
看護師なら、一度は聞いたことがある“3K”という言葉。「危険・きつい・汚い」の頭文字をとって3Kと言われますが、その上をいく“9K”が今回のテーマです。
とくに病棟で働く看護師は精神的にも肉体的にも重労働なイメージがつきものですし、実際のところ「看護師の9Kは真実なのか」をリサーチしてみました。
通常の業務をしながら看護記録を処理するのは難しいという意見が多く、残業して記録を書くとなれば必然的に帰る時間が遅くなるようです。
ほかにも夕方からの入院受け入れやドクターの指示待ち、通常の業務で処理できなかった雑務などイレギュラーな“居残り”もあって、ほとんど定時に帰れることはないそうです。
世間では看護師に高収入なイメージをもつ人も多いですが、長時間の夜勤に対する手当がなければ普通のOLと変わらないくらいの給料かもしれません。
額面を見れば低賃金ではありませんが、交代制の不規則な生活や命に関わる特殊な知識を必要とされる専門スタッフとして考えると、高い給料とは言えないのではないでしょうか。
ただでさえ最低限の看護師で業務している状況で申請した通りの休暇がとれるはずもなく、ましてや病棟勤務は正月もゴールデンウイークも関係ない職場。
有休が午前だけだったり午後だけだったりするケースも珍しくないようで、そうした労働条件の中で“高収入だ”なんて言われると、さすがにイラッときちゃいますよね。
もはや看護師のジンクスと言っても大げさではありません。日本看護協会の調査によると25歳~29歳の看護師の未婚率は75%。
出会いが少ないという環境もありますが、それに加えて出会いに費やす時間がないというのも理由の一つと考えられます。恋人がいても何かと“すれ違い”も多くなるようですし…。
美容に関する問題も看護師の大きな悩み。夜勤が重なると肌の調子も悪くなりやすく、ホルモンバランスの乱れから厄介な肌トラブルも増えてしまうようです。
さらに、ストレスや睡眠不足、喫煙や不健康な食生活などもあわさって、化粧のノリも悪くなる状態。スキンケアだけでなく、日頃から肌に良い栄養を心がけている看護師も多いそう。
肉体的な業務もあるでしょうが看護師という職業柄、精神的なきつさも体へ負担をかける大きな要因となっており、ストレスを感じて不調を起こす看護師も少なくありません。
また、看護師は医者と患者との板挟みのなかで業務しますから、いろいろと多用に気も遣うでしょうし、人それぞれ大なり小なり“きつい”と感じる場面はあるのではないでしょうか。
誇りをもって看護師を続けている人が多く、ネガティブなイメージよりも「看護師にしかできないケア」というポジティブな意識で取り組んでいる意見が目立ちました。
世間一般的にみれば汚いというイメージがあっても、看護の観点では患者の状態や健康を知るための大事な情報の一つと言えるでしょう。
医療機器や薬剤の取り扱い、感染症や病原菌へのリスクなど、看護師は医療現場ならではの危険が伴う仕事。
どの職場に行っても看護師である限り少なからず危険やリスクは伴うでしょうし、日々の自己管理が求められることは言うまでもありません。
これについては全てを一まとめにしたKですが、過酷か過酷でないかは人それぞれの職場次第。ただ一つ言えることは、トータル的に考えると決して楽な仕事じゃないことは確か。
そうした環境のなかであっても、労働条件を見極めながら自分にあった職場を選ぶことも大切。働く場所は、スキルアップやキャリアを左右する問題でもあります。
あまりにも職場環境が悪く“耐えられない”と悩んだときは、現状を見つめ転職を考えるのも一つの選択肢です。
くれぐれも無理をして自分を追い込まないように、冷静に看護師という仕事と向き合っていきたいですね。
過酷な労働環境を表現する、きつい、汚い、危険にさらに6個の項目を足した造語です。帰れないや給料が安い、休暇が取れないなどの項目があります。そのほかの項目についてくわしく知りたい方は「看護師の9Kは本当なのか?病棟で働くナースの本音は?」をご覧ください。
例えば通常の看護業務をしながら看護記録を処理したり、イレギュラー対応や雑務も多く、長時間労働になりやすいという背景があります。ほかにも、生命に関わることで緊張を強いられたり、医師と患者の板挟みになってストレスを感じ、体調を崩す看護師もいることなどが理由として挙げられます。
トータルで考えると看護師の仕事は決して楽なものではありませんが、労働環境についての感じ方は個人差があり、職場によっても大きく変わります。労働環境に悩んだら、思い切って転職を考えてみるのも手でしょう。転職を考える際は「看護のお仕事」をぜひご活用ください。
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