アートメイク看護師とは?スクール選びのポイントやメリットも紹介

アートメイク看護師とは?スクール選びやメリットも紹介のイメージ

「アートメイク看護師が気になる」「アートメイク看護師は自分に合っている?」と興味を持っている看護師は多いのではないでしょうか。
ここでは、アートメイク看護師を目指す方法やスクール選びのポイント、アートメイク看護師のメリットなどについて詳しく紹介します。
この記事を最後まで読み終えてもらえれば、アートメイク看護師が自分に合った働き方なのか分かるでしょう。
アートメイク看護師への転職を視野に入れている方はぜひ参考にしてください。

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アートメイク看護師とは

アートメイク看護師とは、美容クリニックなどでアートメイク施術を担当する看護師です。
アートメイクの仕事内容・役割や必要な資格などについて、分かりやすく解説するので確認してみましょう。

そもそもアートメイクとは

アートメイクとは、専用の針を使って皮膚の浅い層に色素を入れることで、眉やアイライン、リップなどをメイクしたような状態に整える施術です。
一般的なタトゥーとは異なり、皮膚の比較的浅い部分に色素を入れるため、時間の経過とともに徐々に薄くなっていく特徴があります。
メイクの時間を短縮でき、汗や水で落ちにくいことから、幅広い年代の人に利用されています。

主な仕事内容・役割

アートメイク看護師の仕事内容・役割は、施術だけではありません。
まずは施術前に患者様の希望や顔のバランスを確認しながらデザインを提案し、施術内容について説明します。
また、施術後はアフターケアの説明や肌状態のチェックなども必要です。
そのため、技術力だけでなく、患者様の希望をくみ取るコミュニケーション能力や美容に関する知識も求められるでしょう。

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必要な資格

アートメイクは医療行為とされており、医師または看護師の資格を持つ人のみが施術を行うことができます。
ただし、デザイン力や技術力が求められる為、資格を持っているだけで施術ができるわけではありません。
美容クリニックで研修を受けたり、専門スクールで技術を学んだりして、施術のスキルを身につけるのが一般的です。

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アートメイク看護師を目指すには

アートメイク看護師として働くには、クリニックやスクールで施術スキルを学ぶ必要があります。

アートメイク看護師を目指す主なルートは下記のとおりです。

  • 皮膚科や形成外科で経験を積む
  • 美容クリニックで技術を学ぶ
  • スクールに通学する

「アートメイク看護師になるにはどうすればいいの?」と悩んでいる方は参考にしてみましょう。

皮膚科や形成外科で経験を積む

アートメイク看護師を目指す場合、まず皮膚科や形成外科で経験を積むと良いでしょう。
皮膚に関する知識や処置を学ぶ機会が多く、アートメイクの施術に役立つ基礎知識を身につけられるためです。
皮膚の構造や感染対策、処置技術などを理解しておくことで、安全性の高い施術につながります。

美容クリニックで技術を学ぶ

アートメイクの施術を提供している美容クリニックでは、研修制度を設けている場合があります。
実際の施術を通してデザインの考え方や色素の入れ方、アフターケアなどを学べるため、実践的なスキルを身につけやすいでしょう。
ただし、未経験者の採用はクリニックによって条件が異なるため、教育制度が整っている職場を選ぶことが大切です。

スクールに通学する

アートメイクについてしっかり学びたい方は、アートメイクの専門スクールに通い、基礎から技術を学ぶ方法がおすすめです。
スクールでは、皮膚の構造や衛生管理、デザイン技術などを体系的に学ぶことができるため、未経験でも知識を身につけやすいでしょう。
また、実技講習を通して施術の流れや機器の扱い方を練習できる場合もあります。

看護師がアートメイクスクールを選ぶポイント

アートメイク看護師として技術を習得するために、専門スクールへ通う看護師も少なくありません。
しかし、スクールによってカリキュラム内容や講師の経験、費用などは異なります。
アートメイクスクールへの通学を検討している方は、スクール選びにお役立てください。

