
「大病院に転職したい」養護教諭として6年間勤務したNさん(33歳)の場合
正看護師のNさんは、中高一貫の学校で保健室の先生として勤務されていました。以前は、有名な大病院の急性期病棟に勤務していたNさん。同期の看護師が病棟で活躍する話を聞いて、「自分もまた医療現場で輝きたい」と考えるようになりました。「再度勉強するなら年齢的にも今しかない」と、転職を決意してご相談くださったのです。Nさんは、大病院への転職を希望していました。しかし、臨床看護のブランクがあるため、希望に合った転職先はなかなか見つかりませんでした。そこで、アドバイザーはNさんにある提案を行いました。
自分の置かれている状況や立場。自分ではなかなか分からないものです。
医療の現場から遠ざかって、ブランクがあるとき。臆病になってしまう人もいれば、全然気にしない人もいて、考え方はそれぞれです。
そんなブランクの捉え方を改めて考えるきっかけになったのが、今回ご紹介するNさんでした。
正看護師のNさんは33歳。直近は、中高一貫の学校で6年間、保健室の先生として勤務されていました。
それ以前は、有名な大病院の急性期病棟で常勤勤務をしていたとのこと。
最近、同期だった看護師に再会したところ、とても自信にあふれておりキラキラして見えたそうです。
「自分もまた病棟ナースとして医療現場で輝きたい!」そんな気持ちが芽生え始めました。
そして、「再度勉強するなら年齢的にも今しかない」と転職を決意し、ご相談くださったのでした。
Nさんにご希望を伺うと、名前が上がったのは有名どころの大病院ばかり。
臨床看護のブランクが6年あるNさんを受け入れてくれる病院は限られています。
そのため、「まずは復職支援のある病院で復帰の準備をされてみませんか?」とご提案しましたが、Nさん自身はブランクを気にしていませんでした。
病院の規模と働き方にこだわりをもっているNさんの気持ちは変わりません。
そこで、Nさんの希望する大病院をいくつかあたってみたところ、なんとか1件、面談までたどりつきました。
しかし、面談後に、看護部長から「経験があるといっても6年ものブランクがあると…はっきり言って厳しいです」と言われたのでした。
病院勤務の人と同じステージで転職活動ができると思っていたNさんに、「6年のブランクがあると厳しい」という言葉は大きく響きました。
「6年のブランクって大きいのですね…思ってもみませんでした。臨床に戻るのって難しいのでしょうか?」と落ち込んだ様子のNさん。
アドバイザーは、「臨床に戻るのは決して難しいことではありませんよ」と声をかけ、Nさんと一緒に希望条件を見直すことにしました。
そして、ブランクがあっても働きやすい、研修体制の整った職場をご提案。有名ではありませんが、丁寧な復職支援のある病院です。
ブランクの大きさを理解したNさんは、「そういうところなら安心ですよね」と、前向きに答えてくださいました。
Nさんは、復職支援のある病院へ転職しました。当初の希望より規模は小さいものの、ブランクのある方が安心して働ける環境の職場です。
「毎日が勉強で大変ですが、徐々に感覚が戻ってくるようです」と笑顔で話すNさんには、自信が戻っているようでした。
Nさんがキラキラ輝くナースになる日を、楽しみにしています。
ブランクが採用に不利に働く場合もありますが、すぐにあきらめる必要はありません。
今回のケースのように、復職支援の体制を整えて、サポートしてくれる病院もあるのです。
思い切って行動を起こせば、新たな道が開けていくこともあるでしょう。
ここでは、ブランクのある方が臨床看護に復帰するときのポイントを解説します。「また病院で活躍したいけど、転職できる自信がない」という看護師の方は、参考にしてみてください。
転職活動を成功させるためには、自分を客観視することが大切です。「経験があるから、ブランクがあっても大丈夫」と思っていても、ブランクのある看護師の採用に消極的な病院もあります。転職先を探す際には、まず今の自分の状況を客観的に見てみましょう。
「以前のように大病院に勤務したい」と思っても、希望の転職先を見つけられない場合もあるでしょう。職場を選ぶ際には、1つの条件にこだわらずに、安心して働ける環境があるかを確認することが重要です。ブランクがある方の場合、復職支援のある病院ならサポートを受けられるため、働きやすいといえます。
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