
脳外科の看護は、とにかく勉強することが多いですよね。
特に配属された最初のうちは毎日ひたすら勉強しないと、知識が追いつかないのが脳外病棟の看護です。
覚えること、観察することが多くあって大変ですが、加えて体力的にもけっこう大変な部分もあります。
脳外病棟の「あるある」をご紹介しつつ、脳外病棟で働くことのメリット説明したいと思います。
脳外病棟というのは、片側顔面痙攣から脳腫瘍まで、多種多様な脳に関する疾患に罹患した患者さんが入院してくるところです。
患者さんの年齢層も広いので、既往や家族歴などをしっかり把握した看護が必要になります。疾患ごとに観察するポイントをおさえ、膨大な量のインプットが必要になります。
MMT(徒手筋力テスト)などの麻痺の測定法や術後のドレーン管理、意識レベルの見方や瞳孔観察、さらには神経学的初見、頭蓋内圧亢進症状や高次機能障害などについては理解しておきたいところです。
また、脳外科の患者さんは高血圧であることがほとんどなので、処方される薬についての知識を得ておくとアセスメントに役立ちます。
しっかり勉強を続けていれば、病棟での経験と自己学習した知識がつながり深く理解できる日が来ますよ。
そして、その積み重ねが、あなたの看護師のスキルアップにもつながり、脳外科で勉強したことは、後々どこの診療科に行っても必ず役に立つと思います。脳外科に配属された初めのうちはプライベートの時間が取れないほど、時間を勉強に費やすこともありますが、うまく息抜きをしながら継続して欲しいものです。
患者さんは、意識の低下であったり脳の機能障害などが原因で、相手の言うことは理解できても、それに対する返事に言葉を使うことができないこともあります。
そういったときに、患者さんは例えば唇の形を変えて、YESやNOを伝えようとしたり、瞬きの回数で意思表示をしたりしようとしてくれます。
このような非言語コミュニケーションは、脳外病棟の「あるある」です。
いろんな方法を先輩看護師などから聞いて習得しておくと、後々さまざまな場面で役立ちますよ。
意思表示ができない患者さんの中には、思うように伝わらないイライラから、つい看護師に厳しい態度で接してくることがあります。
患者さん本人も、少し時間が立つと悪いことをしたと思うようで、謝罪されることもありますし、看護師もそのときの一時的な感情であると理解はしています。
しかし、厳しい態度の患者さんと関わると、その瞬間は少し気分が沈んでしまうこともありますね。
でもずっと沈んでばかりもいられないので、早急に立ち直ろうとするわけですが、その繰り返しが脳外病棟で勤務する看護師を強くしてくれます。
脳外病棟の看護師は、勉強を継続する必要があると前述しましたが、コツコツとした地道な努力に加え、病棟では細やかな配慮をしながら看護に当たることが多くなります。
たくさんのことを観察して記録に残すことも必要になるため、分からないことが出てきてはまた勉強する、それを看護に生かし、分からないことはまた勉強・・
脳外科の看護師は日々この繰り返しになります。
熱心に自己学習に取り組む真面目さと、現場で細やかな目配りと気配りのできる心を持ち合わせている、そんな看護師が脳外科には多いと思います。
最初のうちは、必要性にかられて対応するのですが、それが自然と身についてとてもレベルの高い看護師となっていくのが脳外病棟に勤務する看護師の特徴です。
脳外病棟に入院してくる患者さんは脳の病気を患っているわけですから、意識障害があり入院時には、すでに話ができないようなこともあります。
術直後は術創(じゅつそう)にドレーンが入ってますし、ベッド上で動けない期間もあり、患者さんが無事に回復されるのか心配になってしまうことがありますが、ひと月も経てば回復期のリハビリになります。
術後の経過から回復期のリハビリまでの経過を看ることができ、患者さんやご家族と関わる時間があるのは看護師としては嬉しく、非常にやりがいを感じることができます。
手術をメインとした外科系の病棟なので、日々忙しい環境でもあります。でも忙しいからこそ、患者さんやその家族の気持ちに寄り添った看護が提供できるようにしていきたいものですね。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載
「レバウェル看護」転職サポート
Q.現状はどちらに近いですか?