
「助産師資格を活かしながら余裕もある働き方をしたい」産婦人科で5年間勤務し助産師の資格を取得したHさんの場合
Hさんは、産婦人科で5年間の勤務経験がある看護師さんです。看護師として働くなかで「助産師の仕事もできるようになりたい」という新たな目標をもち、働きながら助産師資格を取得しました。資格を取得してからさらに忙しい毎日を過ごしていたHさんでしたが、お子さんからのある言葉がきっかけで転職を考えるようになります。Hさんのお話を伺ったアドバイザーは、お悩み解決のためにある助言をしました。
周りからはよく「◯◯って仕事好きだよね」と言われます。人と関わるのが好きなので、好きなことを仕事にできていると自分でも感じています。
好きなことを仕事にしている人、生活のために割り切って働いている人など、仕事への姿勢は人それぞれ。どのように働くかは、みんな違っていて良いと思います。
今回ご紹介するHさんは、4歳になるお子さんがいる助産師で、好きを仕事にした方です。
Hさんは5年間、産婦人科で看護師として働いた経験があります。、看護師の仕事をするなかで「赤ちゃんをとりあげる仕事もしたい」と思うようになり、仕事と家庭の両立をしながら勉強し、みごと助産師資格を取られた方でした。
助産師とは、妊婦さんへの母子の健康指導から、分娩の介助、生まれた赤ちゃんのケア、産後のお母さんのサポート、その後の育児、発育にかかわる相談などを行う専門職です。
助産師になるには、看護師資格を持った方、または取得見込みの方が、助産師の専門学校や4年制看護大学、看護短期大学専攻科など、助産師の養成施設で1年以上学び、助産師の国家資格を受け、合格する必要があります。
助産師資格を取ったHさんは、分娩の介助ができるようになり、教育体制が充実している病院に転職。スキルの向上を目指し、日々を送られていました。
しかし、そんなある日、Hさんは、お子さんからショックな言葉を言われたのです。
「ママ、今のお仕事をしてから、怖くなった」
それはHさんにとって思いがけない言葉でした。
毎日山のようなレポートがあり、残業が多く、睡眠時間は2、3時間という日々を送っていたHさん。ハード過ぎる日々の中で、いつしか些細なことにも苛立つようになり、職場のスタッフや旦那さん、お子さんにもきつい言い方で話すことが増えていたそうです。
このままではいけないと感じたHさんは、レバウェル看護へ転職相談にいらしてくれました。
Hさんのお話を聞いて、私は仕事と家庭を無理なく両立できる勤務形態や職場環境の病院をいくつかご案内しました。
しかし、Hさんは「せっかく取った資格を活かしたいから」と、お子さんを預けて夜勤にも入りたいと言うのです。
子育てを実践中のママさんで、助産師として夜勤も入れる方は珍しく、歓迎してくれる事業所は多いと思います。Hさんご本人も、もっと経験を積みたいという思いが強く、双方のニーズはマッチしていると言えるでしょう。
しかし、ご相談内容はハードすぎる現状を変えたいというお悩みからでした。転職をして職場が変われば新しい場所に慣れるまでは大変ですし、夜勤によって生活のリズムも変わり、ペースがつかめるまでは周囲にも負担をかけてしまうでしょう。そこまでして行う転職で、現状の問題が解決しなかった場合、Hさんはまた転職することを考えるかもしれません。
それは、Hさんにとっても、周りの方や事業所にとっても、良い結果を生まないでしょう。
頑張っているHさんだからこそ、良い方向へ向かって欲しい。そう思った私は、Hさんに一番大事なものに気づいて頂きたいと思い、「何のために仕事をしていますか?」と聞いてみました。
Hさんは、少しの間無言になってしまいましたが、しばらく待っていると「子供のためです」とおっしゃいました。
Hさんは、お子さんがこの世に誕生してくれた喜びを何より素晴らしいものだと感じたことから助産師になり、その感動のお手伝いを仕事にしたいと思ったのです。
資格を取るのはとても大変だったので、いつしか「資格を取ったこと」自体に執着してしまっていたというHさん。しかし、原点に返り考えてみると、何より大切なものはお子さんであると改めて気づかれたのでした。
今はまだお子さんは小さく、お母さんを必要としています。スキルアップは時期を見てチャレンジすればいいということで、Hさんは家庭と仕事の両立を最優先されることになりました。
前に勤務していた総合病院の雰囲気が好きだったということで、総合病院の産婦人科でお産も取り上げられ、短時間勤務でも正社員雇用してくれる病院をご紹介。
お子さんがある程度大きくなったら、夜勤も入る常勤に切り替えるという条件で、見事内定をもらえました。
好きなことを仕事にできるのは、とても幸せなことです。
しかし、「何のために仕事をしているのか」を見失わないことも大切です。
転職について迷いが生じたときは少し立ち止まり、自分だけでなく周りの人が笑顔になれる環境についても考えてみてくださいね。
ここでは、仕事と家庭を無理なく両立したい方に向けて、転職のお悩みを解決するポイントをご紹介します。自分が納得できる職場を見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
現職でのお悩みを転職で解決するためには、仕事のモチベーションについて改めて考えることが大切です。Hさんの場合、働く際の希望として資格を活かせる仕事から、いつのまにか「苦労してとった資格を最大限に使わないと」という気持ちが働いてしまいました。もちろん資格を活かして働けるのは良いことですが、それによって思うような働き方ができなければ、転職を繰り返す原因になってしまいます。自分のモチベーションが分からない方は、今の仕事に就いた理由やきっかけを思い出してみるのがおすすめです。
納得できる転職先を見つけるには、「何のために転職をするのか」といった目的を整理することも大切です。今回のHさんのように「仕事と家庭を両立できる環境」が最優先の方もいれば、給与アップを優先したい方もいるでしょう。自身や家族のライフスタイルを考慮したうえで、給与や雇用形態、勤務時間などの条件から何を重視したいか整理してみてください。
「家庭と仕事を両立しながら仕事がしたい」「働きながら子どもとの時間も大切にできる職場を探している」という方は、看護師求人に特化した転職エージェントのレバウェル看護をご活用ください。レバウェル看護では、転職を熟知したキャリアカウンセラーがあなたのお悩みを丁寧にヒアリング。一人ひとりの現状や希望を伺い、条件に合ったお仕事をご紹介します。事前に職場見学することもできるので、文字だけでは伝わりにくい現場の雰囲気を確かめられるのも魅力です。サービスはすべて無料なので、転職のお悩みをお持ちの方はぜひご利用ください。
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