
「保健師としてやっていきたい」総合病院を新卒3ヶ月で退職したKさんの場合
新卒で総合病院に就職したものの、病棟の忙しさについていけず、3ヶ月で退職したKさん。「保健師としてやっていきたい」とご相談くださいました。Kさんは、病院でヒヤリ・ハットを起こしてしまったことに対して、かなり落ち込んでいる様子でした。お話を伺い、Kさんは本当は看護師として働きたいけど、自信がないのだと感じました。そこでアドバイザーは、保健師への転職を希望するKさんと、看護の仕事について話し合うことにしました。
先日、結婚して間もない友人夫婦が、離婚も考えるほどの大喧嘩をしました。
心配で連絡してみると、お互いの思いをぶつけ合い、折り合いをつけて落ち着いたらしく、逆におのろけを聞かされました。
初めはうまくいかないことも、じっくり考えて話し合えば、新しい在り方を見つけられるのかもしれませんね。
さて、今回ご紹介するKさんは、新卒3ヶ月の看護師さんです。総合病院に就職したものの、病棟の忙しさについていけず、すでに退職されています。
「保健師としてやっていきたい」とご相談くださったKさん。
かなり落ち込んでいる様子だったので、初めはお話を伺うことに集中しました。
Kさんは看護師になってから3ヶ月間、「早くスキルを身につけたい!」と率先してナースコールを取り、通勤中も家に帰っても勉強をして、努力を続けてきました。
しかし、先輩たちがさっと済ませる仕事にも、長い時間がかかってしまうため、「看護師向いてないじゃないの?」「やる気あるの?」と怒られ、隠れて泣いたこともあったそうです。
退職を決意したきっかけは、ヒヤリ・ハットを起こしたこと。大事にはいたらなかったものの、いつも優しくしてくれた患者さんに大変な迷惑をかけてしまったというのです。
Kさんのように、仕事への責任感の強さから、看護師を辞めたいと考える方は少なくありません。厚生労働省の「資料2看護職員就業状況等実態調査結果(p14)」によると、今後「看護職員以外として働きたい」という方は、看護職員全体の3.4%でした。その理由として、「責任の重さ・医療事故への不安がある」と答えた割合は37.3%となっています。医療事故への不安から、看護師を続ける自信がなくなり、ほかの仕事に転職したいと考える方は多くいるようです。
総合病院に勤めていたときの話の途中、Kさんの声は何度もつまりました。
本気で保健師になりたいのなら、もちろん応援します。しかし、Kさんの場合は違うように思えました。
そこで私は、Kさんが落ち着いたのを見計らい、あえて厳しい言葉をお伝えしました。
「Kさん、保健師は看護技術を身につけた後にも、勉強すればなることができます。でも今の時点で看護から逃げてしまうと、将来、看護師としての幅が狭まってしまうかもしれませんよ。そのことは考えてみましたか?」
Kさんがこれまでがんばってきたからこそ、看護から逃げてほしくないのだと真剣にお伝えしたのです
そして、経験が少なくても一からゆっくり看護師として教育してもらえる有床クリニックがあることをお話しました。
昔から懇意にさせていただいているクリニックで、結婚を期に退職される方がいるため、長く働ける看護師を探していたのです。スタッフ間の空気が良いので、Kさんが一から学び、成長していける環境だとお伝えしました。
Kさんは「1日考えさせてください」と言いましたが、翌日には気持ちを切り替えて、「頑張らせてください」とお返事をくださいました。
しっかりと対策をした後、2度の面接を経て、ご入職となりました。クリニックは、Kさんの退職理由を理解してくれています。
2回目の面接のときのKさんは、初めてお話したときとは別人のように看護に対する意欲を伝えていました。その様子を見て、やっぱりKさんのなかには看護への強い思いがあったんだと感じて、とても嬉しくなりました。
私たちの仕事は、求職者をただ行きたい職場へご紹介することではありません。
そのため、求職している方のこの先の人生を考えて、ご本人の希望とは違ったアドバイスをすることがあります。求職者の将来を一緒に考えて、より良い選択をできるようにサポートするのが、アドバイザーの役目だと思うからです。
転職をするときに悩むのは当然のこと。しっかりと自分の気持ちと向き合って、これから先のキャリアを考えましょう。そして、自分の思いを1人で抱え込まずに、頼れる人に話してみてください。誰かに相談することで、きっとより良い選択ができるでしょう。
看護師として働くことに自信をなくしたときには、すぐに別の仕事への転職を考えるのではなく、自分の気持ちを整理してみましょう。転職の際は、将来のことを考えてより良い選択をすることが大切です。
看護師を続けるか迷っている場合、ほかの仕事への転職を考えることもあるでしょう。看護師を続けるべきか迷ったときには、自分の気持ちを整理して、やりたい仕事は何かを考えてみてください。看護への意欲があるのに、あきらめて別の仕事を選ぶと、後悔するかもしれません。不安に思っていることがあれば、正直に伝えることも大切です。相談することで、理解してサポートしてくれる職場を見つけられる可能性があります。
「看護師の仕事を続けていけるか不安」という方は、レバウェル看護に相談してみませんか?レバウェル看護は、看護師の転職を専門とする転職エージェントです。専任のアドバイザーが、あなたの悩みに寄り添って、転職活動をサポート。不安に感じていることを伺い、多くの求人のなかから安心して働ける職場をご紹介します。「転職する自信がない」という方は、相談だけでも大丈夫なので、ぜひ気軽にご利用ください。
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