
あなたの同僚や先輩に“できる看護師”はいませんか?できる看護師は同僚や医師・コメディカルだけでなく患者からの信頼も厚く大活躍しています。実は“できる看護師”は初めからできる看護師だった訳ではありません。できる看護師には共通した特徴があります。ぜひ、本記事を参考にできる看護師の特徴やポイントを理解し、あなたもできる看護師になれるよう日々の業務の参考にしてください。
“できる看護師”と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
「知識や高いスキルがある」
「コミュニケーションスキルが優れている」
「患者さんや家族から信頼されている」
できる看護師のイメージは実は多種多様です。
その中でも多く聞かれる“できる看護師の特徴”について一つひとつ、具体的にみていきましょう。
命を扱う看護師の仕事。その一つひとつの行動には大きな責任を伴います。人はミスをしてしまうものですが、できる看護師はミスをしないように確認をして業務に当たっています。どんな時でも、責任を持って仕事ができる特徴があるのです。
何でも知っている、知識が豊富な先輩看護師をできる看護師と思う後輩は少なくありません。国家試験や教科書レベルの知識だけでなく、患者一人ひとりの状態を加味したアセスメントや看護展開ができる知識を持っている特徴があります。
臨床では知識だけでなくスキルも重要です。手順通りに処置や看護技術ができるだけではなく、できる看護師はトラブル対応や急変対応まで状況に応じて行動できるスキルがあります。
コミュニケーションは看護・医療を円滑に行うために欠かせないスキルです。傾聴や接遇・アサーティブなど、一般的なコミュニケーション能力以外にもマスターしておきたいスキルがたくさんあります。相手を思いやり、身体的・精神的にもサポートできるのができる看護師の特徴です。
では、できる看護師になるためにはどのようにすればよいのでしょうか?できる看護師になるために、押さえておきたいポイントを5つ紹介します。
まずは、理想のできる看護師像を見つけましょう。身近な先輩や同僚のできる部分をロールモデルにすると、できる看護師になるためどうすればいいか具体的に考え、行動をしやすくなります。
人の第一印象は見た目で9割が決まるといわれています。身だしなみは整っていますか?制服は病院の規定通り着用しているでしょうか?制服を着崩したりアレンジしたりしていると、相手にあまり良い印象を与えません。
また、多くの人と接する医療機関では自己紹介をしたり、お互いを理解したりする時間はあまりありません。初対面の患者さんや医療従事者はあなたの身だしなみや挨拶で”できる看護師”かどうかを判断しています。
医療現場ではコミュニケーションが重要です。忙しければ忙しいほど、余裕がなくなり対応がおざなりになることも。相手を尊重する、相手の意見を聞く、相手の立場に立った対応ができると、患者だけでなく同僚やコメディカルからもできる看護師と評価されやすくなるでしょう。
疾患や業務手順を理解し覚えることはとても大変です。しかし、多くのできる看護師達は理解し覚えるよりもワンランク上のレベルにいます。
それは“わかりやすく相手に説明できるレベル”です。自分が理解するだけでなく相手に説明できるようになるには、知識をより一層深める必要があります。このスキルは、患者だけでなくスタッフ間でも重要視されます。チーム医療を円滑にすすめるためにも、知識をブラッシュアップしましょう。
医療は日々進化しています。勉強会に参加したり、業務に関連する資格取得を目指したり、スキルアップのための自己研鑽を続けましょう。
具体的には、呼吸療法認定士や糖尿病療養指導士・心臓リハビリテーション指導士のような各学会認定の資格の取得があります。その他にも、より専門的な知識・技術を獲得するため大学院に進学したり、認定看護師や専門看護師・診療看護師、特定行為研修の終了を目指す人もいます。
臨床で働く看護師たちは、どのような人を“できる看護師”と感じているのでしょうか?生の声を聞きました。