カリキュラム・講習形式

アートメイクの施術部位は、眉やアイライン、リップなどさまざまです。
特定の施術部位を学びたいのか、複数の部位を学びたいのかによって、選択するコースが異なります。
また、対面授業では講師から直接指導を受けられるため、スキルアップしやすいでしょう。
その一方で、オンライン授業だと働きながらスクールに通うことができ、ライフスタイルに合った講習を選ぶことが大切です。

講師の実績や相性

スクールを選ぶ際には、講師の実績も重要なポイントです。
これまでの施術実績や指導経験、受講生の評価などをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
また、技術を習得するためには講師との相性も重要となるため、説明が分かりやすいか、質問しやすい雰囲気かなどもチェックしてください。

かかる費用

アートメイクスクールの受講費用は、スクールによって異なり、20~50万円ほどが相場です。
対面授業に比べて、オンライン授業の方が費用が抑えられる傾向にあります。
また、受講費用のほか、機材費や教材費が別途必要になる場合もあるため、総額でどのくらいかかるのかあらかじめチェックしておきましょう。

アートメイク看護師のメリット

アートメイク看護師は、美容医療の分野で活躍できる看護師のキャリアの一つです。
アートメイク看護師のメリットとして下記が挙げられます。

  • 達成感ややりがいを得られる
  • 規則正しい生活を送りやすい
  • 独立開業を目指せる
  • 美容分野の転職で有利になりやすい

それぞれのメリットについて詳しく紹介するので、どのようなメリットが期待できるのか確認してみましょう。

達成感ややりがいを得られる

アートメイクの施術によって、眉の形やリップラインなどを整えることで、患者様の印象が大きく変わるケースは珍しくありません。
施術後に患者様から感謝の言葉をもらえることもあり、達成感ややりがいを感じやすいです。
また、ザイン力や施術技術が仕上がりに大きく影響するため、自分のスキルが成果として表れやすく、モチベーションを保ちながら働けます。

規則正しい生活を送りやすい

アートメイク看護師が働く美容クリニックでは、基本的に日勤中心の勤務が多く、夜勤がありません。
そのため、病棟勤務のような不規則なシフト勤務と比べて生活リズムを整えやすいでしょう。
ワークライフバランスを重視して働きたい看護師にぴったりです。

独立開業を目指せる

クリニックで実績を積んだアートメイク看護師は、独立開業を目指すことができます。
もちろん、開業する際は医師やクリニックとの連携が欠かせないため、法律面の確認が必要です。
自分の技術を活かして自由度の高い働き方をしたいと考える看護師にとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

美容分野の転職で有利になりやすい

美容クリニックでは、医療脱毛や美容施術などさまざまなサービスを提供しており、アートメイクの技術を持つ看護師は貴重な人材です。
そのため、アートメイクの施術経験がある看護師は、美容分野の転職において高く評価されやすいでしょう。
美容医療の分野で長く働きたいと考えている看護師にとって、専門技術を身につけることはキャリアアップにつながる可能性があります。

アートメイク看護師の注意点

アートメイク看護師は美容分野で活躍できる魅力的な仕事ですが、働くうえでいくつか理解しておきたい注意点があります。
注意点を把握しないままのキャリアチェンジは、キャリア選択後のミスマッチにつながるかもしれません。
アートメイク看護師の注意点を紹介するので、キャリアチェンジ前に把握しておきましょう。

責任が求められる

アートメイクの施術は、皮膚に針を刺して色素を入れる医療行為であり、デザインや色素の入れ方によって仕上がりが大きく変わります。
また、施術から2~3年ほどアートメイクが残るため、患者様の希望を十分に確認しながら、慎重に施術を行わなければなりません。
さらに、感染対策や衛生管理を徹底し、安全に施術を行うことも重要です。

アートメイク=医行為である

アートメイクは医療行為とされており、日本では医師または医師の指示のもとで看護師のみが施術を行うことができます。
厚生労働省の「美容医療に関する取扱いについて(P3)」によると、「針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為のうち、施術箇所に本来存在しうる人体の構造物(眉毛、毛髪、乳輪・乳頭等)を描く行為及び化粧に代替しうる装飾(アイライン、チーク、リップ等)を描く行為は、医行為に該当するものである」としています。
アートメイクは医行為であり、看護師の判断で行えない点に注意しましょう。

出典
厚生労働省「美容医療に関する取扱いについて(P3)」(2026年3月16日参照)

