26歳女性

看護師が新人指導でイライラしてしまったときの対処法や、後輩と良好な関係を築くコツが知りたいです。

看護師4年目になり、今年初めてプリセプターを任せていただくことになりましたが、新人看護師との関わり方で悩んでいます。私自身、新人の頃はプリセプターの先輩が怖くて質問しづらかった経験があり、「自分が新人指導をするときは絶対に怖くない、寄り添える良き先輩になろう」と決めていました。しかし、実際にやってみると、業務が多忙で余裕がないときなどはプリセプティにイライラしてしまい、そんな自分に嫌気がさして落ち込む日々です。プリセプティと接する際、語気には特に気を付けているつもりですが、忙しいときや急を要するときは、態度や言葉が強くなってしまうことがあります…。「怖い先輩」にはなりたくないのに、理想通りに振る舞えない現状にどう向き合えば良いでしょうか。また、できれば業務面での指導だけでなく、時にはプライベートの話もできるような信頼関係を築きたいと考えていますが、どのように距離を縮めれば良いのか分かりません。プリセプターとして、後輩と良好な関係を保ちながら着実に成長を支えていくためのコツや、相性が合わないと感じるときの対処法など、プリセプターとして意識されていたことがあれば、ぜひ教えていただきたいです。

人間関係

2026/3/27

看護師が新人指導でイライラや余裕のなさに悩むのは、責任を持って仕事と向き合っている証拠です。感情が言葉に出てしまったら理由を添えてフォローする、忙しいときは質問タイムを決めておくなど、プリセプティとの最適な関わり方を探りながら信頼関係を築いていってくださいね。

こんにちは、レバウェル看護編集部の看護師です。ご質問ありがとうございます。

質問者さんはご自身が新人時代に苦労されたからこそ、「自分は寄り添える先輩になろう」と心に決めていたのですね。その優しさは、今のプリセプティにとって何よりの救いになっているはずです。

しかし、看護師4年目はリーダー業務や委員会など、自分の役割も一気に重くなる時期。多忙な業務の中で、思うように動けない後輩にイライラしてしまうのは、あなたが未熟だからではなく、プロとして責任ある仕事を全うしようとしているからこそです。私もプリセプターを経験した際、余裕がなくなって少し語気が強まってしまい、後から落ち込んだことが何度かありました。

そのような経験もふまえて、私は感情が言葉に出てしまった後のフォローや、プリセプターとプリセプティ両方のストレスを軽減するための「仕組み作り」をすることが大切だと考えています。看護師4年目の質問者さんと看護師1年目のプリセプティでは、見えている景色が全く違うはずです。指導の際にも、「できなくて当たり前」とハードルを下げることから始めていただければと思います。

ここからは、新人指導の際に感情を客観視するコツや、後輩と信頼関係を築くための具体的な関わり方について、私自身の経験も交えて詳しくお伝えします。

看護師が新人指導でイライラしてしまったときの対処法

まず、新人指導でイラッとしてしまった瞬間に、「あ、私はいま余裕がなくてイライラしてしまっているな」といったように、心の中でその状況を客観視してみてください。これだけでも、感情を抑えて冷静になれる効果があるかと思います。どうしても余裕がない場合は、「ごめん、これだけ終わらせちゃうから、5分後にナースステーションで話そう」など、物理的に一旦距離を置くのも良いでしょう。

もし言葉が強くなってしまったときは、落ち着いた後にフォローを入れることをおすすめします。例えば、「さっきは緊急事態で言い方がきつくなってごめんね。〇〇のミスは危険だから、つい声が大きくなっちゃった」など、理由を添えて謝ることが大切です。理由がわかることで、後輩は「怒られた」ではなく「指導された」と納得できたり、恐怖心を引きずらずに済んだりするはずです。

また、多忙な中でご自身のペースを守るため、「質問タイム」をルール化するのも一つの手です。「11時と15時に確認する時間をとるから、急ぎじゃない質問はメモしておいてね」と決めておくだけでも、業務を遮断されるストレスを減らせるでしょう。プリセプティにとっても、「いつ聞けば良いか」が明確になるので、お互いの精神的な安心感に繋がります。

後輩の成長を促しながら良好な関係を保つコツ

後輩との距離を縮め、良好な関係を築いていくためには、肯定的な姿勢でいることが大切だと考えます。何か報告を受けた際は、まずは「報告してくれてありがとう」「〇〇をやってくれたんだね」と、肯定的な一言を添えてみてください。肯定から入ることで、アドバイスを受け入れる心の余裕が生まれます。

反対に、できないことばかりを指摘されると、自分の考えや行動に自信が持てず臆病になってしまったり、分からないことがあっても注意されるのではないかと放置してしまったり、悪循環となってしまう可能性があります。そのため、肯定的な姿勢でいることは、プリセプティの成長にも繋がっていくでしょう。

これは私の経験談ですが、年上で准看護師経験があるプリセプティを担当した際は、関係性にかなり悩みました。しかし、「患者さんの安全を守る」という共通のゴールを目指す「チームメイト」だと考えることで、年齢や臨床経験の差による焦りが消え、自然体で指導できるようになりました。もし、プリセプティと相性が合わないと感じたり、何かやりづらさを感じているならば、共通の目標に焦点を当てて関わってみるのも良いかもしれません。

また、個人的には「お昼ご飯、何食べた?」「昨日よく眠れた?」といった些細な日常会話が、信頼関係を築くきっかけになることが多いと感じます。気軽な日常会話で現場の緊張を解き、プリセプティが「この人なら相談できる」と思えるような関係性づくりをしていってくださいね。

まとめ

看護師が新人指導で感じてしまいがちなイライラや葛藤は、後輩育成の重要性を認識し、責任を持って仕事に向き合っているからこそ感じるものです。

プリセプターだからといって、常に完璧な看護師である必要はないと思います。余裕がないときは正直に伝えたり、言い過ぎてしまった後は「ごめんね」と言えることが、プリセプティの安心感に繋がっていくでしょう。患者さんの安全をともに守る「チームメイト」として、少しずつ歩み寄っていけば良い関係を築いていけるはずです。

もし、業務と後輩指導のプレッシャーで限界を迎えてしまいそうな場合や、職場の教育体制そのものに限界を感じている場合は、レバウェル看護にお気軽にご相談ください。教育体制が整った病院や、今のスキルを活かせる新しい環境など、あなたが笑顔で働ける場所を一緒に探すお手伝いをさせていただきます。

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