看護師の中には「今より給料の良いところに転職したい」「キャリアアップのために転職したい」など、将来を見据えて転職を考えている看護師は少なくありません。しかし、中には明確な理由がなく、なんとなく転職したいと考えている看護師もいるでしょう。
このコラムでは、なんとなく転職したいと考えている看護師に向けて、転職で気を付けるべきことを紹介。なんとなく転職しようとしている看護師はぜひ参考にしてみてください。
なんとなく転職したいと思う看護師は、社会人経験の浅い第二新卒が多いとされています。では、主にどのような状況で転職したいと思うのでしょうか。その理由を見てみましょう。
転職活動を始めた友人や、転職をする同僚や先輩が周りに増えると、なんとなく転職をしたいと思う人がいます。特に、周りに流されやすい人ほど、なんとなく今の職場を辞めて転職したいという気持ちが強くなりやすい傾向が。転職したい明確な理由がなくても、周りの言動につられて転職をしたいという気持ちが強くなると考えられます。
入社して数年が経つと今の職場の環境に慣れてきて、なんとなく転職したいと思うことがあるでしょう。また、病院や施設には「最低でも3年間は働く」という暗黙のルールが存在する場合もあります。そのため、特に不満を持たずに働いているものの、3年働いたからとりあえず転職をしてみようと考える看護師がいるようです。
働く前に病院に対して抱いていたイメージと入職後の現状に食い違いがあると、なんとなく転職をしたいと考える看護師もいます。「今の職場に漠然とした不満を抱えている」「なんとなく理想と合っていないような気がする」といった漠然とした理由でも、なんとなく転職をしたいと思う人は多いでしょう。
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特別な理由がなく「なんとなく」という気持ちで転職を行うと、後悔することがいくつかあります。看護師が理由を明確にしないまま転職して発生しうるデメリットを確認しましょう。
なんとなく転職をすることによって、今までの職場より収入が低くなる可能性があります。夜勤や残業代が多く支払われる職場に転職すれば、収入がより高くなる場合がありますが、なかには残業や夜勤がほとんどない職場も。前の職場より収入が大幅に下がることによって、転職してから「前の会社の方が良かった」と思う人は少なくないようです。
勤続年数が短く、数年単位で転職を繰り返していると、ローン審査が通りにくくなります。有名な大手企業や今までのキャリアで転職に影響がない場合もありますが、大体はローン審査に影響が出るでしょう。将来ローンを組む予定がある人は、なんとなくの転職は避けたほうが無難です。
「なんとなく」といった気持ちで転職を繰り返すと、「転職癖」がつく可能性があります。転職癖がつくと、何か嫌なことがあるたびにすぐ「辞めたい」と考えるようになり、一つの職場で長期間働くことが難しくなってしまうでしょう。また、面接時に転職回数が多いと「この人は長期的に働けないのでは?」と思われ、採用されにくくなる可能性があります。
転職希望先の情報を調べずに仕事を変えて、上司が自分より年下だった場合に後悔する可能性が出てくるでしょう。職場が変われば人間関係も初めから築き上げる必要があります。年齢を全く気にしない人なら問題ありませんが、年下とコミュニケーションを取るのが苦手という人には厳しい問題になるでしょう。
明確な目標や理由がない状態で転職を繰り返すと、新しい仕事についていけなくなってしまうことも。一つの職場である程度の期間働いたあと転職を行えば、次の仕事でも前職の知識を活かせるでしょう。しかし、実力をつける前に仕事を辞めると、転職先で応用が利かなかったり、業務を覚えるだけで精一杯になってしまったりする可能性があります。
目標がなくなんとなくで転職した場合は、仕事についていけない辛さから、また「辞めたい」と思う負のループに陥る危険性も考えられるでしょう。
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看護師がなんとなくの理由で転職するデメリットは多くありますが、目的のある転職はメリットももたらします。看護師が転職を行うことで、以下のようなことが叶えられるでしょう。
1.ライフスタイルに合わせた働き方
結婚や介護に加え、女性の場合は出産や育児などによってライフスタイルを変えなければならないときがあるでしょう。現在の職場で仕事と家庭の両立が難しくても、転職によって叶えられる場合があります。。看護師は資格を活かせるため、転職先の選択肢は比較的多いのが特徴。条件に合う職場がないか探してみましょう。特に、土日休みのクリニックや日勤のみの病院などでは、比較的プライベートと仕事の両立がしやすい職場が多いのでおすすめです。
