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看護師になりたくない…不安を抱く看護学生がやるべきこととは

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就活を控えた看護学生の中には、「看護師になりたくない」と現場に出ることに対して不安を抱えている方も多いようです。社会人として、また看護職として不安を抱えるのは当然のこと。当コラムでは、多くの人が抱く不安要素とその解決法を解説しています。


卒業を控えた段階で「看護師になりたくない」と不安を抱く看護学生の方も多いようです。人命を預かる看護職の現場で働くのが不安、職場の雰囲気が心配、社会に出ることが嫌など、看護師になりたくないと思う理由は人それぞれ。それらの悩みは、実情を知ることや考え方次第で解消できることもあるでしょう。本コラムでは、看護学生が看護師になりたくないと感じる原因や、看護師になることへの不安を軽減する方法を解説しています。

看護学生が「看護師になりたくない」と思う理由とは


看護師になりたくないと思う理由は、看護業務や労働環境についての不安が多いようです。
下記に看護学生が不安に思いがちな要素を挙げました。

夜勤が辛そう


夜勤は、病棟勤務では避けて通ることができない勤務といえます。普段寝ている時間や仮眠明けに集中して勤務ができるか、不規則な生活で体調を壊さないかなど、夜勤に関する不安は多いようです。また、スタッフの数が少ない夜間に患者さまの急変があった場合、適切に対処できるかという不安感を持つ人も多くいます。

先輩看護師が怖そう


少しのミスが人の命に関わる看護の現場。先輩看護師が指導や指摘をするとき、言葉をオブラートに包んでいる暇がないことも考えられます。処置の手際の悪さやミスに対する先輩の指導が厳しそうで、「心が折れてしまうかも」という不安があるようです。

激務に耐えられるか


看護職は、体力・精神力ともに必要とされる職業です。夜勤などの長い勤務に耐えられるか不安に感じる人も多いようです。また、配属する部署や診療科によっては、慌ただしい状況の中で処置をしなければいけないことも多く、目まぐるしく変わる環境に付いていけるか不安を抱く人もいます。

自分の医療処置が不安


実務経験がない看護学生は、現場での自分の医療処置に対してスキル不足と感じることも。実際に「人」に処置ができるのか、不安を抱えることもあります。授業や実習とは異なる医療現場で、自分の処置が患者さまに苦痛を与えないか、患者さまに予想外の質問をされたら何と答えればよいのか、など患者さまを受け持つことに対する不安や心配も多いようです。

看護学生が不安を軽減するための方法


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ここでは、前項で述べた「看護師になりたくない」という不安を軽減する方法をご紹介します。

新人のうちは経験を積むための重要な期間だと考える


「最初は誰もが未経験者」とよく言われます。入職してすぐは、多くのことを教えてもらえる時期であるとともに、多くのことを吸収できる時期でもあります。看護業務、とくに夜勤に関する不安が多いようですが、「自分には何ができるか確認する」「周りの状況を俯瞰して見る」「先輩に指示を仰ぐ」など落ち着いて対処してみましょう。
新人のうちは先輩看護師に付き場数をこなして、経験を積む貴重な期間だと考えましょう。

誰もが挫折を経験することを知る


失敗や先輩からの指導が不安な場合、「誰もが失敗をする」ということを覚えておきましょう。失敗を指摘してもらい間違いに気づく、そして繰り返さないように気をつけることが肝心です。
指導する先輩も、新人の時には失敗をしたことでしょう。先輩看護師によくある失敗談には、以下のようなものがあります。

・新人の時はルートの留置や採血が苦手で失敗してしまった
・投薬のミスをしそうになってしまった
・夜勤の巡回の際、懐中電灯の明かりを寝ている患者さまの顔に当てて起こしてしまった

上記はごく一部の例で、誰もが失敗や挫折を経験しますが、重要なのは「失敗を次にどう活かすか」ということ。失敗や苦手意識を克服するために何をすればよいのかを考え実践することが、看護師として社会人としての成長に繋がります。

他人に相談する


自分ひとりで不安や悩みを抱え込むのは避けましょう。これは、看護学校を卒業して社会人になってもいえることです。まずは、「何に対して不安を感じているのか」学校の先生や家族、友人に話してみましょう。同じ不安を抱えている友人もいるかも知れません。悩みや不安を共有することや、新しい視点でのアドバイスをもらうことによって解決する問題もあります。

自分に合った職場の見つけ方


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自分に合った職場を見つけることは、「看護師になりたくない」という不安を軽減する方法のひとつです。ここでは、その「自分に合う職場」の見つけ方をご紹介します。

自分が目指す看護師像を確認


自分が将来、どのような看護師になりたいのか明確にしておきましょう。「資格取得をしてキャリアアップをしたい」「患者さまやご家族とじっくり向き合える看護師になりたい」など具体的に考えます。

譲れない勤務条件をリストアップ


無理のない勤務を目指すには、「これだけは譲れない」という条件を挙げておきましょう。
例として、以下のものがあります。

・夜勤の回数や休日などの勤務体制
・教育やキャリアアップへのバックアップ制度
・患者さまとの関わり方
・病院の規模

看護師としての経験やスキルを積む時期には、あまり条件面にこだわりすぎてもいけませんが、看護に関する考えや自分が働きたいと思う職場の条件をまとめましょう。

職場をリサーチ


上記が終わったら、自分の希望を実現できそうな職場を探します。自分らしい働き方ができるか、なりたい看護師像に近づくことができる教育体制が整っているか、資格取得のための助成制度があるかなどをチェック。また、患者さまとの向き合い方や看護体制が自分の考えとマッチしているかも重要です。
就職説明会へ参加すると、職場に関する説明とともに、院内見学も実施されることが多いため、スタッフの雰囲気や設備といった働く環境を実際に見ることができます。

医療機関以外の看護師の職場


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看護師さんの勤務場所の多くはもちろん病院です。しかし、医療機関以外でも下記のような職場で看護師として活躍できます。病院での看護業務が自分に合わないから看護師になりたくない、と感じた場合の参考にしてみましょう。

・保育園
近年は、保育の質向上を目指し、看護師さんが在籍している保育園が増えています。
園児の健康維持や急病の際の対処がメインですが、保護者やほかの職員への感染症対策の説明やフォローも行います。

・高齢者介護施設
ご利用者のバイタルチェックや相談への対応のほか、主治医と連携し必要な医療処置を行います。急性期病棟のような忙しさはないことが多いものの、ご高齢者の「生活の場」であるので、日常生活の介助なども業務に含まれることもあります。

・一般企業
産業看護師と呼ばれます。一般企業に就職し、その企業の従業員を対象に健康指導や健康相談への対応がメイン。病院のように、多様な患者さまが対象ではない点が特徴です。

・健診センター
健診センターや健診車で、企業や地域の健診を行います。健診に訪れた人の誘導や採血、各種測定が主な業務です。健診は時間が決まっていることが多いので、基本的には残業が少なく、定時で帰ることができるのが特徴。また、献血ルームでの採血といった業務がある場合もあります。

・救護室
テーマパークなどの救護室での勤務。ナースキャストとして、急病やけがをした人の処置にあたります。場合により、病院搬送に付き添うケースもあるようです。混雑が予想される休日が出勤になることが多いという特徴があります。

初めての社会人、初めての看護師としての業務など、第一歩を踏み出す時に不安はつきものです。しかし、新たな生活の始まりを前向きに捉えることや楽しみを見出すこと、無理をしないことで「看護師になりたくない」という不安を軽減し、新しい生活のスタートを切りましょう。