
「外来へ転職する志望動機はどう書けば良い?」と悩んでいる看護師さんもいるかもしれません。外来は人気が高い傾向にあるため、採用されるには、ポイントを押さえた志望動機が重要です。この記事では、外来看護師の志望動機の書き方やポイントを解説します。志望動機を書く際に参考にできる例文も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
外来看護師へ転職・就職を希望する場合の志望動機は、「なぜ外来で働きたいのか」を明確に伝えることが重要です。以下に、看護師が外来配属を希望する理由の一例を紹介するので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
外来看護師は、地域で暮らす患者さんの生活に寄り添った医療の提供に貢献できます。患者さんの意思決定支援や受診相談、行政や社会福祉との連携など、地域包括ケアの面で活躍したい看護師におすすめの職場です。
近年、外来で行う治療は多様化していると言われています。外来看護で、専門的な知識や資格が活かせる分野もあるでしょう。上位資格の保有者や、これから外来で専門分野を極めたいという向上心のある看護師は、質の高い看護の提供したい病院にとって魅力的な人材です。
たとえば、外来へ通院する糖尿病患者さんの治療では、生活指導が重要なため、外来では糖尿病看護の認定看護師の活躍も期待されます。また、厚生労働省の「令和5年患者調査の概況(6p)」によると、現在はがん患者さんの外来治療の数が入院治療よりも多くなっていることも注目したい点です。
外来は基本的に夜勤がなく、診療日に合わせて勤務日が固定されているのが特徴です。そのため、予定を組みやすく、既婚者や子育て中の看護師に人気が高い傾向にあります。家庭との両立や、プライベートの時間を大切にしたい看護師の転職先に選ばれやすい職場です。
ここでは、看護師が外来へ転職する際の志望動機の書き方のコツを解説します。ポイントを押さえた志望動機で、採用担当者に好印象を残しましょう。
外来診療は、病院ごとに特徴があります。志望動機を書く前に、応募する病院の理念や外来がどのような役割を果たしているのかを把握しておきましょう。医療・看護理念に共感できる部分を考えて志望動機に含めると、転職先で外来を志望する熱意を採用担当者により強く印象付けられます。
夜勤がないことや出勤日が固定しているなど、自分にとって良い条件があることだけを志望理由にしないことも大切なコツです。採用担当者は、長く働き続けてくれるか、誠意をもって患者さんに対応してくれるかどうかなどを重視しています。条件面に言及する場合は、病院側の労働環境の良さを伝えつつ、「看護師として長く働ける環境だと思って志望した」という思いをあわせてアピールしましょう。
スキルアップや資格取得のためという志望動機は、意欲を伝えるのに効果的です。ただし、採用担当者は、個人の資格取得やスキルアップが病院運営へどうつながるのかを重視しています。知識やスキル、専門性の向上を目指すことで、どのように病院へ貢献できるかを述べることが大切です。
また、「学ばせていただきたい」という表現は、受け身のイメージを与えてしまうので、志望動機では避けた方が良いかもしれません。
看護師の志望動機は、履歴書に書く内容と面接で伝える内容を一貫させておくことが大切です。内容が一致していないと、「建て前の志望動機なのでは?」「考えを整理して伝える力が乏しい」といった印象を与えかねません。履歴書に記載する志望動機は、面接対策のために内容を控えておくことをおすすめします。
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看護師の転職で志望動機を考えるコツ!注意点や状況別の例文・書き方も紹介
看護師の履歴書に書く志望動機は、文字数の指定がなければ200字〜300字程度が目安です。ここでは、外来看護師の転職時に参考にできる例文をご紹介します。
一定の分野の経験が豊富な方は、専門性を志望動機で伝え、入職後に病院へどのように貢献したいかを強調すると好印象です。
「私は腫瘍内科の病棟に4年間、外科病棟で3年間の経験があります。どちらの病棟でも、手術療法や放射線療法などの治療を受けるがん患者さんに対して看護を実践してきました。
がんの治療を受ける患者さんは、治療計画のため入退院を繰り返すことが珍しくありません。長期的な治療が必要になる患者さんを見て、退院後の外来診療の大切さを強く感じるようになり、転職を決意しました。地域貢献を重視している貴院の外来で、これまでの経験を活かし、より患者さんの生活に沿った看護を実践したいと考えております。」
家庭との両立を志望動機で伝えると、不利になるのではないかと心配になる看護師もいるかもしれません。しかし、長く働き続けるためには家庭の状況を話して、働き方の希望を伝えることが大切です。
「私は現在、5歳と2歳の子どもを育てています。幼稚園と保育園に通っていますが、主人は出張が多い仕事のため、私が送り迎えをする必要がある状況です。看護師は子どものころからの夢で、仕事にもとてもやりがいを感じています。家庭と両立しながら、長く看護師を続けたいと思い、子育て中の方も多く働いておられる貴院へ応募いたしました。これまでの病棟経験、出産・育児の経験を活かして、小児科外来で患者さんやご家族の気持ちを大切にした看護を実践していきたいです。」
外来看護師には、短い時間で患者さんや医療関係者とコミュニケーションをとることが求められます。そのため、志望動機でコミュニケーションスキルをアピールするのも効果的です。
「私はこれまで、慢性期病棟で6年間の看護経験があります。病歴の長い患者さんが多く、ニーズを捉えるためにじっくりコミュニケーションをとることが重要だと感じて実践してきました。スタッフ間では、業務が忙しいとつい相手の状況や気持ちを考えるのが難しい場面もあります。私も数年前はそのような傾向がありましたが、コミュニケーションや傾聴に関する研修を受け、チームがより円滑に活動できる言葉がけを意識できるようになりました。外来では日々、幅広い患者さんが受診するため、今までの看護で養ったコミュニケーション力を活かせると思い、外来を志望いたします。」
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クリニック看護師の志望動機って?書き方のポイントと状況別の例文も紹介
ここでは、外来に転職したい看護師の志望動機についてよくある質問を、Q&A形式で紹介します。
同じ外来でも、病院の理念・方針や診療科の種類によって、その特徴はさまざまです。病院側のニーズと自分の志望動機がマッチすれば、外来に転職できる可能性は十分あります。「外来だから実現できる看護を経験したい」「これまでの経験を外来で活かしたい」などの志望動機を伝えると、意欲を評価してもらいやすくなるでしょう。
総合病院は、規模が大きいほど複数の診療科が外来で診療しています。看護師が担当になる診療科は、「固定するケース」「ローテーションするケース」のどちらもあるようです。これらの特徴を踏まえて、志望動機では多様な外来治療を経験して看護師としてスキルアップし、病院の医療体制に貢献したいという熱意をアピールすると良いかもしれません。
外来看護師に転職する際の志望動機は、「なぜその病院・クリニックを選んだのか」「なぜ外来を志望するのか」を明確に伝えることが重要です。外来看護師の勤務条件にメリットを感じる人も多いかもしれませんが、待遇面だけを志望動機に書くのは避けましょう。「長く勤務したいと考えているため、働きやすい環境が整っている貴院を選んだ」といった伝え方をすると、前向きな印象を与えられます。
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