サロン施術は行えない

アートメイクは医療行為に該当するため、エステサロンや美容サロンなどで施術を行うことはできません。
提携している医師から指示書があっても、医療機関以外でのアートメイクの施術は医師法違反に該当する可能性があります。
もしも独立開業する場合、保健所に届け出のあるクリニックと業務委託の契約を結び、クリニックの診察室で施術を行いましょう。

施術の名称を変えても規制の対象となる

「落ちないメイク」「半永久メイク」など名称を変えてアートメイクを提供したからといって、施術が医療行為でなくなるわけではありません。
皮膚に針を使って色素を入れる行為であれば、医療行為と判断されます。
医療機関において、医師の管理下で施術を提供しなければならない点に注意してください。

医師法に違反するリスクが生じる

医療機関以外でアートメイク施術を行った場合、医師法違反と判断されるかもしれません。
厚生労働省の「美容医療に関する取扱いについて(P4)」によると、看護師が医師の指示なくアートメイクを行うことについて「医師法第17条や保助看法第37条に違反する。」としています。
医師法違反によって罰金以上の刑が確定すると、看護師免許の取り消しや停止といった行政処分が科せられる場合があるでしょう。

出典
厚生労働省「美容医療に関する取扱いについて(P4)」(2026年3月16日参照)

看護師としてブランクが空く

アートメイク看護師の業務では、採血や点滴などの看護技術を使用する機会はほとんどなく、看護師の臨床経験としてカウントされにくいです。
将来的に病院やクリニックへの復帰を考えている場合、ブランクが空くことを考慮しておきましょう。
その一方で、美容医療の分野で専門スキルを身につけられるため、キャリアの方向性を明確にすることが大切です。

SNSマーケティングによる集客が必要である

アートメイクを始めとした美容施術では、施術実績や症例写真をSNSで発信することによって、新規顧客の獲得につながります。
そのため、アートメイク看護師は施術技術だけでなく、SNSを活用した情報発信やブランディングが求められるでしょう。
売上拡大によってインセンティブが支給されるクリニックでは、給与やモチベーションのアップが期待できます。
また、将来的に独立開業を視野に入れている看護師は、マーケティングの視点が欠かせません。

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アートメイク看護師についてよくある質問

ここでは、アートメイク看護師についてよくある質問を紹介します。

アートメイク看護師に将来性はありますか?

メイク時間の短縮や外見の印象改善を目的にアートメイクを受ける人が増えており、人気の高い施術です。
したがって、アートメイク看護師の需要は今後も十分見込めます。
また、十分な実績やスキルを身につければ、将来的に独立開業を目指す選択肢もあるため、美容分野で長く働きたい看護師にとって将来性のある仕事と言えるでしょう。

アートメイク看護師は身体的な負担が大きいですか

アートメイク看護師の仕事は、病棟勤務のような夜勤や力仕事が少ないため、体力的な負担は比較的少ないです。
しかし、ただし、施術中は長時間同じ姿勢で細かい作業を行うことが多いため、肩や腰に負担を感じる場合があります。
また、集中力を維持しながら繊細な作業を続ける必要があるため、精神的な疲労を感じやすく、働き方や体調管理を意識することが大切です。

まとめ

アートメイク看護師は美容医療分野において、看護師資格を活かして働ける職種の一つです。
眉やリップなどのアートメイク施術を通して患者様の外見の悩みを改善できるため、やりがいや達成感を感じやすい仕事と言えます。
また、夜勤がない職場が多く、生活リズムを整えやすい働き方ができる点も魅力です。
ただし、アートメイクは医療行為であるため高い責任が求められるほか、法律や医療体制を理解して働く必要があります。
注意点を把握したうえで自分に合ったキャリアパスであるか慎重に検討することが大切です。

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この記事を書いた人
村山 夕梨恵
看護師ライター
看護学校卒業後、公立病院の循環器内科・脳神経内科の混合病棟に配属。特別養護老人ホームやデイサービス・訪問看護の事業所への転職を経験する。 現在はフリーランスの看護師ライター/Webディレクターに転向。看護師転職/美容医療/審美歯科/介護分野に関するコンテンツ作成に従事。
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