩と一緒だと緊張してスムーズにできなかったり、受け持ち人数も同期より少なかったり、私は落ちこぼれかもと考えてしまいます。 プリセプターは私のスピードを理解して丁寧に教えてくれますが、仕事ができる別の先輩から「なんでそんなに余裕そうなの?同期の子はもっと先に進んでるよ」と言われてしまい、かなり落ち込みました。私は患者さんを不安にさせないため、毅然とするよう努めていましたが、先輩にはそう見えたようで辛かったです。 内心では、同期との差にとても焦っています。私は外科に向いてないかも、他の病棟に異動した方が迷惑をかけないのでは?とも思い、毎日の出勤が憂鬱です。 どうすれば同期に遅れをとらずにやっていけるのでしょうか?何かアドバイスをいただきたいです。
キャリア
2025/11/4
こんにちは、レバウェル看護編集部の看護師です。ご質問ありがとうございます。
同期との差を感じて不安になるのは、新人看護師の方の多くが経験する悩みだと思います。私も新人の頃は同期と比べてしまったり、「看護師としてやっていけるのかな、自分には向いていないかも」と不安になったりした記憶があります。
特に看護師1年目は、初めて行うことばかりで、毎日余裕がなく緊張して疲れますよね。誰しもが通る道ではあるものの、いつになれば不安な気持ちにならず、自信を持って働けるようになるのか…と心配になることも多いと思います。同期とは一緒にスタートを切ったはずなのに差を感じてしまうと、つい焦りや不安に襲われてしまうものです。
しかし、不安や焦りを募らせても、残念ながら状況を改善する助けにはなってくれません。私は新人時代にそう気づいてから、「今できることは何か」に焦点をあてるようになりました。
同期との差を感じて焦ったり落ち込んだりした時、まずは「自分には自分の成長ペースがある」と認識して、同期と自分を比べすぎないようにしてみてください。短期的に習得することが難しいと感じる技術もあるかもしれませんが、焦らずに一つずつ実践して積み重ねていきましょう。どうしてもできないことばかりに目が行ってしまいがちですが、着実に経験を積んで、少しずつでも得意なことや自分の長所を増やしていければ大丈夫です。
また、予習復習などの努力してもうまくいかないことがあると、ネガティブな気持ちになってしまいますよね。仕事後も予習復習をされている質問者さんの頑張りは、本当に素晴らしいと思います。うまくいかないことや苦手なことは、その原因について、振り返りながら細分化して考えてみるのも一つの手です。意識すべきポイントを押さえられると、より成長につながっていくと思います。無理せず、自分に合った方法を探りながら、少しずつできることや学びを積み重ねていってくださいね。
基本的に技術習得にはある程度の時間を要するものです。だからこそ、自分の成長ペースを大切にしながら、できないことに対して自分なりに努力をすることを意識してみてください。プリセプター以外の先輩ともコミュニケーションを取ってみるのもおすすめです。
もともと覚えが早い人や要領がいい人、繰り返すことで身につく人など、看護師にも様々なタイプの人がいます。もし、周囲からそのようなことで指摘を受けることがあっても同期と比較しすぎず、自分の特性や状態を理解して受け入れて成長していくことを大切にしてください。
例えば、採血や静脈注射など、人によっては短期的に習得するのがどうしても難しいと感じる技術もあるでしょう。そのような技術は、実践や振り返りを繰り返して、着実に経験を増やしていくしかありません。苦手なことやできないことばかりが気になってしまいがちですが、得意なことや習得しやすいと感じることがあれば、ぜひそちらも意識的に伸ばしていきましょう。得意なことをきっかけに自信を持てるようになると、他のことにもポジティブに取り組めるようになったり、ネガティブな思考や感情に引っ張られすぎなくなったりと、良い影響があるとこれまでの経験から実感しています。