「私は急変対応があまり得意ではありません。私の同僚のAさんは急変時に患者の状態を適切に把握しながら、医師と一緒に患者の救命処置にあたっていました。同時にスタッフの能力や適正を判断し、周囲のスタッフに役割分担をおこない、急変対応と通常業務のいずれにも支障が出ないようなスタッフマネージメントもしていました。
「目がいくつあるの?」「周りのことまで考えられていてすごい!」とAさんをできる看護師だなぁと感じた瞬間でした。」
急変対応だけでなく、的確に周囲を捉え判断し指示できる高いスキルを持つAさんを目標にすると、とても素敵な“できる看護師”になれそうですね。
「いつも対応に苦慮する患者さんが来院した際、先輩のBさんは終始笑顔で対応していました。患者さんを特別扱いしたりする様子もなく、笑顔で丁寧に対応したその日、患者さんはクレームなどもなく笑顔で満足して帰られました。「自分にはこんな対応できないなぁ……」と思いながらも身近にいる”できる看護師”の姿に、これからもコミュニケーションや接遇のスキルを磨こうと決心しました。」
対応に苦慮する患者さんに丁寧な対応をするだけでなく、患者さんを笑顔で満足させられる対応ができる看護師は誰からも“できる看護師”と認められる存在です。Bさんの側でコミュニケーションや接遇スキルを学べれば、患者さんからの信頼も厚い“できる看護師”になれそうですね。
「小児科では、処置や傷みへの恐怖心から泣いてしまう子供がたくさんいます。そのような時にCさんは上手に子供に検査や処置の説明をおこない、子供の心を切り替え、前向きに治療に向き合えるようにサポートしていました。プレパレーション技法を活用し、子供の主体性と治療意欲を引き出せるCさんを“できる看護師”だと思っています。」
子供を泣き止ませるのはとても大変。泣き止むのに時間がかかると、スムーズに業務が回らなかったり、医師やほかのスタッフに迷惑がかかったりすることも。大変な場面の多い小児科ですがCさんを目標に子どもの気持ちを大切にした行動ができると、子どもたちやご家族からも信頼される“できる看護師”になれそうですね。
できる看護師の評価には、特定の職場で重要視されるポイントもあります。それぞれの職場の患者の特性を理解し、知識とスキルそして学習意欲のある能力の高い看護師ができる看護師と評価されているようです。
目まぐるしく患者の状態が変化し、入れ替わりも激しい救急外来や集中治療領域では、急変を予見し、先を見据えた行動ができる看護師が高く評価されます。さらに人工呼吸器などの高度な医療機器を取り扱う機会が多く、積極的な学習と実践能力のある看護師をできる看護師と評価します。
慢性期病棟では基本的な看護技術や看護技術だけでなく、コミュニケーション能力や患者・家族を支える長期的な視点や、多職種とチームになって患者さんをサポートする看護師を“できる看護師”と評価します。
小児科の対象年齢は新生児から18歳までと幅広く、一人ひとりの子どもの年齢や発達段階に応じたかかわりや家族看護の展開が必須です。また、成人とは異なり子どもの病気であれば、内科・外科を問わず看護できる知識や技術が求められます。学ぶことや身に着けておくべきスキルも多く学習への積極性や意欲があり、一人ひとりの子どもの病状や年齢・発達段階に応じた看護師をできる看護師と評価します。
“できる看護師”とよばれる人達全員が、初めからできる看護師だった訳ではありません。さまざまな経験を乗り越え“今”があります。今すぐに、あなたが目標とするようなできる看護師になるのは難しいかもしれません。しかし、日々の経験を大切に積み重ねていけば、近い将来あなたもきっと、できる看護師になれるでしょう。
「レバウェル看護」ではあなたの得意な分野、活かせる特性をしっかりヒアリングして、活躍できる職場をご紹介しています。条件面や職場の働きやすさも、看護師専門のアドバイザーが調べて教えてくれるから納得した職場を見つけられます。できる看護師としてこれからも長く活躍したい、より良い条件で働きたい看護師の方は、是非「レバウェル看護」にご相談ください。
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