看護師に限らず、すべての就職・転職活動において、履歴書は欠かせません。面接の前に履歴書を応募先の病院や施設に送付することがありますが、その際は添え状を同封するのがマナーとされています。
この記事では、添え状の書き方についてご紹介。履歴書と同封するときの注意点や、添え状に関しての疑問についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
看護師の方をはじめ、転職活動で応募先に履歴書を送付するときは、マナーとして添え状を同封しましょう。添え状とは別名「送付状」ともいい、送り先に対して誰が、何を、どれくらい送ったのか内容を示すものです。添え状があると、受け取った側が何が送られてきたのかをすぐに把握できるため、配慮がある印象を与えられます。履歴書は添え状と合わせて送付することが望ましいですが、もし同封を忘れてしまっても、後から添え状だけを送る必要はありません。
ここでは、履歴書に添付する添え状の書き方について解説します。添え状を初めて書くという看護師の方は、以下の書き方を参考にしてみてください。
添え状に書く日付は、記載した日ではなくポストに投函する日を書きましょう。そのとき、履歴書や職務経歴書に書かれた日付と同じになっているかのチェックも忘れずに。年の書き方は、履歴書や職務経歴書と統一されていれば和暦と西暦のどちらでも構いません。
宛先を書くときは、法人名、病院名(施設名)、部署名、役職名、担当者名(様付け)の順に、それぞれ正式名称で書きます。病院の名前は「医療法人」から始まることが多いので、宛先を書くときは注意しましょう。もし担当者の名前が分からない場合は、部署宛に「△△部御中」もしくは「△△部 採用担当者様」と書いてもOKです。
本文に入る前は「拝啓」と書いたうえで、時候の挨拶から始めましょう。1月であれば「初春の候」、7月であれば「盛夏の候」というように、時期に合った挨拶を入れるようにしてください。
拝啓と時候の挨拶の後は、何のために書類を送付したのかと、同封した書類の内容の本文を記載します。また、冒頭で「拝啓」を使ったときは、末尾に「敬具」とつけて文章を締めるのがマナーです。
本文の後には、自分の名前と住所を書きます。履歴書にも連絡先は記載しているはずですが、添え状にも電話番号やメールアドレスを書いておくとより親切かもしれません。電話番号やメールアドレスを複数持っている方は、履歴書に記載したものと異なる連絡先を書かないように注意しましょう。
ここでは、看護師向けに履歴書・添え状を送る封筒の書き方を解説します。履歴書や添え状の内容だけでなく、封筒の書き方にも気を配りましょう。
宛先は封筒の表に、縦書きで記入します。前項の添え状に書く「宛名」で解説した内容と同じく、法人名、病院名(施設名)、部署名、役職名、担当者名(様付け)をそれぞれ正式名称で書きましょう。
自分の名前と住所は、封筒の裏に書きます。このとき、名前と住所は封筒の裏面の中心から左側に記入するよう注意してください。
封筒の表、宛先を書いた左下に赤い字で「履歴書在中」と記入します。履歴書だけでなく、職務経歴書やそのほかの応募書類も同封されている場合は「応募書類在中」と書きましょう。
履歴書や添え状の内容が完璧でも、送り方や書類の入れ方に不備があると「この看護師を採用して大丈夫かな?」とかえってマイナスになってしまいます。履歴書や添え状を送付するときは、以下のマナーに気をつけましょう。
封筒は、A4サイズの白無地のものを用意しましょう。A4サイズであれば、履歴書や職務経歴書、添え状といった書類を折らずに同封できます。
履歴書は提出期限ギリギリではなく、締め切りに間に合うよう余裕を持って早めに送付しましょう。また、配達の料金不足にも注意が必要です。料金が不足していると郵便物は手元に返ってくるか、送られた側が不足分の料金を払って受け取ることになってしまうので、投函前には郵便局で料金を確認してから送ったほうが無難です。
折れや濡れ、汚れなどを防ぐため、添え状を含む応募書類は透明のクリアファイルに挟んで封筒に入れてください。上から添え状、履歴書、職務経歴書、そのほかの応募書類の順番で入れ、添え状を一番上にしましょう。
履歴書や添え状の送付の際、宛先や内容の誤字脱字には十分注意しましょう。応募書類の内容が完璧であっても、添え状に不備があるとイメージが悪くなってしまいます。添え状の有無や誤字脱字で合否は決まりませんが、書類の不備には気を付けましょう。
封筒の封にはのりを使用してください。私的な手紙であればセロハンテープで封をしても良いですが、ビジネスの書類ではマナー違反と受け取られてしまう可能性があります。また、封をした後には中央に「〆」と書きましょう。
履歴書の封筒マナー!看護師向けにサイズや宛名の書き方を解説しますでは、履歴書や添え状を入れる封筒のマナーについて詳しく解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
ここでは、履歴書に同封する添え状に関しての疑問を解決していきます。添え状の書き方・送り方に不安がある方は、以下を参考にしてみてください。
応募書類や添え状は手書きをイメージしがちですが、指定がない限りパソコンで作成しても問題ありません。なかには、スマホのアプリで履歴書を作成する人もいるようです。
自筆で作成するメリットは個性や人柄の伝わりやすさ。人柄を重視する応募先では手書きが好まれる傾向にあります。パソコンで作成するメリットは、データを保存・編集できることです。書き損じによる書き直しの心配がないので、複数の施設に応募するならパソコンで作るのも良いでしょう。
看護師の方が面接で履歴書を手渡しするときは、添え状は不要です。添え状は病院側が封筒の中身を確認しやすくするために同封するものなので、郵送時のみ必要になります。
履歴書や添え状を書き間違えてしまったときは、基本的に新しく書き直しましょう。修正テープや修正液を使うとその部分だけ目立ってしまい、やや不格好な書類になってしまいます。また、志望度が低いと捉えられてしまう場合もあるので、控えたほうが無難です。書き損じのない履歴書を書くコツとしては、鉛筆での下書きや内容をメモに書くといった方法があります。
添え状はあくまで封筒の内容を伝えるための書類なので、自己PRを書くのは控えましょう。志望動機や自己PRといったアピール内容は、履歴書の書面と面接でのみ伝えるようにしてください。
看護師の方をはじめ、応募先に履歴書を送付するときは、封筒の中身を伝える添え状を同封しましょう。また、書類は期限に余裕を持って送る、書類はクリアファイルに入れるといったマナーも重要です。採用担当者に好印象を抱いてもらうためにも、転職活動では書類の書き方・送り方にも気を配りましょう。
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