予習復習をしているのにうまくいかない、何度チャレンジしても完璧にできるようにならない、といったこともあるかもしれません。努力しているのに報われないと、投げ出してしまいたくなったり、ネガティブな気持ちになったりしてしまいますよね。そんな時は、自分の努力や頑張りを肯定したうえで、うまくできない原因とその対策について、振り返りながら細分化して考えてみるのがおすすめです。
例えば、医師との処置回診の介助であたふたしてしまう場合、原因として「どの物品がどこにあるか把握しきれていない」や「全ての物品の名称が覚えられておらず自信がない」といった可能性があるでしょう。そして、対策としては「介助の際にすぐ確認できるよう、物品の場所や名称をまとめた一覧を作成する」などが考えられます。まとめ一覧があることで、焦りや緊張を抑えたり、落ち着いて介助できるようになることが期待できます。このように、自分に合った対策方法を探りながら、少しずつ成長していきましょう。
また、自分の成長に不安を感じる時は、できるだけ同じ指摘を受けないように対策をすることも一つの手です。例えば、初めての看護技術を経験する時はメモをとり、書いたメモは情報をいつでもすぐに引き出せるよう整理しておくといった策が考えられます。一度経験してみてわからないことが生じた時は、メモをもとにできるだけ具体的な質問をすることを心がけてみてくださいね。
質問者の方は、プリセプターとは別の先輩からの少し辛辣な言葉を受けて落ち込んだということでしたね。今回のように意図しない印象を持たれてしまう時は、先輩など周囲の人とあまりコミュニケーションが取れていない状態も影響しているのではないかと思います。
あまりコミュニケーションが取れていないと感じる人がいる場合は、昼食を一緒に食べてみたり、挨拶の時に少し話をしてみたり、意識的にコミュニケーション量を増やすことで、働きやすさにも繋がっていくでしょう。例えば、「先輩はどんな時も迅速で的確に対応されていて尊敬しています。先輩のように仕事ができるようになりたいのですが、何か工夫されていることはありますか?」といった質問をしてみるのも、コミュニケーションのきっかけとなり良いかもしれません。
新人看護師が一番辛い時期はいつ?1年目の転職や悩みの乗り越え方を解説
多くの看護師は、配属後に自分の属する診療科の専門的な知識の学びを深めていきます。実際の職場で働いてみてから「今勤めている場所は自分にあっていないのではないか」と思う人もいるでしょう。
もともと抱いていたイメージと現実とのギャップにショックを受けることは「リアリティショック」と言われ、新人看護師のような経験が少ない看護師が陥ることが多いと言われています。
実際、その場所で毎日働いて過ごしてみないとわからないことは、本当にたくさんあります。必要とされる知識の幅、人間関係、平均入院日数、1日の入院件数、1日の検査件数、1日の手術件数、受け入れをしている患者さんの重症度、などによって職場の時間の流れ方やスピード感はとても多様です。
また、看護師にもそれぞれの特性があり、技術を習得できる速さにも違いがあります。もう少し同じ場所で頑張ってみて、今の職場があっているのか改めて考えてみるか、それとも違う環境にチャレンジするかなど、状況次第では選択や決断も必要になってくるかもしれませんね。
リアリティショックとは?新人看護師がギャップを感じる要因や対策を解説
同期との差を感じて不安になるのは、多くの新人看護師が経験する悩みだと思います。自分の成長ペースを大事にしながら、工夫を積み重ねて日々を丁寧に過ごしていけば、いつか自信に繋がる時がきっとやってくるはずです。
また、家族や友人、先輩、同期などと話すことで気持ちが楽になったり、新たな視点で気づけることがあるかもしれません。もし、周囲に相談しやすい人がいなければ、レバウェル看護のアドバイザーが力になれるかもしれません。誰かに話すことで気持ちが整理され、やはり今の職場でもう少し頑張ろうと思えたり、転職などの他の選択肢も視野に入ったりする可能性もあるでしょう。ぜひお気軽にご活用ください。
この回答が少しでもお役に立てましたら幸いです。応援しています!
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