
本記事では、看護師さんの記録業務をサポートするシステムを開発した企業、ヨガセラピストの育成を通してヨガセラピーの普及啓発に尽力する法人、医療現場の新しい研修手段としてVR技術を用いたサービスを提供する企業を紹介します。
医療現場に革新的な技術を導入してより良い環境にしたい看護師さんや、プラスアルファのスキルを習得して広く活躍したい方はぜひ最後まで目を通してみてください。
「音声」と「ことばAI」をかけ合わせ、医療・ヘルスケアの分野におけるDXソリューションを提供するSHANRI株式会社。これまでに積み重ねられてきた医療ことばを多くの人々と共有して新しい価値を生み出し、その価値によってみんなでみんなを支え合えるような社会の実現に向けて尽力しています。

看護師は1日の業務量が多くなりやすい傾向にあり、例えば患者さんの対応に追われて記録業務が後回しになってしまうこともあるでしょう。
こうした記録業務にかかる負担を、少しでも軽減できるようにサポートしてくれるのが同社の簡単音声記録「メディカルメモ」です。
マイクのアイコンをタップしてパソコンやスマートフォンのマイクに向けて話すことで、音声による書き起こしができる同システム。直感的な操作を実現しており、どのような看護師さんでもすぐに操作に慣れることが可能です。
また、医療用語にしっかりと対応し最適な単語に変換してくれるため、後で見返した際に誤変換されていて内容がわからないといった心配もありません。
もちろん、手作業にて記録の編集を行うことができるので、万が一の誤変換や脱字などがあったり、追加したいことが出てきたりしても容易な修正が叶います。
システムの基本として用意されているのは、自由に記録が取れる「MEMO」と、看護記録の記入方法の一つであるSOAP形式で記録が取れる「SOAP記録」の2種類です。
ここで書き起こした記録は、メールで各媒体に送信することができます。
記録を見ながら手作業で改めて転記する手間を省けるのは、忙しい看護師さんにとって救世主とも言えるのではないでしょうか。

なお、同社では同システムをより便利で使いやすいものにするべく、API連携でカスタマイズを可能にしたり、新たな機能を追加することでさらなるアップデートを続けたりしています。
こうした業務の効率化を図れるものが医療現場に導入できれば、看護師さんの負担の低減につながり、人材の定着ひいては患者さんに寄り添った医療の提供にも結び付いてくるかもしれません。

一般社団法人日本ヨガメディカル協会は「医療にヨガを」というコンセプトのもと、医療をサポートするヨガセラピーの普及啓発活動に取り組んでいます。
一人ひとりのニーズに沿って「運動」「安心」「休息・回復」の3つの軸をバランス良く組み合わせるヨガセラピーを通し、医療現場において、患者さんやそのご家族、そして医療従事者が、安心して心身ともに健やかに過ごせる環境づくりを目指しており、現在、70名以上の医療従事者の方々が同法人の理念に賛同しメディカルサポーターとしてヨガセラピーの普及に協力しています。
同法人では、心身に不調を抱える方の回復をサポートできるセラピストとしてのヨガのスキルを習得した質の高いヨガセラピストの育成に取り組んでいます。
同法人が提供する「YMSJ認定ヨガセラピスト」の認定プログラムは、「ベーシックコース」と「スペシャライズドコース」の2種類で、しっかりと段階を踏んで、ステップアップすることが可能です。
講座の受講期間はベーシックコースが5年以内、スペシャライズドコースは無期限と長く確保されています。また、講座の受講順も定められていないため、仕事やプライベートとの兼ね合いを考慮しつつ、関心やタイミングの合うものから自分のペースで受講できます。
基本となるベーシックコースの講座内容は、ヨガの概念からポーズの伝え方、社会的マナー、マインドフルネスまで幅広く、基礎をしっかりと学べます。
一方、スペシャライズドコースでは専門性を伸ばせるよう、「マインドフルネス」「シニア」「リストラティブ」「乳がん」の4つの分野があり、ヨガセラピストとしてのスペシャリストを目指すことができます。
受講生には、医師、看護師、理学療法士医療関係者など医療従事者が多く、実際に職員のストレス緩和や患者さんへの補完医療としてヨガセラピーを導入している医療機関も徐々に増えてきており、「患者さんが治療に対して前向きになった。」「コロナ化で患者さんも家族も不安や心配、ストレス の絶えない状況だったが、不安が和らぎ、安心して過ごせるようになった。」「医療従事者として時間に追われる中でゆっくり自分と向き合う時間がリラックスできた」などの感想が寄せられています。
患者さんだけでなく、医療従事者の心と身体をサポートすることができるヨガセラピーを日本ヨガメディカル協会で学んでみてはいかがでしょうか。
修了生の方々の声を動画にされています。気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
建設シミュレーションや教育・トレーニング、観光プロモーションなどさまざまな分野でVR技術を駆使したサービスを提供する株式会社キシブル。全国で5つの大学との共同研究や開発などで培った最新技術をもとに、企画から制作までワンストップで携わることにより、それぞれの顧客が求めるニーズに対して最適なソリューションを実現しています。

医療従事者が手技や医療機器の操作方法などの研修を行う際には、実際に体を使って体験する方法が効率的ですが、場合によってはそれが難しいこともあるでしょう。
そこでリアルな空間の中で擬似的に研修できるシステムとして、同社と山口大学が共同で開発したのがVR教育共有システム「iVRES」です。
同システムの特長は、VRゴーグルを装着して臨場感を感じつつ、複数人が同時に同じ内容で研修できること。VR動画を共有して当事者の視点から手技や作業の流れを掴んだり、仮想空間でアバター越しにコミュニケーションをとったりと、リアルさながらの研修が行えます。
研修を実施するホスト側はVR動画を自由なタイミングで停止・再生することが可能で、詳しく説明したいときや医療従事者から質問があったときなどに便利です。
従来は先輩の動きを見て覚えるという教育が中心でしたが、360度の視野を活用することで熟練者の視点を言語化しやすいので、理解度をより深められるポイントとなるのではないでしょうか。
VR動画のコンテンツは、医療機関で実際に行う手技や医療機器の操作方法などを、市販のVRカメラで撮影して取り込んで使用します。
撮影したVR動画を取り込むにあたって、編集の必要がない点は見逃せません。
編集するとなるとどうしても手間や時間がかかってしまううえ、苦手意識を持つ方が出てくる可能性もありますが、編集なしで簡単にコンテンツを作成・追加できる同システムなら、そのような方でも抵抗感なく撮影に挑めるでしょう。

さらに、同システムはインターネット経由ではなくローカルWi-Fiでつながる仕組みで、医療機関のコスト負担の低減のみならず、情報漏洩防止にも役立ちます。
強固なセキュリティ対策が求められる医療機関だからこそ、セキュリティ面に配慮できるのはありがたい部分と言えるかもしれません。
これまでは実際に行うことが難しかった研修でも、同システムを取り入れることで実体験に近い感覚が得られるため、医療従事者のさらなるスキルアップに有用となるはずです。
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