
「子どもとの生活のために日勤・高給与で働きたい」外科クリニックのパートで働くWさん(女性)の場合
総合病院で5年間勤務後、出産により離職したWさんは、子育てが落ち着くと特養ホームでパートを始めました。その後、医療行為に関わる機会を増やしたいと思い、外科クリニックのパートに転職。しかし、最近になって離婚をしたため、子どもとの生活のために正社員になることを決意しました。なるべく高給与で日勤のみの仕事を探したいとおっしゃられるものの、あれもこれも成し遂げたいと無理をしている印象を受けました。そこで、アドバイザーはWさんにある問いかけをしました。
部屋の中にものが増えすぎて、本来大事にしたい自分自身を休めるスペースがない。なんて経験はありませんか?自分にとって大切なものを見極めて整理すれば、気持ちよく暮らせるようになりますよね。職場選びの際も、大切にしたい条件を見極めることが鍵になります。
看護師のWさんは、総合病院の外科病棟で5年間勤務し、出産を機に一時離職されました。子育てが一段落すると特養ホームでパートを始めましたが、業務に満足できず3か月で退職。医療行為に関わる機会を求め、外科クリニックのパートに転職しました。
ところがWさんは最近になって離婚をされ、小学生のお子さんとの生活のために再び転職を決意。外科クリニックの正社員の仕事を探し、今回ご相談くださいました。
Wさんのご希望条件は、なるべく高給与で日勤のみ、というもの。
この条件にピッタリの求人を探すのは厳しいかな、と思いましたが、少し離れた都心部に1件該当するものが見つかりました。Wさんは喜んでくださり、その日のうちに見学へ行かれました。
翌日Wさんから連絡があり、話を伺ってみると、「紹介していただいたクリニックは遠すぎたので、近くの病院の外科外来でも良いです」とのこと。
私はそれを踏まえて外科外来のある病院を見つけたのですが、月に2〜3回、救急外来の夜勤当直に入ることが必須条件でした。
夜勤のない職場を探してみましょう、と申し出たのですが、Wさんは「少しくらいの夜勤ならなんとかします!」と、面接を希望されました。無理は良くないのではとお伝えしても、いますぐ働きたいから、と譲らないWさん。
ひとまずWさんには、面接に進む前に病院を見学してみることを提案し、電話を終えました。
ところが、翌日以降Wさんから連絡が来なくなりました。どうされたのだろうと心配していたら、1週間後にお電話くださったのです。
Wさんは、お子さんがインフルエンザで寝込んでしまい、ここ数日は職探しどころではなかったとお話ししてくださいました。「職場が遠いのも夜勤も無理なのかもしれません」と、大きなため息をつきました。
頑張り屋さんのWさんは子どもを養わなければと気負い、高給与にこだわる一方で、先のことも考え看護のレベルも落としたくないと外科系を希望し、無理をしようとしていたのです。
私は、Wさんがいま一番大切にしたいのは何か、あらためて尋ねてみました。
「やっぱり子どもが一番大切です」。Wさんはしっかりした声でおっしゃられました。
今度はお子さんとの生活を中心に考え、Wさんのご自宅近くで日勤の正社員の求人を探すと、ご希望の給与水準の往診専門クリニックが見つかりました。
老人施設への訪問診療同行と、患者さん宅の訪問が主な業務で、時間外勤務もほとんどない職場です。Wさんはすぐに面接を受け、業務内容と待遇にも納得されて入職が決まりました。
少ししてからWさんにお電話してみると、楽しく働いていらっしゃる様子でした。
落ち着いて働ける職場が見つかって良かったと言うWさん。「定時で帰れるから、子どもとの時間も増えました」と明るい声でおっしゃっていました。
Wさんの転職は、お子さんを大事にしながら時間・収入ともに安定して働く、ということが鍵でした。
いまの自分、いまの生活。大切にしたいものは何なのか。ゆっくり考えてみると、転職で本当に叶えたいことが見えてくるかもしれません。
看護師が転職活動をする際は、一番大切にしたいことを決めるのが成功の秘訣です。希望条件にこだわりすぎず、いま何を叶えたいのかを考えてみましょう。
看護師が転職成功を目指すときは、何を大切にしたいのかを明確にします。業務内容や人間関係、ワーク・ライフ・バランスなどのように、転職で大切にしたいことは人それぞれです。
転職においてあれもこれも叶えようとすると、活動が長引いたり、ミスマッチの入職になったりします。「子どものために自宅の近くで仕事を探したい」「子どもと過ごす時間を確保したい」という場合は、近隣で日勤のみの仕事はないか、土日休みの職場はないかに焦点を当てられるでしょう。
「叶えたい働き方を実現させるには」と困ったらレバウェル看護にご相談ください。子どもとの生活を優先したい、自分の時間を確保したい、キャリアを途切れさせたくない。それぞれに合った働き方が叶えられる職場について一緒に考え適した求人の紹介をいたします。客観的な視点でアドバイスをするので、自分では気づけなかった分野の可能性が広がる場合も。応募前に職場の見学もできるので、自宅からの距離や実際の労働環境をチェックすることも可能です。
アドバイザーとのやり取りはLINEやメールに対応しているので、仕事や家庭での時間の合間に連絡ができますよ。
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