2.給料アップ
看護師は転職によって、給料がアップする可能性があります。給料アップを望む場合は、事前に働きたい病院の手当や福利厚生などを調べておきましょう。最低限、月給や年収をしっかり確認しておけば、前の職場が良かったと後悔しにくくなります。
3.キャリアアップ
現在勤めている病院で経験を積み、さらに新しい知識や技術を身につけられる職場に転職すれば、キャリアアップを図れます。認定看護師や専門看護師など、特定の分野のスペシャリストになりたい方は、サポート制度が充実している病院に転職すると良いでしょう。特定の分野を学べる病院に転職することによって、キャリアアップだけでなく、その分野を学ぶことができます。
4.今の人間関係からの脱出
今の職場の居心地が悪く人間関係に耐えられないという場合、転職することによって人間関係をリセットすることができます。特に「職場の人間関係に悩んでいるけれど看護師は続けたい」と考える人におすすめです。
看護師が転職をする前にすべきことを紹介します。特に「なんとなく」転職したいと思っている人は、よく確認してみてください。
なぜ転職をしたいのか、明確な理由を見出しましょう。理由がないと転職後に「思っていたのと違った」「前の方が良かった」と後悔する可能性が高まります。行動する前に一度冷静になって、転職をしたい理由を考えてみましょう。
しかし、「職場に苦手な人がいるから」という理由での転職はあまりおすすめできません。転職したからといって、必ずしも苦手な人がいないとは限らないためです。「ほかの病院で経験を積みたい」「〇〇病院で認定看護師の資格を活かしたい」など、転職する前向きな理由を持っておくと良いでしょう。
転職をする前に、今の職場で改善できる点がないか考えてみることが大切です。たとえば、「夜勤が少ない病院に転職したい」といった理由で日勤のみの職場に転職すると、給料が大幅に下がったり、職員が少なくて業務を兼用しなければならなかったりする可能性があります。夜勤が多くて悩んでいる場合は、師長や上司に相談すると回数を減らしてくれることも。勢いで転職する前に、一度相談すると良いでしょう。
希望の転職先と、今の職場の良い点と悪い点をそれぞれ出して比べてみましょう。それぞれの良い点と悪い点を出したら、後者を重点的に見るのがおすすめです。悪い点の中でも、働くうえで我慢できるものがあったり、今の職場とあまり変わらなかったりする場合があります。自分が不満に思うことは転職をしなければ改善されないものか、書き出して比べてみると良いでしょう。
転職して後悔しないためには、時間をかけてゆっくりと転職先を探すことが大切です。勢いに任せて転職を行うと「前の職場の方が良かった」と思うことが増えるでしょう。また、転職したからといって必ず良い職場に就職できるとは限りません。なんとなく転職したいという理由でも、今の職場に何かしらの不満があるはず。一度冷静になって、転職したいと思った理由を考えてみましょう。また、看護師の仕事は全国にたくさんあるため、時間をかけて自身に合った職場を探すことがおすすめです。
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なんとなく転職したいと思っている看護師が、良い転職先を見つけるには以下の方法があります。自身に合った方法で転職先を見つけましょう。
求人サイトには数多くの求人が掲載されており、自身のペースで転職先を探せます。また、求人情報の更新も頻繁な場合が多く、常に最新の情報を取得できるでしょう。なんとなくの理由で転職したい看護師も、求人を見るうちに自分の目的が明確になることも。転職エージェントと比べると手厚いサポートはありませんが、企業は求人サイトにお金をかけて掲載している分、採用意欲が高い傾向にあり、比較的採用されやすいというメリットもあります。
転職エージェントは、各業界に詳しいエージェントが求職者に合った転職先を紹介してくれます。希望する条件があれば伝えましょう。また、転職に関するサポートも手厚いため、転職が初めての看護師は転職エージェントを利用するのがオススメです。条件や希望に沿った求人をおすすめしてくれるので、短期的で転職を叶えられるでしょう。
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