出勤するのがつらい……「私、適応障害かも?」と思ったナースは読んでみてください

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仕事に入ってしばらくは頑張れていたけれど、だんだんモチベーションが下がり、体調を崩しやすくなって職場に行くのが辛くなる……。このような経験をしたことはありませんか?

社会人が仕事を急に休んでしまったり、突然、会社に行けなくなって辞めてしまうという行為は、「迷惑」、「ワガママ」と言われ、「甘え」のひと言で切り捨てられることもあります。

しかし、本当に自己中心的に職場に迷惑をかけているのでしょうか?
実は、心の中では「頑張らなきゃ」と思っていても体がついていかない人や、あるいは職場に着いた途端にやる気が失われてしまう……という本来の思いとは正反対の症状に悩まされている人も少なくないのです。
不思議なこの現象は、「適応障害」という名称で知られています。

そこで今回は、知っているようで知らない、この適応障害について詳しく紹介していきたいと思います。

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適応障害とはどんな病気なのか

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適応障害はその名の通り「適応できない」「適応しづらい」という病気で、後天的に現れる心のトラブルとして考えるのが一般的です。

普段明るく活動的な人でも、突然の環境の変化やストレスレベルの高い場所に継続して居る・関わることで、適応障害を発症することがあります。

適応障害になると、以下のような症状が現れる場合があります。

・不安症状(恐怖、不安、焦燥感)
・身体症状(頭痛、感冒様症状、腹痛など)
・うつ症状(憂鬱、絶望感、喪失感、涙もろくなる)
・種々の問題行動(飲酒、乱暴な運転、勤務怠慢、社会的な役割に対して不相応な行動など)

適応障害と診断されるには、一定の基準を満たしている必要があります。

診断基準は2種類あり、それぞれに基準が異なりますが、大きなストレスもしくは継続的・反復的にかかるストレスが原因となり、そのストレスを受けてから3ヶ月以内(もう一つの基準では1ヶ月以内)に情緒・行動などにおいて症状が発生する場合、適応障害と診断することができます。

ストレスの要因については、看護師の場合、病院内での業務や人間関係などが要因となり、院内での部署異動や昇進など、ポジション・環境の変化が発症要因となる場合もあります。

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適応障害かな? と思ったら

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・行きたいのに仕事を休んでばかりいる
・いつか辞めたいとずっと思っている
・人前に出られなくなった
・ちょっとしたことで泣いたり体調を崩すようになった

このような状況が起き、生活に支障が出てしまう場合、さらに症状が進む前に、早めのケアを試みることをオススメします。自分がどの解決法が向いているのかは、個人で判断するより、一度専門家に相談してみることをおすすめします。

1、病院へ行く

適応障害かどうかを確かめるには、専門のクリニックや病院(精神科・神経科・心療内科など)を受診し、現状を正しく伝えていくことが大切です。

不眠症や強い不安感などの症状自体を個別に治療することもできますし、カウンセラーに悩みを聞いてもらうことで、不安な気持ちが晴れる場合もあります。

適応障害以外の疾患の診断を受け、治療が可能なケースもあります。

2、ストレス因子に向き合う

適応障害の元となっているストレス因子、ストレス要因を解決する方法です。

例えば「仕事があまりにも多忙」が要因である場合、上司や信頼のできる先輩に相談をして仕事状況を改善してもらうということもひとつです。

どうしても仕事が立ち行かない(心身に負担がかかりすぎている)場合には、退職するというのも方法のひとつです。

ストレス因子から離れたり、ストレス要因を解消させたりすることで、症状を改善させる方法です。

向き合うこと自体が負担になるようなら、無理はしないでくださいね。

3、徐々に適応力をつける

適応できるよう少しずつ慣らしていく、少しずつ変化させていくという方法です。

自分だけで適応力をつけていくのは、難しいかもしれません。ひとりで無理をしないようにしてください。

まずは専門家に聞きながら、カウンセリングなどを通して「なぜ適応力が下がってしまったのか」、「どうすれば適応できるようになるのか」といったことを順序だてて考え、それを実行に移しながら、適応力を上げていく方が良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたか? 適応障害は誰にでも起こり得るトラブルです。

一過性で終わるケースも多いのですが、一人で抱え込んでいくと悪化して「うつ病」など他の精神疾患に変化してしまう場合もありますので、早めのケアが大切です。

適応障害になってしまう方は、それまで頑張ってきた人や真面目な人などが多いと言われています。

これは症状のひとつですので、「甘え」などと自分を責め過ぎず、専門家などの力をかりながら、無理せず少しずつ回復を目指していってくださいね。

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